会社人生 ３５ｋｍ（５５歳）地点、通過② 1524

（2020/02/25<火>）

（少し時が経ったので記憶を戻して・・・）

■会社人生　３５ｋｍ（５５歳）地点、通過②　

■マラソンの走友会・ランニングクラブ

選手は走る仲間（走友会・ランニングクラブ）との順位を異常に意識します。

特に走歴が同じや年齢が近いと、あいつだけは負けられない、前回の大会では

あいつが先着したが、今回の大会は必ず俺が、との思いで走ります。

ほぼ、同じようなペースで並走や前後を走る、まさに意地の張り合いとなる。

そうこうしていると、走歴の浅い仲間や若い仲間があっという間に追い越され、取り

残されて練習量（走行距離量）未達の後悔や走力の無さに愕然として、その後ペース

ダウンとなり、なかには後方に消えていく選手もいます。

■会社人生　３５ｋｍ（５５歳）地点、通過②

▼昇進、同期

５５歳ぐらいになると、会社（企業）によりますが、最後の一花咲かせると本人の努力と期待と

裏腹に、どこか異次元の世界から大きな動きや方針に基づいて会社はある方向に大きく進路

を取る場合があります。こればかりは人事異動（昇進）が発令しないと分かりません。

意外と、５０歳代前半で勝負決まっている場合が多いのでは。

▼早期退職や希望退職募集

会社は業績の悪化（不採算事業）や競合他社台頭、想定外の事態発生等と今では業績が堅調

な状態で事業部門のスリム化や強化など会社の存続と発展を図るため、早期退職や希望退職

募集し、財務体質の強化や新陳代謝（従業員の若返り）等を考え実現されます。

皆さんも経験したことがある方も居ると思いますが、何歳をボーダーラインとするかによりますが、

５５歳ぐらいは自明の理で終身雇用を考えていた方は非常に厳しい状況に晒されます。

会社も生き残りをかけて、そして組織で働く人も同じで、手を挙げる人やここまで来たのだから

このまま定年までたどり着きたいと思う方もいます。

そうしたなか、いったい自分のスキルとは何か、他の企業で働けるだけの武器はあるのかと

自問自答するも果たして、特に管理職のマネージメントをやっている方は、会社トップや上からの

方針を部下にブレークダウンして指示し、ワークした結果を判断して業務運営につなげている。

ある程度の規模であれば役割分担も明確で、このレベルは私の仕事でないと言っていた仕事（業務）

も再就職を斡旋された会社では業務の守備範囲が広く、資料作成から従来の担当業務以外の領域

もこなす必要があります。

ここが正念場ですが、再就職先の斡旋が２回とか半年間の猶予があると、この企業（会社）

では馴染めないので白旗を挙げて、次の企業（会社）へ、そして同じような状況となり、結局は

勤めていた会社の協力会社や取引先などの周辺に籍を置く方も、もちろん年収は激減します。

そのためにもプレーイングマネジャーとなり、幅広い業務をこなし、管理もできるスキルが必要

ですが、「時すでに遅し」でしょうか。