・・・ 韓国はいま氷河期 ・・・
♦ 氷河期を知るはずもなき人々がきびしきときを氷河期という 松井多絵子
3日前の☀新聞によると今、韓国の若者たちが就職の「超氷河期」に苦しんでいる。今年2月は11.1%の青年就職失業率。1997年の通貨危機以降で最高水準を記録している。就職できないため、恋愛、結婚、出産を放棄せざるを得ない「3放世代」ともいわれる。学歴社会で知られる韓国だが、就職の際には語学留学やボランティア活動、資格など「スペック」と呼ばれる要素が重視される。
若者の雇用が振るわない原因について、韓国政府は経済が低成長期に入ったことを挙げる。80年代のGDPは9.8%だったが、昨年は3.3%。低成長で人材の需要が減り、非正規を雇う傾向が強まっているとの指摘もある、ようである。
♦ くれないの牡丹のようなり、わが前のチマチョゴリまとう二人のおんな
♦ 野も山も車窓をながれセマウル号車内にながれるスローバラード
初めて韓国を訪ねたのは30年も前のこと。まず釜山に、そして各地をめぐった。日本のお隣りなのに女の服装が違う、言葉が、文字が、料理がまるで違う。でも景色は似ている。
♦ 武烈王古墳をのぞけば何もなく重き空気のわれに寄せくる
♦ 盗掘は日本人だという説を韓くにのガイドは小声にて言う
十数年前の秋に韓国の旅をしたときは黄葉が見事だった。ソウルは近代的な大都市、そして「冬ソナ」ブームの頃の韓国は日本以上に近代化しているように見えた。観光地には、あのヨン様の大きな写真、わたしは「冬ソナ」にしびれた女の一人だ。済州島へも行った。韓国にはかなり散財したが、ヨン様が消えてからキムチまで食べなくなってしまった。第二のヨン様が現れたなら。ドラマ✿「春ソナ」 韓国の経済を活性化するのではないか。こんなことを考えるのは私が政治や経済に疎いからかもしれない。 12月5日 松井多絵子
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