ソウルで『ファントム』を観てきました。
実は今回は別の作品を観るための遠征だったのですが、諸事情によって急な予定変更があり、『ファントム』を観ることになったんです。
またそれがちょうどKAIさんファントムのマッコンの回を観ることができて、結果的に何かに導かれたとしか言いようがない形に・・!
昨年末に初めて拝見した時は、ただただ歌の素晴らしさに圧倒されて半ば放心状態で終わっちゃったので、
今回はできるだけ舞台を隅々まで見て、物語を丁寧に追いたいという気持ちがありました。
舞台中央でいろいろ繰り広げられているときも、舞台端でそれを見ているエリックの表情からできるだけ目を離さないようにして、
とにかくエリックの心情をとりこぼすまいと努めました。
その結果、
号泣が止まらない状態に。
終演後、泣きはらした顔で席を立ち、まだこぼれそうになる涙を必死でこらえながら友人を待っていると、
同じように泣きはらした顔で、いや、確実にまだリアルタイムで泣きながら友人が出てくるじゃありませんか。
彼女の表情を見て、「ああ、まだ私も泣いてていいんだ・・」と思ったらまた泣けてきて、
お互い顔を見合わせて声にならない声で何かをつぶやいて、泣きすぎて笑いながら(こわいw)しばらく2人で泣いていました^^;
ファントム役のKAIさんはじめ、俳優さんたちの歌も演技も素晴らしすぎてTT
とにかく登場人物それぞれが持つ心情に涙が止まらなかったのです。
「歌が良かった」とか「演技が良かった」とかそういうくくりだけで語れるものではなく、
登場人物の持つ深くて大きな愛や、長い年月を経て心の中に在り続けた思いなどが登場人物の間で交差するとき、
俳優さん同士の素晴らしいケミでそれらが最高の感動となって私たちに伝わってくるんです。きっとこれ以上ない完璧な形で。
舞台を観ているというよりは、そこで起きていることを私たちが登場人物の心を通して体験しているという感覚、そういう感覚でしたね。
KAIさんはずっと仮面をつけているので観客からは表情がよく見えないはずなのに、どうしてあんなにも感情が伝わってくるのか。
その歌声のトーンや、指先の動きから彼を包む周りの空気に至るまで、すべてがエリックの心を映す鏡となっていました。
終盤はもうエリックのすべての行動に涙が止まらなかったです。素晴らしい俳優さんに出会えて嬉しい。
クリスティーヌ役のイ・ジヘさんの歌も本当に素晴らしかったですし、
キャリエール役のユン・ヨンソクさんの演技にも泣けて泣けて涙腺大崩壊でした。
こんなにも純粋に心を動かされた舞台は久しぶりだったなぁ。(たぶんビリー以来)
観ることができて本当に良かったです^^
日本でファントム役を演じる加藤和樹さんもKAIさんの舞台をご覧になったようですね。
日本のファントム、私は加藤さんの回を観ようかしら^^
KAIさんのご出演作品、また拝見したいです^^
【2019年2月16日ソワレキャスト】
前にも貼りましたが、私、本当にこの曲が好きすぎるので、また貼らせてください(笑)
[뮤지컬 팬텀] 카이 '그 어디에' MV
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