関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

フュージョンフェスティバル 2015.7.5

2015年07月12日 17時43分45秒 | 音楽


やー、80年代のフュージョンブーム真っ只中にいるかのような感動でした(≧∇≦)青柳誠さんの復帰は、2年ほど前のクロスオーバージャパンの時だけかと。あの時サイン会で「ぜひこれからも」とご本人にお願いしたのが、その通りになりました。
曲もやっぱり5人の時のものが名曲ぞろいなので、今回の懐かしい曲のオンパレードは、1曲1曲がワーキャーものでした。

マッサン人気で余市のウィスキーが品切れになるほどのフィーバーぶりのニッカ。六本木ヒルズの期間限定バーにダンナさんと立ち寄り、オシャレなおつまみと美味しいハイボールを1杯飲んで、9月に閉館になる五反田のゆうぽうとホールに行って来ました(写真2枚目は六本木ヒルズの広場に展示されていたヤマハのボカロが歌うショルダーキーボード)
集まった観客は正直わたしたち夫婦でも若い方(笑)前の方のカシオペアでめちゃくちゃ盛り上がってたみなさんは、世代が1個上ですね、明らかに。
今回一番その活躍が目立っていたのが、何といっても押尾コータローさん。一番最初に出て来て、清水興さん、小林香織さん、安部潤さんとともにバードランドを軽快に演奏。その後ソロであのビックリの1人バンド演奏!カシオペアのアサヤケに影響を受けたというオリジナル曲、とってもカッコよかったです。ご自身でも言われてましたが、そういえば押尾さん、ジャンル的にはイマージュや情熱大陸ライブに出演されるなど、葉加瀬太郎さんの系列だったみたいですが、ソロ曲は本当にカッコイイ、まさにフュージョンでした(クライズラー&カンパニーもモロにフュージョンの曲があったりしますけどね)
出演者のクレジットにはなかった安部潤さんの出演は、ファンにはうれしかったです。今のフュージョン界を間違いなく牽引している方の1人ですから。ただ、最初と、小林香織さんとのデュオ1曲、あとはアンコールのみの出演、というのがちょっとお手伝い的な感じでもったいなかったなあ・・。

クロスオーバージャパンの時は楽器の入れ替え時間があり、長丁場だなあという感じがしましたが、今回はステージに出演者全ての楽器が並べられ、圧巻でした。バンドの方々は「今日はそれぞれの場所が遠いね」と言われてたのが印象的でした。

松原正樹さんがご病気で、その代役として鈴木茂さんが出演。ベテランぞろいのスペシャルバンドに香織さんが参加して、さらにスペシャルに。さすがの演奏でした。貴重だったなあ・・・。

貴重といえばトリのカシオペア出演前、押尾・野呂のギターデュオでのHalleはほんとすごかった!ギター2本であそこまで厚い音になるんですね~。若い頃カシオペアに憧れていたという押尾さん。憧れのスターと一緒に演奏できる気分って、想像しただけでこちらまで興奮してしまいます。

で、トリのカシオペアはといえば・・・。新しいアルバムから3曲。う~ん、あまり新しいの予習して来なかったなあ、と悔やんでいたら・・・。「一番新しいのをやったので、今度は一番古いのをやりま~す」と野呂さん。わかっておられる!!年齢層高いお客さんは大盛り上がり!ミッドナイトランデブーのイントロだけで「ウオ~!!!」ってなりました。
その後タイムリミット、そして最後はアサヤケで超・盛り上がり!!やっぱり人ってヒット曲や懐かしい曲、自分のよーく知ってる曲が大好きなんだなあ、って思いました。演奏する方は新しい曲をやりたいと思いがちなんだけど、やっぱり聴く人は最後は知ってる曲で満足したい。その満足度で、次もまた聴きに行こう!ってなるんですよね。今回のカシオペアはお見事!って感じでした。

ほぼ全員参加のアンコール、ザ・チキンも良かった。すご~くぜいたくなソロまわしでした。
あんなセッションに少しでも近づきたいもんだ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿