関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

TRIX@BAJ Part2

2006年07月22日 23時31分44秒 | 音楽
窪田さんの「How Cather」、ミニアルバムなので曲も5曲だけなんですが、気に入って聴いてます。1曲目の「Gali De Mist」のプロデュース・アレンジが本多俊之氏というのが、ストリングスの感じから「うんうん」とうなずけます。3曲目に「何か歌謡曲っぽいのが入ってるゾ」。タイトルが「FIRE」で、あの方の「FIRE」とはまた180度タイプの違う曲。ただ何度も聴いているうちに、女性ヴォーカルの声もセクシーでだんだん気に入ってきました。最近頭の中をぐるぐる回っているこの曲、サビ直前の転調の仕方がいかにも窪田さんらしくて好きです。
最後の「Gali De Party」のリミックスがまたかっこいい。持ってるアルバムに入っている曲もあって買うのを迷っていましたが、BAJに来られる新星堂の方のオススメで去年「Hiroshi K。」も買って正解だったし、今年も買ってよかったです。

アルバム話が長くなりましたが、@BAJの続きです。

前にアンコールまでメンバー紹介をしなかったという経験から、今回いきなりのメンバー紹介で、しかも「ドラムス、くまがいのりあき~」とご本人から順に。
続いて1,2枚目から演奏する曲を決める画期的方法として、お客さんが6個のボールから2個選んで、そこに書いてある曲を演るというコーナーが。
「全部「FIRE」って書いてあるんです」と平井くん。
「じゃあ、2曲とも「FIRE」やらなきゃいけないじゃねーか」と須藤さん。
それがまたお客さんが引いた1曲目が「FIRE」で、場内大爆笑。2曲目はこれもTRIXの人気ナンバー「Recollection」で、場内が盛り上がります。次にARTから「Trip Wonderland」の3曲続けてどうぞ、と須藤さん。・・・でも曲が始まらない。そこへさわやかに熊ちゃんが「いいよ~」と。???なぜか熊ちゃんは3曲目を「Ramdash」と間違えていて、ベースから始まる曲だからと、澄んだ目で須藤さんを見ていたんだそうです。何だかかわいい。
仕切りなおしのMCで始まった3曲、どれもカッコイイです。去年は「FIRE」のサビの部分でこぶしを振り上げる、昔のフュージョンの一連のアクションがあって楽しかったのですが、今年は回りにやっている人がいなかったので、一人ではやる勇気がなく残念でした。須藤さんと平井くんのステップ&回転が楽しい「Recollection」の終盤、ギターとシンセがきれいにハモる部分で、窪田さんと平井くんがうれしそうに微笑み合う姿が。何だかそういうのを見ると、一緒に音楽を楽しんでいるのが見ている方にも伝わって、こっちまでうれしくなりました。平井くんはどんな曲のときも笑顔で、見ていて本当に楽しいしうれしい。いつまでも若くてかわいいイメージだったので、来年三十路と聞いてびっくりでした。
そしてクラシックを基調とした「Trip Wonderland」。きれいな窪田さんのエレピの音から始まり、シンセのメロディへ。この路線はTRIXの知的な一面として今後もぜひ続いて欲しいです。うーん、素敵。

続いての曲紹介で、まずユニゾンが大変な「Jungle Circuit」と、その次の窪田さんの「Redress」を、熊ちゃんが「僕のバラードはさわやかだけど、窪田さんのはエロい!」と断言。それでみんながあんまり「エロい、エロい」を連発するものだから、とうとう窪田さんがキレて「エロいよ、オレは!」で、場内またまた大爆笑。エロい窪田さん、好きです。そしてその次はとうとう例のあの曲が・・・。
「Jungle Circuit」、本当にすごかったです。真のフュージョン道のようなものを見た気がしました。さすがの一言。ユニゾン部分はCDと同じ長さでした。最後のキメもバッチリで、「イェ~ッ!!」「カッコイイ~!ヒュ~ッ!」って感じでした。平井くんが「やった~!」と喜んでいたのを見て、他のバンドだったらサラッとおじぎして終わっちゃうところだけど、素直にうれしさを表現していたのがとても印象的でした。ほんとに気持ちよかったんだろうなぁ。
昨年は「小樽」で女性ファンの心をわしづかみにした窪田さんでしたが、今年はご自身の曲「Redress」でまた素敵なピアノを聴かせてくださいました。ああいうフレーズが湯水のように湧き出てくる窪田さんの頭の中を見てみたい・・・。平井くんのギターも泣いていました。「Redress」が終わり、TRIXお決まりの暗転タイム。さて、この次にライトが明るくなったとき、驚くべき光景が・・・。  つづく。


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