えくぼ

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朝日歌壇賞の4人

2019-01-06 14:35:53 | 歌う
本日1月6日、💐朝日歌壇賞の発表
🌟馬場選 (岐阜市)後藤進
はつ夏にめんどりの声はるかして地球のどこか卵生れたり
(馬場評)一個のたまごが産み落とされた初夏を地球規模で捉え、生命誕生が祝福された。

🌟佐佐木選 (熊谷市)内野修
人間に自然に春の嵐吹き兜太の骨のどつかりとあり
(佐佐木評)兜太さんにふさわしいスケ一ルの大きな挽歌。兜太さんも喜ぶだろう。

🌟高野選 (越前市) 内藤丈子
金沢の駅に降りたち金箔のアイスに出逢ふ ああ百万石
(高野評)金箔入りアイスに出逢った驚き。ああ百万石という結句がいい。

🌟永田選 (高松市)島田章平
「さう思ふ」「どちらでもない」「思はない」いつも多数は「どちらでもない」
(永田評)民主主義の最大の敵は横暴な権力ではなく民衆の無関心そのものである。

昨年の投稿歌から選ばれた4首、こんないい歌があったのに気がつかなかった私、、今年は丁寧に読みます。まず今日の入選歌から、.。

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