ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

有漢池

2017-04-17 23:46:36 | 岡山県
2017年4月10日 有漢池
 
有漢池は岡山県高梁市有漢町にある灌漑用アースダムで、1928年(昭和3年)に建設されました。ダム便覧では事業者は有漢土地改良区となっていますが土地改良法が成立したのでは戦後ですので、これは戦後の改修の事業者を示してるのではないかと思います。
現在の管理者はその有漢土地改良区です。
 
地図では有漢池の南側を県道156号が通っていますが県道から直接池には行けません。
県道156号の生コン工場から左手の細い道に入り最初の分岐は右手の道を取ります。すぐに十字路となるのでここは右手のダートの道を選びます。道路の左側にある溜池からの水路がヒントです。
高速の高架橋をくぐれば正面に有漢池の堤体が見えてきます。
今回は最初の分岐の路肩に車を止めて往復3キロ弱を歩いて有漢池に到達しました。
 
堤体の下流から
奥に堤体が見えます。手前右側は取水設備からの水路。
 
取水設備からの底樋吐口と用水路。
 
左岸洪水吐からの導流部は滝仕様。
 
堤体下流面
左岸に向けて小径が斜行しています。
 
左岸の円形の洪水吐
苔と錆がいい按配です。
 
アングルを変えて
堤体上流面は谷積みの石で補強されています。
 
池のすぐ下流を中国道が走っています。
 
谷積みの石。
 
右岸から
対岸に県道が見えますが、県道から直接池にはこれません。
 
右岸には3基の記念碑が並びます。
最初の着工は大正年間で昭和30年代に堤体の決壊があり大きな改修を行ったようです。
 
1853 有漢池(0934)
ため池コード
岡山県高梁市有漢町有漢
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
高梁川水系有漢川
26メートル
101メートル
千㎥/千㎥
有漢土地改良区
1928年


阿口池

2017-04-17 18:47:14 | 岡山県
2017年4月9日 阿口池
 
阿口池は岡山県真庭市の旭川水系備中川沿いにある灌漑用アースダムで、1944年(昭和19年)に当時の北房町の事業で建設されました。現在は合併した真庭市が管理を行っています。
 
北房ダムから県道311号を北上すると県道のすぐ左上に阿口池の堤体が見えます。
堤体直下の県道脇に昭和19年の竣工記念碑があります。
 
県道のすぐ左手に堤体があります
堤体下部は関知石の谷積みで補強されています。
 
右岸の洪水吐導流部は岡山では結構見られる滝仕様。
 
洪水吐からの水は自然の岩盤を滝のように流下します
向かって右手は取水設備からの導水路。
 
取水設備からの底樋吐口。
 
天端。
 
貯水池は総貯水容量18万立米。
 
右岸の斜樋はまだ新しい建屋。
 
右岸の洪水吐。
 
洪水吐導流部
この下が4枚目の写真の滝になります。
 
1863 阿口池(0933)
ため池コード
岡山県真庭市阿口
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
旭川水系備中川
15メートル
82メートル
千㎥/千㎥
真庭市
1944年


北房ダム

2017-04-17 17:42:03 | 岡山県
2017年4月9日 北房ダム
 
北房で『ほくぼう』と読みます。
北房ダムは岡山県真庭市の旭川水系備中川にある灌漑用重力式コンクリートダムで、岡山県の『北房地区かんがい排水事業』によって1980年(昭和55年)に建設されました。
現在は真庭市が管理を行い備中川沿いの真庭市北房地区の農耕地539ヘクタールに灌漑用水の供給を行っています。
 
北房ダムは県道58号線沿いにありダム湖を中国自動車道が縦断しています。
ダム湖周辺は桜や紅葉の名所になっておりダム左岸高台には『もみじ公園』が整備され、公園からはダムを俯瞰することができます。
『もみじ公園』から俯瞰。
 
同じもみじ公園からダム湖を俯瞰
赤い橋梁は中国自動車道。
 
左岸ダムサイトにある竣工記念碑。
 
左岸から
クレストは自由越流式洪水吐が4門、オリフィスやコンジットゲートはない坊主ダムです。
 
ダムと中国道の橋梁のコラボ
クレストからは薄く越流しています。
 
上流面
ゲート手前に取水設備があります。
 
天端は車両通行可能。
 
導流面と減勢工
左手は利水放流設備で河川維持放流が行われています。
 
総貯水容量114万立米と灌漑専用ダムとしては比較的大規模なダム湖
ダム湖を周回する道路があり車で一周できます。
 
右岸から上流面。
 
(追記)
北房ダムは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行う予備放流容量が配分されました。

1892 北房ダム(0932)
岡山県真庭市阿口
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
旭川水系備中川
35.3メートル
94メートル
千㎥/千㎥
真庭市
1980年
◎治水協定が締結されたダム

大佐ダム

2017-04-17 16:33:11 | 岡山県
2017年4月9日 大佐ダム
 
大佐で『おおさ』と読みます。
大佐ダムは岡山県新見市の高梁川水系小坂部川上流部にある多目的重力式コンクリートダムです。
土地改良法に基づき農水省の補助を受けた『農業基盤整備事業』および『県営防災かんがい排水事業』の中核施設として1981年(昭和56年)に岡山県農林水産部によって建設されました。
運用開始後は新見市が受託管理を行っています。
大佐ダムは小坂部川の洪水調節、新見市大佐町への灌漑用水の供給を目的とするほか河川維持放流を利用して岡山県大佐ダム発電所で最大510キロワットの小水力発電を行っています。
ダム湖源流にはおーさ源流公園キャンプ場があるほか、ダム湖は県内随一のカヌーのスポットとなっており夏場を中心に多くのレジャー客が訪問します。
 
小坂部川沿いに県道58号を北上し定藤で県道112号を左折すると大佐ダムに到着します。
まずは下流から
クレストは4門の自由越流式洪水吐、コンジットゲートから放流しています。
左岸に大佐ダム発電所の放流口が見えます。
 
ダム右岸に竣工記念碑があります。
ダム周辺には桜が植えられていますが、標高が高いせいか開花にはまだ時間がかかりそう。
 
右岸から上流面。
 
常用洪水吐は半円形越流式のダム穴風。
洪水吐の先に取水設備があります。
 
洪水吐をズームアップ。
 
 
減勢工
中央の棒状の導流堤と背の高い導流壁が特徴。
左岸に大佐ダム発電所があります。
 
 
天端は車両通行可能。
 
左岸から上流面。
 
(追記)
大佐ダムはは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行う予備放流容量が配分されました。
 
1898 大佐ダム(0931)
岡山県新見市大佐上刑部
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
高梁川水系小坂部川
FA
43.7メートル
108メートル
千㎥/千㎥
新見市
1981年
◎治水協定が締結されたダム


昭和池

2017-04-17 15:46:15 | 岡山県
2017年4月9日 昭和池
 
新見市土橋地区には大正池と昭和池の2基の灌漑用溜池が東西に並びともにダム便覧に掲載されています。
2基のうち東側にあるのが昭和池で1935年(昭和10年)に竣工しました。ダム便覧では事業者は土橋土地改良区となっていますが、土地改良法は1949年(昭和24年)の成立で戦前は土地改良区は存在しませんので、事業者は前身となった耕地整理組合によるものと思われます。
西にある大正池同様、昭和池は溜池の名称としては非常にポピュラーでダム便覧全体では9基の昭和池がありそのうちの3基が岡山県となっています。
 
土橋バス停から県道50号を東進、上組集落の先で佐伏川に沿ってダートの林道を進むと昭和池に到着します。
林道の路面状況が悪いため今回は県道に車を置いて昭和池まで歩きましたが距離にすれば300メートルほどです。
まずは下流から堤体右岸の洪水吐へ。
 
下流から
下流面基部はコンクリートで補強されています
右岸には洪水吐導流部。
 
堤体左岸の取水設備からの底樋吐口。
 
上流面はコンクリートで補強。
 
左岸の階段式斜樋。
 
総貯水容量15万立米の貯水池
右岸はヒノキの植林、左岸は松山になっています。
 
天端から下流面。
 
右岸から上流面
左岸の斜樋が見えます。
 
洪水吐。
 
1860 昭和池(0930)
ため池コード
岡山県新見市土橋
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
高梁川水系佐伏川
15メートル
76メートル
千㎥/千㎥
新見市
1935年


大正池

2017-04-17 14:41:36 | 岡山県
2017年4月9日 大正池
 
新見市土橋地区には大正池と昭和池の2基の灌漑用溜池が東西に並びともにダム便覧に掲載されています。
2基のうち西側にあるのが大正池で、ダム便覧によれば1932年(昭和7年)に川口地区によって建設されました。
大正池は溜池の名称としては非常にポピュラーでダム便覧全体では6基の大正池がありそのうちの3基が岡山県となっています。
この大正池は竣工が昭和7年になっていますが、大正年間に着工されたので大正池なのか?大正時代に作られた溜池が昭和7年に改修されたのか?記念碑等がないので何とも言えないところです。
 
国道180号の川合橋交差点から県道78号に入り東進すると氏名戸を示す手製の標識が現れます。これに従って左折し集落を抜けた先に大正池があります。
池手前はダートですがうちのBMWでも難なく天端まで乗り入れることができました。
 
右岸から
天端には轍があり下流面はきれいに刈り払われています。
 
上流面はコンクリートで補強されています。
 
総貯水容量16万立米の貯水池
貯水池周辺は松山が広がります。
 
堤体中央の斜樋
上流面や取水設備は比較的新しく近年改修があったようです。
 
右岸から下流面。
 
右岸から上流面。
 
右岸の洪水吐越しに。
 
洪水吐は石積の原始的なものです。
 
1841 大正池(0929)
ため池コード
岡山県新見市土橋
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
高梁川水系佐伏川
17メートル
108メートル
千㎥/千㎥
新見市
1932年

小阪部調整池

2017-04-17 14:12:49 | 岡山県
2017年4月9日 小阪部調整池
 
小阪部調整池は小阪部川ダムの下流1.3キロ地点にある発電用重力式コンクリートダムで、1962年(昭和37年)に小阪部川ダムに中国電力小阪部発電所が増設された際に、発電所の放流による水位の変動を緩和するための逆調整池として建設されました。
調整池にも中国電力小阪部調整池発電所が併設され最大500キロワットの発電を行っています。
堰堤は15メートル未満となっているためダム便覧には掲載されていません。
 
小阪部川ダムへ向かう442号から小阪部調整池が見えます。
 
この日は小阪部川ダムからの放流量が多いせいか全面越流をしていました。
 
右岸下流から
手前奥の建物が小阪部調整池発電所建屋、手前が放流口です。
 
越流をズームアップ。
 
発電所のプレート。
 
調整池の管理図。
 
小阪部調整池
岡山県新見市唐松
北緯度分秒,東経度分秒
高梁川水系小坂部川
中国電力(株)
1962年

小阪部川ダム

2017-04-17 12:51:34 | 岡山県
2017年4月9日 小阪部川ダム
 
小阪部川ダムは岡山県新見市の高梁川水系小坂部川にある多目的重力式コンクリートダムです。
国土地理院地形図では『小坂部川』となっていますが、ダム及び発電所の名称では『小阪部川』となっています。
1939年(昭和14年)に発生した高梁川流域の大干ばつを受けて岡山県により1942年(昭和17年)に着工されるも戦況悪化で中断、戦後1948年(昭和23年)に農林省(現農水省)に事業移管され農林省初のコンクリートダム事業として建設が再開され1955年(昭和30年)に完成しました。
なお竣工ベースでは1951年(昭和26年)に竣工した兵庫県の鴨川ダムが農林省最初のコンクリートダムとなっています。
現在は高梁川用水土地改良区が委託管理を行っています。
小阪部川ダムは高梁川用水土地改良区管内への灌漑用水の供給、流域への上水道用水の供給を目的とするほか中国電力小阪部発電所で最大5400キロワットの発電を行っています。
 
小阪部川ダムを水源とする灌漑用水路系統図(高梁川用水土地改良区ホームページより)。
 
国道180号線川合橋西交差点から県道442号線に入り小坂部川沿いの隘路を進むと右手に小阪部川ダムが見えてきます。
クレストは3門のラジアルゲート、左岸に発電所があります
 
右岸から
くっきりとした打継面など時代感溢れるコンクリート。
 
左岸側堤体直下に中国電力小阪部発電所。
 
減勢工と発電所
発電所下のコンクリートの錆もいい按配。
 
右岸堤体に張り付くようにある管理事務所
耐震性に問題があるため改修予定とか?
 
天端は歩行者のみ通行可。
 
古いダムでよくみられる半円形の取水設備。
 
左岸親柱の照明
竣工当時としてはかなり斬新なデザインだったはず。
 
ダムへ向かう県道に掛かるアーチ橋も見逃せません。
ダム建設に合わせて作られたようでもしかしたら戦時中のものかも?
 
 
オールドダムファンには鼻血ものの小阪部川ダムでした。
 
(追記)
小阪部川ダムは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行う予備放流容量が配分されました。
 
1870 小阪部川ダム(0928)
岡山県新見市唐松
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
高梁川水系小坂部川
AWP
67.2メートル
145メートル
千㎥/千㎥
高梁川用水土地改良区
1954年
◎治水協定が締結されたダム

河本ダム

2017-04-17 11:21:56 | 岡山県
2017年4月9日 河本ダム
 
河本ダムは岡山県新見市金谷の一級河川高梁川水系西川にある岡山県土木部が管理する多目的中空重力式コンクリートダムです。
高梁川河口部水島地区は高度成長期に水島臨海工業地帯として発展する一方、増加する工業用水源確保が大きな課題となってきました。
一方、高梁川中上流部では河川改修が遅れ抜本的な治水対策が求められていました。
そこで岡山県は高梁川上流部への多目的ダム建設を軸とした『高梁川総合開発事業』に着手し、1964年(昭和39年)に竣工したのが河本ダムです。
河本ダムは中国地方では唯一、日本で13基しかない中空重力式コンクリートダムとして建設されました。
河本ダムは建設省(現国交省)の補助を受けて建設された補助多目的ダムで、高梁川の洪水調節(最大375立米/秒の洪水カット)、水島工業地帯への工業用水の供給、岡山県企業局新見発電所でのダム水路式発電(最大1万900キロワット)を目的としています。

県道33号線の正田トンネル北側の正田橋から旧道に入ると右手に岡山県企業局新見発電所が見えてきます。
ちょうど桜が見ごろになっています。
 
下流から
クレストはラジアルゲートが2門、低水放流設備として左岸にハウエルバンガーバブルがあります。
 
ダム下流右岸は公園として整備され桜が満開です。
 
ハウエルバンガーバルブ。
 
堤体下流面
堤頂部からすぐにスロープが始まる下流面と、洪水吐導流部中段の膨らみがいかにも中空ダムといった風。
 
上流面と管理事務所。
 
上流面からゲート
水位が高いため中空ダム特有のタコ足スリットは見ることができません。
 
天端は車両通行可能。
 
減勢工と右岸の桜。
 
左岸から下流面。
 
河本ダムの管理事務所では河本ダムのほか、小阪部川ダム、三室川ダムのダムカードが配布されています。


(追記)
河本ダムには洪水調節容量が配分されていますが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行うための予備放流容量が配分されました。
  
1873 河本ダム(0927)
岡山県新見市金谷
高梁川水系西川
FIP
HG
60メートル
258.6メートル
17350千㎥/11100千㎥
岡山県土木部
1964年
◎治水協定が締結されたダム


草月ダム

2017-04-17 01:33:18 | 岡山県
2017年4月9日 草月ダム
 
草月ダムは岡山県新見市哲多町にある灌漑用の重力式コンクリートダムで、岡山県の事業で2000年(平成12年)に完成しました。管理者は確認できませんでした。
 
県道33号の吉清口バス停を東に折れ2車線の農免道路を進むとダムの入口となる井原地区に到着します。集落を抜け井原川沿いに進むとすぐにダートになるので、路肩に車を置いて徒歩でダムへ向かいます。
途中にある灌漑用水への分水工
草月ダムの水をここで取水するんでしょうか?
 
約1.5キロ歩くとダムの管理室らしき建物が現れます。
 
右岸から
クレストに自由越流式洪水吐が1門あるだけの坊主ダムです。
 
天端は立ち入り可能
ゲート部分だけ少し高くなっています。
 
上流面
木が邪魔ですがゲート右岸側に取水設備があります。
 
取水設備の操作バルブ。
 
総貯水容量5万5000立米の小さな貯水池。
 
導流部と減勢工
写真ではわかりづらいですが薄く越流しています。
 
上流面。
 
堤体直下への道は薮がひどくギブアップしました。
 
3535 草月ダム(0926)
岡山県新見市哲多町荻尾
北緯度分秒,東経度分秒
DamMaps
高梁川水系井原川
24メートル
69メートル
千㎥/千㎥
管理者未確認
2000年


湯野ダム

2017-04-17 00:47:18 | 岡山県
2017年4月9日 湯野ダム
 
湯野ダムは岡山県高梁市備中町西油野の一級河川高梁川水系正信川にある灌漑目的のロックフィルダムです。
農林省(現農水省)の補助を受けた岡山県の総合かんがい排水事業により1975年(昭和50年)に建設されました。
運用開始後は備中町が、現在は市町村合併により現在は高梁市が管理を受託し備中町西油野から東油野丘陵上の農地約150ヘクタールに灌漑用水を供給しています。
 
湯野ダムへは上流からのアプローチとなります。
ダム右岸側の道路を進むと堤体が見えてきます。
 
上流面。
 
湾曲した洪水吐が特徴。
 
洪水吐導流部。
 
天端
轍がありますが対岸で行き止まり。
 
ダム湖は総貯水容量15万8000立米の細長い貯水池です。
 
ダムの直下には揚水機場があります。
 
取水設備
初めて見るタイプ。
 
ダム下の揚水機場
ダムの天端標高430メートルに対し、受益農地は高所の標高450~500メートルの丘陵上にあるため、貯水池の水はここからポンプアップして農地に送られます。
 
ここから見るとロックフィルだとわかります
 
(追記)
湯野ダムは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行う予備放流容量が配分されました。
 
1887 湯野ダム(0925)
岡山県高梁市備中町西油野
高梁川水系正信川
20.9メートル
71.5メートル
158千㎥/136千㎥
高梁市
1975年
◎治水協定が締結されたダム