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北野武の「新しい道徳」

2015-11-05 09:24:54 | 歌う

             ~ 北野武の「新しい道徳」 ~

 ✿ またしても「不倫」の北野武氏の新刊著書は「新しい道徳」  松井多絵子

 11月1日☀読書欄・売れている本は「新しい道徳」、著者は北野武である。その2日後の、
週間誌「女性自身」の広告に 「たけし(68)”老いらく”不倫同棲はじめてた」。彼は今までに何度も不倫騒動を起こしている。北野武と道徳はいかにもミスマッチだ。しかし品行方正の人が道徳について書いた本なんて私は読む気になれない。この本の冒頭にいきなり 「道徳がどうのこうのという人間は、信用しちゃいけない」と書いてあるのだ。文部省はこの2月小中学校で教科外の活動だった道徳を「特別教科」に位置付け、検定教科書を使用した授業を実施する方針を打ち出している。

 北野武はこの本で、妙に道徳を説きたがる政府のいかがわしさをいきなり暴いてしまう。これに限らず本書には、現政権に向けられたとおぼしき皮肉があちこちで目に付く。子どものけんかがよくないと言うのなら、国の戦争も正しくないと言うべきだ。権力者の都合で道徳の規準はどんどん変わる。だから押し付けられた道徳に唯々諾々従ってはいけない、道徳は自分で身につけるものだ。と北野武は書きながら、彼なりの道徳観の「自由」と「多用性」が繰り返し強調されている。本書を「道徳」の授業の副読本として強く推薦したいという書評
を書いているのは斉藤環、1961年生まれの精神科医。評論家、漫画評論家。

 北野武は映画監督、俳優らしい。ビートたけしはお笑いタレント。同一人物だが不倫が騒がれるのはビートたけし。そんなとき涼しい顔をしているのは北野武。二つの名、二つ顔を使いわけているのか。いや二つの顔は常に入り乱れてミックスしている。彼はまだ老人にならないで欲い。「人は生まれて、生きて死ぬ、これだけでたいしたもんだ」 私が好きな北野武の語録の一つである。

       ✿ 北野武の語録らしきをキミはいう 「人間はみな死刑囚だよ」

                       11月 5日  松井多絵子

 

は言う 「人間はみんな死刑囚だよ」  、


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