昨日は母の通院日でした。
母が腎臓の難病だと診断された最初の1年、病院の指示通りの服薬、食事をしていたら母の体に10kg水がたまってエライ目にあったので、
その後本気でいろいろと勉強したところ、
お医者さんの常識では、
腎臓病の対処法 → たんぱく制限・塩分制限。たんぱく質を制限するのでカロリーは糖質でとる。
ですが、
私がたどり着いたのは、
腎臓病の対処法 → たんぱく質とミネラルが必要。糖質を減らす。ミネラル塩を積極的に摂る。
という全く逆の結論でした。
本当に少しずつ食事でたんぱく質を増やしていき、まずは胃酸がちゃんと作られるようにするところからはじめ、
そして、ミネラルはまずお風呂に塩化マグネシウムを入れて「経皮吸収」からはじめ、その後、徐々に経口でサプリなど少量ずつ試していきました。
そして2年後。
アルブミン値を 1.9 → 3.6 まで上げることができて(基準値3.7~5.5)体の中にたんぱく質が保持できるようになり、
たんぱく尿、尿潜血、尿糖、腎性貧血、.クレアチニン、甲状腺機能低下症、などなど他にもいろんな項目が大きく改善しました。
それまでにも本当に少しずつ改善していって、利尿剤などは今年に入って完全に断薬できて小さな喜びはいくつもあったんですけど、
昨日の検査では、たんぱく尿が悪いときで4+だったのが初めて1+まで減ったのと、
クレアチニンが悪い時で2.6あったのが、本当に少しずつ改善してやっと1.83まで下がったこと、
赤血球の数も基準値内で、毎月している腎性貧血の注射をしなくて良かったことが本当に嬉しかったのです。
(次、12月にどうなってるかはわからないですが^^;)
思ったんですけど、すべての病気は「栄養不足」から起こるのではないでしょうか。特にたんぱく質。
あと、人の臓器の細胞は一定サイクルで生まれ変わるので、そのときにたんぱく質がなければ新しい細胞が作れないんだと思いました。
そして次に大切なビタミンミネラル。
いろいろ試してみた結果、効果を実感して現在母に飲ませているのは、
【朝食後】(左から)リンゴ酸マグネシウム、ビタミンB群、ビタミンK2、ホウ素。(ホウ素は主にデイサービスの日)
このほか、病院から処方されている亜鉛とビタミンDも飲んでます。
【夕食後】グリシン酸マグネシウム、亜鉛カルノシン、ミルクシスル.。(ミルクシスルは主にデイサービスの日)
このほか、病院処方の亜鉛はデイリーで。不定期で様子を見ながらビタミンA&Eを追加することもあります。
【その他】様子を見てNAC。 シリカは不定期で舌下。
写真がないですけど、他にビタミンCを起床時に甲状腺の薬と一緒に飲ませています。(相乗効果があるらしい)
第〇波とか騒がれてるときのデイの日は、様子をみて必要そうならリポゾーマルグルタチオンも。
そんなこんなで、ここまでくるのに遠回りもしてしまったけど、
今回の通院は、私の日々の努力が報われたと心から思うことができた嬉しい通院日となりました。
このまま透析を遠ざけ続けることができますようにと祈るばかりです。