軽井沢からの通信ときどき3D

移住して10年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

ウクライナ情勢(4/5~4/11)

2022-04-12 00:00:00 | ウクライナ情勢
4月5日
・露軍、各地で市民殺害か ブチャ 首都近郊 410遺体 露、関与否定 米欧、一斉に非難
・外相、避難民20人と帰国へ 専用機使用 「日本も受け入れ」
・G7、外相会議へ NATO理事会に合わせ 対露制裁を協議
・ルーブル払い 露「天然ガス以外も」
・民間人殺害疑惑 追加制裁を検討 政府
・ニュース 戦争犯罪とは 国際法で禁止 規定
・中国艦艇2隻 対馬海峡通過
・戦争犯罪 強まる 露、市民殺害か 子供、女性、高齢者も 兵士「反露勢力」を捜索
・欧米「恐怖覚える」 責任追及へ
・【社説】露の虐殺疑惑 国連は直ちに調査団派遣せよ
・来日避難民に全面支援 政府 宿泊先確保 生活費支給
・拒否権抑制 「仏と連携」 自民部会、国連改革提言案
・【広告】「核ミサイル」が日本に配備される日(週刊朝日)
・「露軍の犯罪」証言次々 14歳射殺 女性へ性暴力 
・中国「対露制裁反対を」 ASEAN4か国外相と会談 米寄りの立場を取らないよう促す
・セルビア大統領再選へ ブチッチ氏 「軍事的中立を維持」
・ハンガリー与党勝利 対露重視 オルバン首相続投 議会選
・値上げの波 資材にも 建設鋼材・住宅設備・肥料
・立ち食いそば店 悲鳴 ソバの実生産 露1位
・英、原発最大7か所新設 50年までに エネ自給率向上
・福島に国内最大陸上風力建設へ 東芝子会社
・ウクライナからデンマークへ マリウポリ31歳女性 子5人連れ2000キロ逃避行

4月6日
・民間人殺害 ブチャ以外も ゼレンスキー氏「深刻な被害」 米欧、週内に対露追加制裁
・安保理「戦争犯罪」議論へ ゼレンスキー氏 露侵攻後初、国連演説
・避難民20人が来日 政府機 官民で積極支援へ
・編集手帳 ロシア政府は「悪魔の証明」にあらがう方針らしい
・米欧、露非難強める 民間人虐殺疑い 
 米、追加制裁急ぐ 仏独は外交官追放
・キーウ近郊 露撤退前 衛星写真に遺体 米報道 露主張の根拠 崩れる
・露ドル建て国債 米、支払い認めず
・対露制裁 法改正案を提出 政府 暗号資産への監視強化
・物価対策 月内取りまとめへ 首相、関係閣僚会議で指示
・ニュース 避難民と難民 違いは?
・異例 手厚い支援 ウクライナ避難民 政府「消極的」一掃図る
・近隣国 負担増 受け入れ長期化
・露に追加制裁 政府苦慮 民間人殺害疑惑 エネルギー分野回避か
・与野党、疑惑を非難 茂木氏「戦争犯罪者」
・原油市場安定化へ協力
 首相、バーレーンのサルマン・ビン・ハマド・ハリファ皇太子と電話会談 
・日英外相 露を非難
・ウクライナ元国防相分析 虐殺「政府が許可」 3月上旬から各地で
・「ウクライナ国民を浄化」 露国営通信 軍事行動を正当化
・米「国連人権理 露排除を」 資格停止 7日にも採決
・ウクライナ外相 中国に協力要請 停戦協議
・北、「韓国に核使用辞さず」 与正氏談話 米韓けん制狙いか
・北ミサイル対応 「強力かつ結束」 米韓高官会談
・「非友好外国人」入国制限 露大統領令
・マリで住民多数殺害か 仏懸念表明 露軍事会社関与疑い
・露ウイルス対策ソフト警戒 カスペルスキー社 「露政府悪用リスク」
 利用者 世界に4億人超
・独、露系ガス会社を国有化 安定供給へ一時的管理
・ウクライナ報道 不安抱く子 長時間、繰り返し見せない 気持ち否定せず受け入れる
・ウクライナ危機 戦火迫る文化財 国際支援探る キエフ・バレエ団は今
・孫と娘 やっと会えた 日本に到着 涙の抱擁

4月7日
・民間人殺害「意図的」 米国務長官 露軍の暴走否定 戦争犯罪5000件捜査 現地検察
・米英豪が極超音速兵器 オーカス 開発で連携 中露に対抗
・露国債 ルーブル支払 計6億5000万ドル デフォルトの可能性
・ゼレンスキー大統領 国連演説 安保理の機能不全 批判 
 拒否権は死をもたらす権利か
・官房長官 「戦争犯罪」明言
・米下院議員が今週末来日へ 首相らと会談 調整
・日本周辺 露軍活発化 部隊ウクライナ動員か、冬の海で演習 戦力誇示
・極東 戦力再強化の動き 地上部隊8万人
・【社説】食糧危機の懸念 露の蛮行が供給を停滞させた
・進まぬ国会改革 前例主義の壁 1⃣ 緊急事態「備え」に遅れ
・経済安保法案 立民が賛成 衆院委可決 付帯決議で折り合い
・エネルギー市場 安定化向け連携 日カタール首脳会議
・外相、ベルギーへ出発 G7外相会議
・軍事技術を加速 オーカス 「極超音速」 露使用に危機感
・欧米、軍事支援を強化 NATO協議へ チェコ、戦車供与
・米、プーチン氏娘も制裁へ 米紙報道
・米、台湾に117億円相当支援 防空システム 技術や装備品
・露軍、ウクライナ女性捕虜に虐待 人権オンブズ指摘
・対北巡り中国に米が協力要請か 高官会談
・ジリノフスキ-氏死去 露極右政党党首 75歳
・【広告】プーチン 2022年秋の失脚 軍は爆発寸前(週刊文春)
・露資源依存 軽減に期待 グリーン水素 三菱商事 年40万トン計画
・三井物産 インドで再エネ発電
・マスク氏(テスラCEO)、資産額首位 長者番付 日本人トップは柳井氏
・東南ア、インフレの波 消費冷や水 成長妨げ
・米、露制裁「抜け穴」封じ 闇サイト、暗号資産取引所
・米「露デフォルト、迫られる」 ドル建て国債利払い 報道官が「圧力」
・トルコ物価上昇61% 3月
・本屋大賞「同志少女よ、敵を撃て」 逢坂冬馬さん 戦争の悲しみ描く
・ウクライナ・キーウ 産声響くシェルター 医師ら奮闘85人誕生
・避難の女性「日本で仕事を」 受け入れ男性支援呼びかけ
  
4月8日
・G7 露制裁強化一致 外相会合 民間人虐殺 非難
・露、東部へ戦力集中か 米分析 キーウは完全撤退
・攻防「ドンバス地方」焦点 露、2州全域制圧狙う 来月9日に「戦果」思惑
・石油備蓄1500万バレル放出 首相表明 国家備蓄からは初 IEA協調
・国連人権理 露理事国資格 停止へ 緊急総会 賛成2/3見通し
・【広告】緊急特集 ウクライナ戦争と核 
 日本核武装のすすめ/エマニュエル・トッド(文藝春秋) 
・NATO 日豪と結束 外相会合招待 「露寄り」中国に圧力
・日本、対中国で接近 アジア太平洋 関心高める
・【社説】対露圧力強化 プーチン氏に誤り知らしめよ
・【広告】プーチン暴走 世界の悪夢(中央公論)
・経済安保法案 衆院通過 対象選定 参院論点に
・ポーランド便 借り上げへ 政府避難民支援
・志位氏「急迫不正 自衛隊で命と主権守る」 「綱領と矛盾」他党指摘
・仏大統領選 極右ルペン氏追い上げ 物価対策支持拡大 マクロン氏と3.5ポイント差
・チョルノービリ 「赤い森」に露塹壕 汚染深刻 兵士多数被爆か
・ブチャ「歩く住民に機関銃」 占領状況住民証言 露兵士「ナチスはどこだ」
・母の遺体 立ちつくす少年
・ペルー、抗議デモで5人死亡 対露制裁 物価が高騰
・米の「情報戦」 露犯罪追及にも 積極開示、欧州の結束強化
・米が無人機100機供与 米製「スイッチブレード」
・ハンガリー「ルーブル払い」 露産ガス代金 EUと一線画す 
・分析 ウクライナ危機 中露の経済・貿易協力 進む
 中国社会科学院 ロシア経済研究室主任 徐坡嶺氏
・米下院議長が近く台湾訪問 台湾紙報道
・【広告】いまこそ「戦後」と決別を ウクライナの教訓、「核」を議論せよ(正論)
・ルーブル・露株価 持ち直し 政府取引制限 下支えか 実態とは隔たり
         
・露最大手銀の資産凍結 米追加制裁 日本も対象拡大検討
・米利上げ「0.5%複数回」 FRB議論 量的引き締め来月にも
・ガス輸送 負担増の恐れ 損保大手 露海域に割り増し保険料
・サハリン2調達 継続意向 東京ガス・内田社長 「停止なら都市ガス供給に支障」
・来日の姉弟 学校生活開始 配布端末 現地語仕様に

4月9日
・露産石炭 輸入禁止へ 追加制裁 エネ分野も G7と協調 外交官ら国外退去要求
・露で保険引き受け停止 日本の損保、契約更新含め
・露、駅にミサイル攻撃 ウクライナ東部 30人以上死亡
・遺体9割に銃創 市民殺害「意図的」の見方
・石炭 代替調達急ぐ 露産 輸入禁止 電気代上昇恐れ
・国連人権理 露の資格停止 緊急会合採択 賛成93、中国など反対
・日米外相が会談 市民殺害を非難
・黒田日銀綱渡りの緩和 総裁任期残り1年 ウクライナ情勢 緊迫化
・【社説】国連人権理事会 露は「追放」の重み受け止めよ
・米、軍事貢献アピール 最新兵器供与は慎重 対ウクライナ17億ドル
・ムラトフ氏 襲われる ノーベル平和賞 赤い塗料かけられ目負傷
・停戦協議 歩み寄り後退 民間人虐殺疑惑 双方が態度硬化
・仏大統領選 ルペン氏2.5ポイント差肉薄 10日第1回投票 過半数困難か
・消費者心理 露侵攻で悪化 3月動向調査 「街角景気」は改善
・ダイヤモンド採掘企業 制裁 米 対露、航空3社にも
・英、原発8基新設 30年までに
・露金利17%に下げ 露中銀 経済停滞に対応
・カスペルスキー NTT停止検討 グループの社内システムで一部利用
・難民の子の「学び」支える 授業 隣国で、オンラインで

4月10日
・露、東部で攻撃激化 民間施設標的に 駅への攻撃 死者52人
・日比、対中念頭に協力 2プラス2 露侵攻「アジアにも影響」
・EU ウクライナ支援追加 欧州委員長 ブチャ訪問 露非難
・「S300」ウクライナに 地対空ミサイル スロバキア供与
・対露輸出規制 37カ国に拡大 ハイテク製品など
・【社説】対ロ追加制裁 圧力強め戦争犯罪に対処せよ
・首相、水素運搬船を視察 脱炭素化 大胆に支援
・防衛予算「6兆円基礎」として積み上げ
・露、宇宙協力でけん制 制裁解除迫る ISS運用延長影響か 開発 存在感低下も
・露産石炭と石油 独、輸入停止へ 年内に

4月11日
・プーチン大統領がオーストリア首相と対面会談 ウクライナ侵攻後、EU加盟国首脳と初
・素手で放射性物質 ロシア兵、チェルノブイリで相当量の被ばくか
・ロシア軍が放射性物質略奪か「死に追いやる可能性」
・ウクライナ避難者に生活費や最大16万円の一時金 入管庁の支援策
・露軍、東部戦線へ13キロの車列 「非人道兵器」白リン弾使用との指摘も
・プーチン氏「支持率83%」なぜ? 支持者のある特徴
・北欧2カ国のNATO加盟、欧州に安定もたらさない=ロシア大統領府
・生放送で反戦訴えたロシアのTVディレクター、独メディアが雇用
・ウクライナ戦争に反対を表明した有名人たち サセックス侯爵夫妻
・全柔連の山下泰裕会長がプーチン氏批判「柔道の精神に反する」
・駐日ロシア大使ブチャの虐殺「でっち上げ」強弁、わずか1日で現場設置
・ロシア法務省、国際人権団体の登録抹消=「法令違反」理由に
・遺体1200超「強い衝撃」=松野官房長官
・米S&Pロシア全格付けを取り下げ


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カタクリの里

2022-04-08 00:00:00 | 山野草
 毎年恒例になっているフキノトウ狩りに、群馬県吉井町にある妻の友人Mさんの畑に出かけた。

 現地に着いてみると、今年はフキノトウがすでに成長していて花が咲いているものが多く、例年に比べると「食べごろ」のものは少なかったが、それでも二人暮らしの我が家には充分な量を収穫できた。

花が咲き、モンキチョウが吸蜜にきているフキノトウ(2022.3.30 撮影)

 いつもの事だが、フキノトウを収穫した後、持ち寄った昼食をMご夫妻とご一緒してお土産に別途、カキナ、分葱、白菜などもいただいて帰路についた。

 今回は、Mさんから、近くにある「小串カタクリの里」でカタクリの花が見ごろを迎えていると教えていただいた。TVのニュースで報じられていたので、途中立ち寄ってはどうかとのことである。

 朝、畑に来る途中、近くの農家の庭先にある大きな枝垂れ桜が満開になっているのを見ていたので、帰りには以前から聞いていた別のサクラの名所を見て帰ろうかと妻と相談していたのであったが、そのサクラはまだ少し早いとのアドバイスもあり、カタクリ見物に方針変更をして車を走らせた。





吉井町の農家の庭先で見事な花を咲かせる枝垂桜(2022.3.30 撮影)

 「小串カタクリの里」はMさんの畑から車で5-6分と近くにあったが、これまでその存在については知らなかった。

 現地近くまで行くと、駐車場がありすでに多くの車が停まっていた。案内係の男性も数名いて、スムーズに駐車スペースを見つけることができた。駐車場のすぐ南側が斜面になっていて、車を降りて歩き始めると早速その斜面に咲くたくさんのカタクリの花が目に飛び込んできた。



小串カタクリの里に咲くカタクリの花(2022.3.30 撮影)

 思っていたよりもはるかに多くの株がちょうど見ごろを迎えていて圧巻である。遊歩道も整備されていて、多くの客がカタクリの花を楽しみながら歩いていく。我々も写真を撮りながら、その流れに加わった。

 歩き始めてすぐに、誰かが白花があると話している声が耳に入り、その方向を見ると、真っ白なカタクリが1輪ピンクの花に混じっているのが見えた。案内係の男性に聞くと、他にもすぐそばに3輪咲いていて、全山では10株ほどの白花があるとのことであった。

カタクリの白花(2022.3.30 撮影)


カタクリの白花(2022.3.30 撮影)

 これまで、カタクリの花を見たいと思い、季節になると軽井沢からは我妻渓谷に、三次に赴任していた時は三良坂町方面に、上越時代には春日山や新井地区(現在は妙高市)の斐太史跡公園に、また神奈川県に住んでいた頃は津久井から高尾山方面に出かけたりといろんな場所にでかけてきたが、今回の「小串カタクリの里」ではこれまで出かけた中でも一番と思える規模で咲いていて、しばし、写真撮影を楽しむことができた。















 

小串カタクリ園のカタクリの花(12022.3.30 撮影)

 いったい、どれほどの数のカタクリが生育しているのかと思い、帰宅後調べたところ、群生地は2.3ヘクタールあり、3月中旬から約5万株のカタクリが開花するという。今年は3月20日ごろに咲き始め、28日ごろには満開になるとのことであり、いい時期に行き会ったことになる。

 この場所にはもともとカタクリが群生していたが、盗掘被害に遭っていた。「カタクリを守ろう」と声を上げたのは地元の小学生らで、子どもの熱意に地権者と行政が目を向け、1997年から整備を始め、現在は観察小屋や観察路からカタクリの花を楽しめるようになっているのだという。

 実際、園内には案内板のほかに地元「いりの小学校」の生徒が作った看板が何枚も設置されていた。次の案内板には、実生からカタクリの花が咲くまでには9年もかかることが示されている。


小串カタクリの里に設置されている案内板(2022.3.30 撮影)


地元の小学生が作った看板(2022.3.30 撮撮影)

 こうして、今回のフキノトウ狩りは思いがけず春を満喫できるものとなったが、やはり花より団子、帰宅してすぐに私はフキミソを、妻はフキノトウのてんぷらをつくり、春を味わったのでした。

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ウクライナ情勢(3/29~4/4)

2022-04-05 00:00:00 | ウクライナ情勢
3月29日
・停戦対面協議29日にも トルコで 露、首都周辺後退
・【広告】図解 いちばんやさしい 地政学の本 なぜウクライナや台湾は狙われるのか?
・制圧地地域の扱い 焦点 停戦協議 露「5月終結」観測も
・バイデン氏釈明 露の体制転換要求 否定 国務長官も火消し
・北核実験場 坑道が一部復旧 韓国発表 4月中にも実験可能か
・「次の最前線」危機感 露侵攻 ポーランド・バルト3国 NATOの弱点「スバウキ回廊」
 抱え
・東欧防衛 再構築 NATO兵力、増派で4万人
・「グローバル戦略情報官」新設 防衛省、来月から
・首相、追加経済対策指示へ 参院決算委 来月末までに策定
・北発射ICBM 「新型」分析維持 松野氏
・北方領軍事演習に抗議
・小麦高騰 コメに注目 パンや麺 専門店も続々
・中国高官が訪露 外相と会談
・仏 大統領選 マクロン氏 再選追い風 ウクライナ対応に支持
・露当局「不掲載」を要求 ゼレンスキー氏インタビュー 国内メディアに
・インド防衛博覧会 延期 露企業も参加 欧米の批判恐れ
・医師 命がけの治療 電力・薬 すべて不足
・日本財団 難民に人道支援 50億円超拠出へ

3月30日
・安全の保証 新枠組み 停戦協議 露に提案
・「首都周辺 攻撃縮小」 露報道
・物価高 緊急経済対策 首相指示 来月策定「2段階」検討
・米「競争相手 中国が最重要」 国防戦略 「露、深刻な脅威」
・避難民の就労支援へ 政府、日本語教育も
・安保戦略見直し 自民が来月提案 シンポジウム
・露侵攻 戦費が重荷 長期化で膨張 兵器補給 制裁で難航
・バイデン氏 プーチン氏への発言 撤回せず 「個人的感情」強調
・キエフ呼称「キーウ」併記 防衛省 ウクライナ語基づき
・パスポートなし 受け入れ ウクライナ避難民
・米安保 苦渋の「二正面」 対中国・ロシア 核戦略・国防予算 見直し
・国連、人道停戦へ仲介 露・ウクライナに職員
・ウクライナ議員 毒物被害か 露との平和協議 参加後に 3人に中毒症状
・IAEAトップ ウクライナ入り
・中露外相会談へ
・北「火星17」 16日は失敗 韓国国防省報告
・ウィル・スミスさんに批判相次ぐ 米アカデミー賞 平手打ち 
 主催者「法に従い対応検討」
・露に高級品19点禁輸 車や宝飾品 来月5日から 政府、米欧と協調
・ガソリン高 米欧も対策 減税やバス無料化
・ルーブル払い拒否声明 露の天然ガス G7エネ相、共同で
・デフォルト 3度目回避 露、国債利払い
・露で商品販売 味の素停止へ
・視点 ウクライナ危機 「ハイブリッド戦」軍事の潮流
 慶応大学教授 廣瀬陽子氏
・【文化】ウクライナ危機 ロシアの音楽家をボイコット 一律の排除 疑問視も
・ウクライナから日本に避難 踊る 故郷の平和願い ダンサー 埼玉のバレエ団に
・東電 柏崎に一部本社機能 移転方針 テロ対策不備受け
・コロナ、ロシア 教科書に 探求型の学習 重視 検定結果公表

3月31日
・露、キエフ周辺空爆継続 「攻撃縮小」表明後も 停戦「まだ長い交渉必要」
・難民400万人超 受け入れ限界
・米、核の傘維持「最優先」 核戦力見直し 同盟国に配慮
・「米の姿勢支持」日本政府歓迎
・米、攻撃縮小「状況注視」 英独仏伊首脳と会談 「対露制裁は維持」
・停戦合意見通せず プーチン氏に転換迫る 「米欧が安全保障」「クリミア地位」
・キエフ攻撃縮小 「攻略失敗」隠す狙いか
・【社説】国家安保戦略 現状変更許さぬ抑止力を築け
・原油高騰対策 来月に方向性 自公国が合意
・ポーランド大使と会談 古川法相
・日本企業「露の接収」懸念 事業停止 現地資産、経営権・・・対応手探り
・暗号資産 監視を強化 政府、露制裁強化へ改正案
・【広告】バイデン直轄チーム、ロシア中枢に異変 プーチンを消せ(週刊文春)
・【広告】敗滅のプーチン(週刊新潮)
・欧州各国「国防費増強」 露の脅威 切迫 昨年秋以降 少なくとも17か国
 GD2% 独10兆円支出へ
・中国、停戦交渉進展を歓迎 安全保障枠組み 参加は慎重判断
・露、停戦協議「続ける」 外相会談 中国「努力を支持」
・露事業継続企業に批判 ゼレンスキー大統領
・インド太平洋に露侵攻「悪影響」 米シンガポール首脳会談
・視点 ウクライナ危機 科学の国際協調 試練の時
 元文部科学次官・元ウクライナ大使 坂田東一氏
・「政治とスポーツは別」変容 露選手など参加除外 侵攻でIOC苦慮の勧告
・思潮 論壇誌3月 「力の世界」回帰と戦う決意 制裁に学ぶ中国 動向に懸念も
 ①堤義明 「ウクライナには『ネオナチ』という象がいる~プーチンの『非ナチ化』
  プロパガンダのなかの実像」(ウェブ『論座』3月23、24日)
 ②倉田徹 「香港から中国を知る」(『世界』4月号)
 ③田村光平 「人類史から『能力主義』を再考する」(『Voice』4月号)
・国際サイバー捜査 強化 警察庁「特捜隊」あす発足 国主導 他国と信頼構築
・ハッカー攻撃 戦争中活発に ウクライナ侵攻でも「増えた」
 
4月1日
・キーウ周辺部隊 移動開始 露軍2割弱 東部制圧向け マリウポリに最終攻撃か
・米、ウクライナに5億ドル 財政支援へ 地対艦ミサイル供与協議 首脳電話会談
・「キエフ」の呼称「キーウ」に変更 外務省発表
・ウクライナ東部 新露派「露編入を検討」 南オセチアも意向
・ポーランド派遣 首相特使に林氏 古川氏から変更
・日米連携強化へ 国際情勢を共有 制服組トップ会談
・NATO 加盟国 国防費3%増 昨年、米除く29か国
・プーチン氏に誤情報か 戦況や制裁打撃 米分析「側近が報告恐れ」
・「ガス輸入 ユーロ払いを」プーチン氏
・サハリン2 撤退せず 首相
・北方領土は「不法占拠」 外交青書原案 19年ぶりに明記
・【広告】ロシア・中国同盟 北海道&沖縄狙う(THEMIS)
・国際経済 停戦の仲介役 中国適任 ガス輸入 露へ強い影響力
 竹森俊平(三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長)
・【書籍】「物語 ウクライナの歴史」(黒川祐次著 中公新書)
     「『帝国』ロシアの地政学」(小泉悠著 東京堂出版)
・露攻撃 文化財保護急ぐ ウクライナ、ユネスコ連携 過去には遺跡接収・破壊
・原発 安全確保へ支援 IAEA、ウクライナと協議
・米・EU 対露協調確認 高官級協議 中国接近けん制も
・「無差別攻撃は戦争犯罪恐れ」 国連人権高等弁務官
・国際人権調査委 専門家3人指名 ロシアのウクライナ侵攻で
・「もう帰る家ない」万博ウクライナ館 スタッフの苦悩 ドバイ
・壇上平手打ち ウィル・スミス氏 懲戒へ 米アカデミー
・米 対北制裁協力要請か
・7品目 安定供給へ対策 経産省 燃料 希ガス 金属 調達先開拓や国産化
・露事業「停止」43% ジェトロアンケート 企業対応に苦慮
・原油追加増産 見送りか ロイター報道 OPECプラス会合
・米、石油大量放出を検討 数カ月間 備蓄から1日100万バレル
・クウェート原油 増産支援へ覚書 日本貿易保険
・露侵攻 「脱炭素」見直し急務 

4月2日
・マリウポリ退避難航 包囲1か月 露が空爆強化 停戦協議再開
・米、最大級の石油放出 半年1.8億バレル 各国協調協議へ
・景況感 7期ぶり悪化 日銀短観 露侵攻で打撃
・【広告】ウクライナを知るための65章 服部倫卓、原田義也著 明石書店発行
・プーチン氏孤立深める 米英、相次ぎ機密公開 「側近更迭」「外部接触避け」 露側は反発
・露、チョルノービリ原発撤収 ウクライナに権限 兵士多数被爆か
・林外相 ポーランドへ 避難民と帰国 調整
・サハリン1も撤退せず 首相、ルーブル払い拒否 天然ガス
・【社説】米国防戦略 中露「二正面」への対処を急げ、
     日銀短観悪化 侵略が企業の心理を冷やした
・官房長官 職務拡大 首相信頼 ワクチン相も兼務
・ウクライナ「協調融資で支援」 JICA新理事長 田中明彦氏
・サイバー対策 基準厳格化 防衛省 国内契約企業対象
・北追加制裁発動
・インド誘引 各国綱引き 首脳ら訪問活発化 
 欧米日 対露結束迫る、中露 引き留めに懸命
・中国に露支援中止要望か 首脳j会議 EU、制裁抜け穴懸念
・プーチン氏支持率上昇83% 独立系調査 情報統制影響か
・露、春季徴兵を開始 例年並み、13万人超
・元兵士 心に今も深い傷 フォークランド紛争40年 ウクライナ侵攻憂う
・「露が対人地雷」人権団体が非難
・ガソリン高 米国民不満 石油最大級放出 大統領「痛み和らげる」
・露、ルーブル買い支え狙う 天然ガス購入 欧州「契約違反」
・ユーロ圏物価 上げ幅最大 3月
・緊急経済対策 5日にも会合 原油・物価高騰
・五郎ワールド プーチンとは何者か 特別編集委員 橋本五郎
・サイバー対応 統括組織発足 警察庁
・避難民 受け入れ急ぐ 自治体 住居や生活費支援 渡航費重い負担

4月3日
・露、キーウ近郊空港撤退 ウクライナ 30か所管理回復 マリウポリ なお10万人残る
・米、3億ドル追加軍事支援 ウクライナへ 戦車供与報道も
・北、極超音速技術を窃取 国連パネル指摘 サイバー攻撃で
・米、北5団体に制裁
・国際機関参加 米が台湾支援 高官協議
・安全保障条約 露に参加要求 ウクライナ意向
・林氏、避難施設を視察 ポーランド 受け入れ支援策検討
・制裁 露経済に打撃鮮明 ルーブル急落・原油輸出停滞
・インフレ欧米にも波及 ダメージ覚悟 露に撤退要求
・【社説】ウクライナ難民 国際社会の連携で支援強化を
・首相 国連改革に意欲 安保理拡大、拒否権制限
・業績予想下方修正相次ぐ ウクライナ侵攻後 資源高や円安
・サイバー空間「第5の戦場」 東京海上ディーアール主席研究員 川口貴久氏
・ソロモン、中国と安保協定 「治安維持 軍や警察派遣」草案に 中国、軍事拠点化視野か
・ハンガリー議会選 接戦か 「プーチン氏と親密」野党、首相に攻勢
・プーチン氏 甲状腺に病気? 露独立系報道 専門家 頻繁に訪問
・イエメン内戦 2カ月停戦合意
・広角多角 露や独を見て思う 国会の心配の種 編集委員 伊藤俊行
・読者の声から 露侵攻 長期化を不安視

4月4日
・キーウ(キエフ)州全域奪還 露軍撤退 (ブチャで)民間人遺体 多数
・避難民20人来日希望 ポーランド 林氏と政府専用機で
・安全保障 露に拒否権認めず ウクライナ代表団意向
・内閣支持率横ばい59% 発足半年 5割超維持 本社世論調査
・露軍住民殺害 組織的か キーウ近郊ブチャ 遺体・民家に地雷 全容把握に時間
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・防衛力強化「賛成」64% 本社世論調査
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モンローの唇

2022-04-01 00:00:00 | 植物
 モンローはもちろんマリリン・モンローのこと。以前、2015年頃に浅間山の北側にある「浅間高原しゃくなげ園」に行った時、案内係の女性に、珍しいものがあるということで紹介してもらったのが、今回紹介する「モンローの唇」という別名を持つ地衣類で、正式名は「イオウゴケ」といい、北海道・本州・四国・九州の、冷温帯や亜寒帯の硫黄泉の地上や樹皮上に生育するとされる。

 高さは1~5センチほどで、先端に1~3mmほどの大きさの赤色の子器(しき)をもち、この子器の色と形が、マリリン・モンローの唇を連想させることからこうした名前で呼ばれているのだそうである。

 案内していただいた場所で実際に見ると、確かに唇を思わせるようなふっくらとした形状のものも中にはあった。ただ、実物はとても小さいので肉眼で見てもそれほどの実感はない。

 手元の牧野植物図鑑を見ても、この「イオウゴケ」は載っていないし、「植物の世界」(週刊朝日百科全14巻 朝日新聞社発行)にも写真はなく、僅かに、「硫気孔荒原の植生」という項に”植生の分布と硫酸イオン”という記事の中で次のように触れられているにすぎない。たしかに珍しい種と言えるのかもしれない。

 「硫気孔荒原に見られる植生は、同心円状に異なった植生が分布しているのが一般的である。宮城県鳴子町の片山地獄や岩手県八幡平の藤七温泉の場合、硫気孔とそのまわりの裸地から外側に向かって、ヤマタヌキランの単純群落、ススキとイオウゴケの群落、クロウスゴやウスノキなどのツツジ科植物が優占する低木群落、あるいはイネ科ササ族のチマキザサやチシマザサなどが密生優占するササ群落の順で分布している。・・・」

 このように、この種は名前通りイオウ分を含むガスが噴出する地方に特有の苔と言えるようである。浅間山北面に位置するシャクナゲ園に見られたというのも、浅間山からのイオウ分を含む噴煙が流れてくるからであろうと思われる。

 この「モンローの唇=イオウゴケ」を、その後数か所で見ていて、軽井沢でも見つけ、撮影していたものの、その後すっかり忘れていたが、最近再び同じ場所で見る機会があり撮影したので、ここで紹介しておこうと思う。

 軽井沢も、風向きによっては浅間山からの噴気が漂い、イオウ臭を感じることがあるので、生育条件が整っているのかもしれない。

軽井沢のイオウゴケ(2022.3.27 撮影)

軽井沢のイオウゴケ(2021.7.11 撮影)

 写真は、昨年夏と今年早春のもので、いずれも真っ赤な子器が見られる。この子器がいつごろ出るものなのか、冬期にはなくなってしまうものなのか、いまのところ詳細な観察をしてこなかったのでよく判らないでいる。

 2015年に浅間シャクナゲ園で初めて見て以来、これまでに旅行先で偶然見かけたイオウゴケを撮影しているので、これらもあわせて以下紹介する。
 2017年に群馬県の覚満渕、2018年に福井県の一乗谷、2021年に群馬県の北軽井沢で撮影したものである。
 こうしてみると、必ずしもイオウ成分の存在と関係しないようにも思えるが実際はどうであろうか。

群馬県、覚満渕のイオウゴケ、杭の断面に見られた(2017.8.5 撮影)



福井県、一乗谷史跡のイオウゴケ、木製の屋根の上に見られた(2018.9.16 撮影)



北軽井沢のイオウゴケ、木製の柵の上に見られた(2021.6.23 撮影)

 ちなみに、このイオウゴケにはモンローリップという(正式な?)別名があるとのことで、浅間高原シャクナゲ園の案内係の女性はこれを日本語に翻訳して説明していたようである。

 著書「日本の地衣類」(山本 好和著 2020年 三恵社発行)によると、国内に産する地衣類は382属、1786種を数え、今回取り上げているイオウゴケは、ハナゴケ科(Cladoniaceae)、ハナゴケ属(Cladonia)の種名イオウゴケ(vulcani)に分類されている。

 また、全国の産地総目録の項には、イオウゴケについて次のように記されている。

[北海道] 川湯硫黄山、白湯山、十勝岳、雌阿寒岳
[青森県] 岩木山、十和田湖畔、新郷村迷ヶ平、八甲田山、恐山・むつ市薬研温泉
[岩手県] 葛根田渓谷、八幡平・岩手山
[秋田県] 小坂町小坂、鹿角市尾去沢、仙北市玉川温泉、秋田駒ケ岳、栗駒山、八幡平、
     湯沢市秋ノ宮
[宮城県] 鬼首温泉郷
[山形県] 蔵王山
[福島県] 磐梯山、磐梯町大谷
[茨城県] 御岩山、日立市入四間町、日立市もとやま自然の村
[栃木県] 中禅寺湖畔、湯本
[群馬県] 草津白根山、草津温泉
[神奈川県] 箱根
[富山県] 立山
[長野県] 乗鞍岳、燕岳
[静岡県] 御殿場市足柄道路
[徳島県] 神山町神領・持部鉱山
[愛媛県] 西条市市之川
[高知県] 三嶺
[長崎県] 雲仙岳
[大分県] 九重山、別府市明礬温泉、田布市塚原
[宮崎県] 霧島山
[鹿児島県] 霧島山
                                     完

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