えくぼ

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続「歌の国、名古屋」

2018-03-21 10:37:46 | 歌う
14日のブログで私は「未来」で大活躍の歌人たちの歌を挙げた。この特集は
盛りだくさんである。小塩卓の「名古屋歌壇のディ一プな百年」に注目、

「名古屋の歌人は🌼名古屋短歌会館へと足を運ぶ、これは自慢してよい」と述べている、この特集でいま大活躍の歌人たちが名古屋出身であることを知った。

🌼 小島ゆかり

ふるさとは名古屋です。時の彼方よりチンチンチンと花電車来る

🌼 彦坂美喜子

超高層ビル増殖し続ける名古屋駅

(三四郎)の泊まりし宿を思いおり

🌼 島田修三

母に抱かれ尾張の冬に来し童子は七歳と十歳の父なるよ今は

🌼 加藤孝男

イタリアの革張りの机自慢する春日井建の壮年のころ

🌼 大塚寅彦

年古りてわれも何かに化したしよ物の怪したし昔語りに

🌼 荻原裕幸

大名古屋どうしてかくも何もなくうはつく春の器であるか

🌼 西田政史

誰も来ない公園あまた沿線にひらく消えゆく記憶のごとく

🌼 谷川でん話

名古屋とう架空の都市を生き抜いて野良猫がラブホテルを齧る

この特集を読みながら春の名古屋に行きたくなりました。

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