夏の思い出と昔の匂い

今朝の「ZIP!」でTRIXの「肩コリッ！」と「Rush」が続けてかかってました。チャンネル変える前、テレビ朝日の「CMのあとはスポーツ」のBGMは「THE COIL」が毎日かかってる様子。やっぱりテレビからTRIXが流れてくるとウレシイ

先日の「パワフルフェイス」で華丸・大吉さんがやっていた漫才。夏休みにはばあちゃんの家に行って（ほんとはじいちゃんの家でしょ、という華丸さんの静かなツッコミがおかしい）親戚が1台だけあるテレビを高校野球で占領してるので、子供はすることがなくて

畳の緑のところだけを歩く
畳とカーペットを留めてあるピンを抜いたりさしたり
扇風機の前で「あーー」と言う

もう懐かしい昭和の夏休み！確かにそんな感じでした。いつもとは違う時間が流れていた気がします。私が子供の頃、唯一母方のおばあちゃんだけが健在で、いとこ達と集まっていた覚えがあります。母は末っ子だったので、長男のおじさんちの息子である従兄とは、歳が一回り違いました。一番歳が近かった従姉とは、へんてこりんな替え歌作って歌ったり、宝物さがししたり。夜にはふとんを敷く手伝いをしてそこでゴロゴロと転がったり、蚊帳を出たり入ったりして怒られたり。

お墓参りに行くと必ず「おたばり」と言って、ちょっとだけお供えしたお菓子を、おばあちゃんが分けてくれる。それが楽しみでお墓参りに行っていたようなものでした。実家には仏壇がなく、お線香をあげることもなかったので、どこかの辻でお線香の匂いがすると、ふとおばあちゃんの古い大きな家の仏間を思い出したものです。

匂いといえば最近買った食器洗剤キュキュットのピーチ＆シトラス、子供の頃使っていた工作用のノリの匂いと同じで、何だかとても懐かしくて。けしごむなど、匂いつきが流行った頃の文房具だったんでしょうね。

一つの匂いで、その頃の部屋の家具の配置や、その頃感じていた心の機微まで思い出してしまうことってないですか？