音楽つながり

きのう、音楽が縁で知り合ったご夫妻と、初めて酒宴をご一緒させていただきました。どちらも音楽をやっておられて、ご主人はずっとライブハウスに出演されている、いわばプロのような方。このご夫妻からまた一つ、心の財産になるような言葉をいただいたのです。

昨年から人に聴いてもらうことを目的にピアノを始めて、ずっと気になっていることがありました。それは「自分の演奏が本当に人に聴いてもらえているのかどうか」ということ。これまで聴きに来てもらっているのはお友達ママが中心で、ほめてくれる人はあっても悪いことを言う人はまずいませんでした。客観的に聴いて評価してくれる人の言葉が欲しかったので、きのうその話になったときは思わず身構えてしまいました。

曲の完成度、音の長さ、聴いていて引っかかるところがないか、音数、センス、それらについて、言葉を選んで丁寧に話して下さいました。それを聞いて涙が出るほどうれしかった。もったいないほどの賛辞の言葉をたくさん下さったのですが、ダメ出し的なことも。音数については自分も若干少ないのでは？と思っていたところがあったので、それをずばりと言ってもらったことで、そこを直せばもっと良くなるんだという励みにつながりました。何より人に聴いてもらうことを常に頭に入れてやって来た方の言葉というのは、とても重い。

このご夫妻に出会えたことで、また一つ自分の人生が変わったような気がします。
素晴らしい出会いに、心から感謝