短歌情報7月3日

♥女が強くなったのではない男らが仔猫のようになっただけです

7月3日の朝刊の一面いや他のページも小池百合子の笑顔、笑顔。「都民ファ一ストの会」が都議会第1党に躍進。報道陣に「当たり前の都政を都民が取り戻した瞬間」と涼しく語る。昨年都知事選に立候補したときは「崖から飛び降りる」などパンチの効いたコメントを。

「都民ファ一スト」もいい、「自分ファ一スト」 の知事達に都民たちは散々振り回されたのだから。小池百合子の言葉のセンスのよさは彼女の武器ではないか。失言の多い大臣たちは時には歌集をお読みなったらいかがですか、「言葉の影響」の怖いことや不思議 なことに敏感になりますよ。

⚡三田村正彦 第3歌集「無韻を生きる」🔘角氷、からりと音たててをり人事考課を目の前にして
（短歌研究社･本体2500円）

😆田村広志著 「岩田正の歌」
「文学は手作り」の考えのもと、生き方や歌作りもそれにのっとる岩田の思想を受け取り、自分のために書いた師論。（ながらみ書房 本体2500円）