えくぼ

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「私の折々のことば」 ③

2017-01-27 09:22:38 | 歌う
         「私の折々のことば」③
 
 都立新宿山吹高1年の☀砂沢彩音さんが「朝日新聞社賞」に。砂沢さんの「心」に響いたことばは私の心にも響いてくる。もう大人になり始めている砂沢さんの「ことば」

        三流になりなさい
            不登校指導教室の先生

 中学3年生の時に学校へ行けなくなってしまい、お世話になった不登校指導教室の先生からの言葉です。「三流になりなさい。辛い時は涙を流しなさい。思いきり身体を動かして汗を流しなさい。三つ目の『流』はまたの機会にしましょう。結局、うかがうことなく卒業してしまいました。私なりに三つ目の「流」を考えてみました。「受け流す」や「聞き流す」など、しなやかな強さを持つことではないでしょうか。
 お蔭様で三流になった私は、無事高校に進学し、一日も休むことなく高校生活を楽しんでいます。

 ♥ 受け流し聞き流していたこの川にわが言の葉はつかのまの泡か 松井多絵子
 
   <三流 自分らしく>

 砂沢さんは、友人関係などが原因で学校に行けなくなり、北区の適応指導教室に通うようになった。そこで男性の先生に悩みをじっくり話した時にかけてもらった言葉だ。「この言葉に救われました。涙はたくさん流した。運動して汗を流して体力がつくと、自信が持てるようになりました。単位制高校に進学した。わからないままの三つ目の「流」は自分なりに考えて実行。サマーキャンプや文化祭実行委員会に積極的に参加して、高校生活を楽しんでいる。
 コンテストでは、先生への感謝とともに、不登校で悩む仲間に少しでも「三流」を広げることができたらと思って臨んだ。「一流でなくても、トップを走り続けようと無理をしなくても、自分なりに充実していればいい。先生はそう伝えたかったんだと思う。楽しい毎日に、三流になれた、と実感しています」

  ♥ 1流とは2流とは何か、この川の流れも海へと続いているらし
      
             1月27日 松井多絵子
                             

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