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サルも花粉症に

2014-02-22 14:37:36 | 歌う

           「サルも花粉症に」

❤わが投げしキウイを捕手のごと掴むサルよ今のはストライクだね  松井多絵子

 花粉症の時期になりました。鼻みず、くしゃみ、目のかゆみなどに悩まされる方が多いことでしょう。私も3月になりますと花粉症というほどではないですが、目も鼻も機嫌が悪くなります。折角春が始まるときに、杉のイヤガラセ。私は杉を讃える歌をいくつも作っているのに。

 人間にかなり似ているサルも花粉症になるそうです。広島県の宮島で、スギ花粉症を発生している野生のニホンザルが1986年に見つかり、その後、兵庫県の淡路島で野生のニホンザル272頭を詳しく調べたら、21頭が発症。全体の8%です。症状はヒトとそっくりで、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどに苦しんでいたとか。動物園のサルにも似た症状が見つかったとか。

 サルもヒトが花粉症になるのと同じ仕組みです。サルにもヒトにも、外からやってくる細菌やウイルスなどの「敵」から自分の体を守る免疫があり、その免疫が働き過ぎるのが原因とか。花粉を吸い込むと、花粉を敵として覚えておいて、次に出合ったときに間違えずに捕まえる「抗体」というものが、鼻の粘膜などでつくられます。この抗体は、粘膜にある「肥満細胞」という細胞とくっついて、次の戦いに備えるのです。再びやってきた花粉を抗体がキャッチすると、その信号が肥満細胞に伝わり「炎症を起こす物質」が出されくしゃみなどになる。もとは体を守る働きのはずが、炎症物質が出過ぎると鼻水や涙が止まらなくなるのです。

❤こんなときサルがにっこり笑ったらキウィ1個をまた投げるのに

                     2月22日  松井多絵子  

 


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