関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

毎回泣いてます、、重版出来

2016年06月05日 22時06分33秒 | Weblog
私がTBSの連続ドラマを最後に見たのは、TOKIO松岡くんが主演だったホストが主人公のドラマ「夜王」だった。その前はOL時代の冬彦さん。さらにその前は子供の頃よく見ていた石井ふく子の家族ドラマ。
半沢直樹は最終話をちょろっと見たくらい。下町ロケットも見ようかなあ、と思っているうちに終わってしまった。重版出来の前のクールのディーンが出てたドラマも、ちょこっと見てやめてしまった。

そんな今どきの連続ドラマに疎い私が、どハマリしましたよ。重版出来に。

よくよく考えたら子供が小さい頃は、夜の寝かしつけがあったりして、9時台10時台の連続ドラマを見るのは不可能でした。たまに日テレの土曜9時からのドラマ、テレ朝の金曜深夜のドラマで面白そうなのがあり、毎週録画して見たりしてましたが、TBSのドラマは本当に久しぶりです。

先週は牛露田獏先生親子の再生の物語で、めちゃくちゃ泣きました。録画したのを何度見ても、アユちゃんの涙につられて泣いてしまう。
そして書店員・河さんの物語もものすごく泣けました。本好きだった中学生のころ、アイドルの話をする友達について行けなくて、こんな自分でいいのか悩んでいた時に、山縣留羽先生の漫画に救われた、という話。

まさに今、中学1年の娘がそんな感じです。アイドルやブランドの洋服はとっくに卒業して、今はアニメとゲームとニコニコのゲーム実況に夢中で、この春中学に入学したばかりの時は、話の合う子がいるか不安でいっぱいでした。幸い少しずつ話の合う個性的な友達ができて、絵が得意なことが認知され、ちょっとコミショーだけど何とか居場所を見つけることができました。

世の中の人はみんな、ちょっとずつ空気を読んで、周りに合わせようとして生きていると思います。自分だけ周りと違うことに悩んだとき、色んなものが救いになる。ドラマの河さんの場合、それが漫画だったんですね。

営業部の小泉くんが、エンペラーのえげつない営業に負けじと取った行動が、結果として河さんに奇跡をプレゼントした場面。ここも何度見ても号泣でした。真面目にコツコツといい本を紹介して来た河さんへの、神様からのごほうび。

このドラマはそれぞれの登場人物に、ものすごく感情移入してしまいます。それぞれとても愛おしい。人間らしい。

もう少しで終わってしまうんですよね。それぞれの登場人物にもう一度会いたいので、映画になってくれたら嬉しい。編集長、菊ちゃん、安井さん、壬生さん、そして五百旗頭さんに黒沢さん。こんなにドラマの役名覚えることもめったにないので不思議で仕方ないです。

来週の予告では五百旗頭さんが吠えてた、、、。オダギリジョーって、、やっぱいいな

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