関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

ヴァンゲリス

2012年07月30日 15時47分18秒 | 音楽
先日ダンナさまの実家に帰る準備をしながら、早朝ロンドンオリンピックの開会式を観ていました。次はオーケストラが映画「炎のランナー」のテーマ曲を演奏するとのこと。この映画、イギリスのものでしかもパリ五輪の物語なんですね。そして作曲者のヴァンゲリスはオリンピック発祥の地ギリシャ出身とのこと。これほどロンドン五輪にぴったりの曲もない。
へえ~、真面目な演出をやるんやね~と、普通に真面目に聴こうとしていたら、シンセサイザー奏者の手元が映り、だんだんカメラが引いていくと、何やらギョロ目の挙動不審な人が!あ、これはもしや、ミスタービーン!!

イギリスが生んだ名コメディアンは、チャップリンよろしく無言で笑わせる。ずーっと同じ音を同じテンポで弾き続けるシンセサイザー奏者に起用したところが、実際弾いてる人間にとっては余計に笑えます。今どきこんなん打ち込みで何とかなるやん(笑)

離れたところのティッシュを取るために、傘の先で鍵盤を弾いたり、鼻をかんだティッシュを同じ鍵盤ながら目立つグランドピアノの、響盤の部分にポイっと入れたり。映画の浜辺を走るシーンで、汚い手を使って自分が一番にゴールするところを妄想していたら、曲が終わっていて、最後の見せ場を弾くんだけど最後の最後にヘンな音を出してしまい慌てるという。何だか大笑いしてしまいました。言葉を一言も発することなく人を笑わせる事が、どれだけすごいことか。映画1本まるまるだとちょっとクドすぎると思うけど、曲1曲分くらいだとちょうど良かったかも(笑)

で、ヴァンゲリスといえば高校生の時、初めて映画館で観た邦画が「南極物語」でした。いい映画だったなー。映画館で聴いたヴァンゲリスの音楽はきっと衝撃だっただろうと思います。未だに寒いところの映像になるとあの曲がかかるほど、映像と音楽がマッチしてました。オーケストラサウンドに、印象的なシンセサイザーの音を調和させた、現代の偉大な作曲家。

開会式にはポール・マッカートニーなども出ていましたが、さあ、閉会式には誰が出て来るのかな。オリンピックの閉会式で印象に残っているのは、一番よく見たロサンゼルス・オリンピックのライオネル・リッチーと、その次によく見た長野冬季五輪のアガルタでした。沼澤尚さんの大ファンの頃でうれしかったなあ・・・。

ジャミロクワイかインコグニートあたりが出てくれるとすごくウレシイ


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2 コメント

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アガルタ~ (kayoko)
2012-07-30 19:15:57
長野五輪を挙げていただいて嬉しい~
輪になって~は幼児のお子と保育園で踊った
楽しい思い出なんですが~
 実をいうとアガルタのボーカルがわが青春。
長野五輪の頃は子育て真っ最中で誰が作ったの?
という感じでしたが、メンバーにプロデュースに驚き。
子供の手が離れ、今はまたおっかけ復活です。
ドラマーの沼澤さんとは渋い~。キーボードのTさんも
今も素敵なのです。インストもCDやライブで聴いてます。
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まあ! (まつこふ)
2012-07-30 20:50:50
>kayokoさん 長野五輪が子育て真っ最中とは!わたくしも全く同じです。2歳の子を適当に遊ばせながら、必死でスキージャンプを応援しておりました。

角松さんのファンでいらっしゃるのですね~。
私もアガルタ以前より少し聴いてました。特に
インストのCDは大好きでよく聴いてました
(すみません、フュージョンファンなもので)
友成さんは最近もご活躍ですよね。
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