きのう書いた「よむ花椿」という冊子を買いに、久々に新宿まで行って来ました。震災以降、平日に都内に出てまた大きな地震があって電車が止まっては大変と、出かける時はダンナさまが家にいる休日にしていました。あれから半年経ち、2年生になった娘も少しずつ成長して、万が一のために家の鍵を持ってねと頼むとOKしてくれるようになりました。幸い今日はちゃんと下校までに帰って来れました。
嫁入りの時に実家で買ってもらった夏物の礼服が、さすがに年齢に合わなくなり(18年も前のものですから)姉の勧めもあって買い替えようと。新宿高島屋に着き、入り口でたまたま私の好きな久下貴史さん(猫のキャラクターでグッズもたくさん出ているマンハッタナーズ・シリーズの作者)の絵の展示販売を10階でやっていることを知り、飛び乗ったエレベーターが急行で12階まで止まらず、仕方なくエスカレーターで降りて来た11階のちょうど降りたところで、礼服のセールをやっているのを発見!ツーピースのタイプのものを探してもらったところ、定価は10万以上するというイタリアのデザイナーのものが1点だけあり、それが半額以下になっていて、試着したところサイズもぴったり、もうこれは出会いだ!と思い、即決で購入。
その後10階で猫ちゃんの絵を堪能し、6階まで降りて長い連絡通路を通り紀伊国屋書店へ。最初に入った6階でそれらしきコーナーを見つけ、探したのですが見当たらず。その後雑誌の階でもくまなく探すも見当たらず、仕方なく店員さんに聞いてみるも、検索コーナーに行って戻って来ない。かなーりの時間の後「6階にございます」と。へ?今6階は結構探したんだけど・・・。で、また6階に戻り、置いてある場所を教えてもらったら、ちゃんと見たはずのコーナーなのに、一番端に立てかけてあって見過ごしてた・・・。残念。せっかく何万冊とある紀伊国屋の本の山の中から自分で見つけてやるぜ!と思ってたのにな~
で、レジでお金を払おうとお札を用意しかけたら店員さんが
「100円です」
え?100円なの?私100円の雑誌のために往復1000円近くかけて新宿まで来たんや・・・。
最近は本もCDもネットで買う方が早く手に入ったりするもので、なかなか本屋さんまで出向いて買うことがありませんでした。ただこの冊子はネットでは販売していないので、他の用事もからめて出向くことにしたんですが、たまたま大好きな絵も見れて、ちょうど欲しい服が安く手に入って、その他にも「ああ、行って良かったな~」と思うことが色々。
大吉さんの書いた「福岡お笑い物語」面白かったです~。わざわざ買いに行った甲斐がありました。大学1年のとき、ちょうど福岡に吉本ができて、東京や大阪に行かないとなれないはずのお笑い芸人になれるかも、という比較的軽いノリで、目の大きな大学の同級生とオーディションに応募して、大学生だという理由だけでギリギリ合格して・・・。知られざる芸人・大吉誕生秘話って感じ。「年齢学序説」の最後に書かれていた26歳の頃よりさらに前、デビュー当時の何ともいえないラッキーと苦悩のくりかえし、みたいな。博多弁の漫才で、ツッコミの言葉をどうしたらいいか悩んだ、というような事が書かれていて、そういえば大吉さんのツッコミって、すごくやさしいなー、と。「いやいやいや」とぶんぶん首を振る、くらいの感じ、今ではそれが魅力なんですが、関東や関西のするどいツッコミに対抗しないといけないと思っていた当時は、なかなか大変だったでしょうね。
福岡吉本旗揚げの時の関西弁の社員さん。この人の存在は今の芸人・大吉さんにとってきっと大きいものなのでしょう。博多弁の漫才にこだわって長く続けて来られて、今年は再ブレイクといってよいほどのご活躍。その社員さんも喜んでおられることでしょう。
それにしても大吉さんの書く文章って、何か理路整然とした中に哀愁が漂ってて、わたしは好きです。若かりし頃の大吉さんがどんな事を考えて、何を感じて芸人という職業をがんばって来たのか。今回のが第1章という感じで、ぜひ続きが読みたい!と思いました。自伝的小説として充分1冊の本になりそう。もっと大吉さんの書く文章が読みたいなあ・・・。
「福岡お笑い物語」続編&書籍化を希望
嫁入りの時に実家で買ってもらった夏物の礼服が、さすがに年齢に合わなくなり(18年も前のものですから)姉の勧めもあって買い替えようと。新宿高島屋に着き、入り口でたまたま私の好きな久下貴史さん(猫のキャラクターでグッズもたくさん出ているマンハッタナーズ・シリーズの作者)の絵の展示販売を10階でやっていることを知り、飛び乗ったエレベーターが急行で12階まで止まらず、仕方なくエスカレーターで降りて来た11階のちょうど降りたところで、礼服のセールをやっているのを発見!ツーピースのタイプのものを探してもらったところ、定価は10万以上するというイタリアのデザイナーのものが1点だけあり、それが半額以下になっていて、試着したところサイズもぴったり、もうこれは出会いだ!と思い、即決で購入。
その後10階で猫ちゃんの絵を堪能し、6階まで降りて長い連絡通路を通り紀伊国屋書店へ。最初に入った6階でそれらしきコーナーを見つけ、探したのですが見当たらず。その後雑誌の階でもくまなく探すも見当たらず、仕方なく店員さんに聞いてみるも、検索コーナーに行って戻って来ない。かなーりの時間の後「6階にございます」と。へ?今6階は結構探したんだけど・・・。で、また6階に戻り、置いてある場所を教えてもらったら、ちゃんと見たはずのコーナーなのに、一番端に立てかけてあって見過ごしてた・・・。残念。せっかく何万冊とある紀伊国屋の本の山の中から自分で見つけてやるぜ!と思ってたのにな~
で、レジでお金を払おうとお札を用意しかけたら店員さんが
「100円です」
え?100円なの?私100円の雑誌のために往復1000円近くかけて新宿まで来たんや・・・。
最近は本もCDもネットで買う方が早く手に入ったりするもので、なかなか本屋さんまで出向いて買うことがありませんでした。ただこの冊子はネットでは販売していないので、他の用事もからめて出向くことにしたんですが、たまたま大好きな絵も見れて、ちょうど欲しい服が安く手に入って、その他にも「ああ、行って良かったな~」と思うことが色々。
大吉さんの書いた「福岡お笑い物語」面白かったです~。わざわざ買いに行った甲斐がありました。大学1年のとき、ちょうど福岡に吉本ができて、東京や大阪に行かないとなれないはずのお笑い芸人になれるかも、という比較的軽いノリで、目の大きな大学の同級生とオーディションに応募して、大学生だという理由だけでギリギリ合格して・・・。知られざる芸人・大吉誕生秘話って感じ。「年齢学序説」の最後に書かれていた26歳の頃よりさらに前、デビュー当時の何ともいえないラッキーと苦悩のくりかえし、みたいな。博多弁の漫才で、ツッコミの言葉をどうしたらいいか悩んだ、というような事が書かれていて、そういえば大吉さんのツッコミって、すごくやさしいなー、と。「いやいやいや」とぶんぶん首を振る、くらいの感じ、今ではそれが魅力なんですが、関東や関西のするどいツッコミに対抗しないといけないと思っていた当時は、なかなか大変だったでしょうね。
福岡吉本旗揚げの時の関西弁の社員さん。この人の存在は今の芸人・大吉さんにとってきっと大きいものなのでしょう。博多弁の漫才にこだわって長く続けて来られて、今年は再ブレイクといってよいほどのご活躍。その社員さんも喜んでおられることでしょう。
それにしても大吉さんの書く文章って、何か理路整然とした中に哀愁が漂ってて、わたしは好きです。若かりし頃の大吉さんがどんな事を考えて、何を感じて芸人という職業をがんばって来たのか。今回のが第1章という感じで、ぜひ続きが読みたい!と思いました。自伝的小説として充分1冊の本になりそう。もっと大吉さんの書く文章が読みたいなあ・・・。
「福岡お笑い物語」続編&書籍化を希望
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