~ 京都がNO.1 ~
米国の大手旅行雑誌の読者投票で京都がNO。1になった。昨年に続き2年連続である。北米の富裕層をターゲットにした雑誌「トラベル+レジャー」は部数100万部近く、世界的な影響力があるらしい。ランキングは、風景や文化芸術、食事などの総合評価で決まる。2年余り前に和食が世界無形文化財に指定されたことも追い風になったのではないか。特に京都の和食は目にもおいしい。懐石料理、湯豆腐、夏の川床料理、、。二条城、平等院など17もの世界文化財のある京都で味わう和食の魅力。昨年から人気が急上昇したのは円安やオリンピックの影響か。日本政府観光局によると米国人の今年5月の訪日9万2200人。
梅雨あけの京都 五首 松井多絵子
古都に来て三千院のあじさいの老いたる青にわれは安らぐ
三十度のままの夕ぐれ山裾の杉に触れればひんやりとして
貴船にてこれが最後の晩餐のように川床料理を味わう
唐揚げのアマゴ塩焼きの鮎たぶんこれらは川の若き魚たち
暗闇にささやく声が、ほうたるの求愛なんだよ、ほら、あの光り
2年前の7月下旬の京の旅での歌である。今年は高尾の川床会席を、と思いながら「旅」のPR誌をあれこれ見ている、コーヒーを飲みながら「旅」のPR誌で旅を楽しんでいる。仮想の旅をするのも楽しい。高尾の川床会席は最後の晩餐に、先送りしようかしら。
7月9日 松井多絵子
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