今頃ではございますが!
演出についての感想とラミンの香りについては少し書きましたが、それ以外の感想を。
パンフも何も読んでない一個人の感想ですので決して真剣に読まないでください(笑)
【心の中の第一声】
まず席について舞台セットを見たとき、WOWOWで最近見た2018年の「USLive in Concert」のセットに似てる!って思ったのだけど、
何が違うってステージ上の床のスペース、つまり動き回れるスペースが全然違って、
みんなこの狭いスペースで何をどうするん!? っていうのが心の中の第一声でした。
【早くも泣いた瞬間】
コンサートが始まってアンサンブルさんが客席から登場してめっちゃ盛り上がりながら舞台へ。
ここでみんなもうスタンディング。私たちはもう群衆!
そして、
ステージセットの上にパッと浮かび上がるプリンシパルキャストの皆さんの姿を見た時、
ぐぅぉぉぉぉーーーーーー! カッコイイ~~~~!!!!!
最初に泣いた瞬間でした。
【ピントに翻弄される】
その日の午前中のお茶の時に、「ヘロデとピラトがセットの上にずっといるよ」と聞いていたので、
とりあえず成河ヘロデを見ておかなければ! きっと何かやっているに違いない! と観る前から決意していた私。
始まってすぐ、高い位置に座っている成河ヘロデに双眼鏡のピントを合わせる。
ラミンが歌う。ラミンを見なくては!とラミンに双眼鏡を向ける → ぼやける!
成河ヘロデに双眼鏡を向ける → ピントばっちり。 ラミンに向ける → ぼやける!
ばっちり → ぼやける → ばっちり → ぼやける の繰り返しで、「私はいったい何をやってるんだ・・w」ということになり、
けっこう早い段階で成河ヘロデを追うのをあきらめ、ステージ下メインにピントを合わせました。
成河ヘロデのストーリーっていうのが、きっとあったんでしょうねぇ。研究できなくて残念でした^^;
【武藤さん】
武藤さんの司祭パート、すごく良かった!
カヤパでも全然OKなお声ですよね。
【理想通りのアンナス】
私、「JCS」は全曲好きなんですけど、中でも空気が変わる瞬間というのが好きで、特にアクセントのあるアンナスの歌って大好きなんですよ。
今回のアンナス役のアーロン・ウォルポールさんのアンナスの歌が、どこを切り取ってもその音程の確かさがとっても気持ちよくて最高でした。
【ホサナ】
群衆になりたかった私の夢をかなえてくれてありがとう。
めっちゃ手を振ってジーザスたたえさせていただきました。
【海宝シモン】
シモンナンバーの最初に、海宝シモンがカヤパとアンナスに「やるんかい、やらへんのかい」みたいにメンチ切りに行って、最終的に「ガオー!」とシンバみたいになってから歌い始めたのカッコ良かったです!
シモンナンバーのあとはショーストップ!!!!!
熱かった! カッコ良かった!





「USLive in Concert」のシモンはヘドバン&スタンドマイクで移動しながら歌ういろんな意味でホンマもんの狂信者でしたが(←大好き)、
海宝シモンはね、熱い中にも
知性と気品 があふれているんです。
ああ、JCはこんな使徒を持って幸せだな、この若者が信じるんだったら間違いないね!って思わせるそういう人物。
正統派好青年熱血シモンなのでした!
(※個人的にはちょっと壊れた海宝シモンも心のどこかで期待していたけど、終わってみればこれが理想の形だと確信。)
【コーラスライン!?】
市場のシーンが、ちょっとコーラスライン風味じゃありませんでした?
ステージにアンサンブルさんが等間隔に並んで、ひとりひとりにスポットが当たってポーズをとる。
その後、アンサンブルさんは客席に降り、市場でのもめごとはここで表現されているのですが・・ここの演出はなかなか伝わりにくいのでは?と思い、ちょっともったいない気もいたしました。
ただアンサンブルの人数が少ないから、客席に降りて私たち観客も参加してあの頭数で市場の混沌を表現したのだと考えると、
私たちもジーザスに怒られたことになり、なんだか嬉しい気持ちになります(*´艸`*)
【カヤパの目が乾く】
鈴木壮麻さんのカヤパ、カッコ良かったですね~
目力でユダを追い詰めるカヤパ・・!
すごい迫力でした。
【追い詰められるジーザスを見るシモン】
海宝シモンのこのシーンの表情。
動揺、混乱、心配、不安、信頼、もしかしたら懐疑・・
「ピラトのところへ」と、最後、力なく歌い始めるまで、無言のままいろいろな感情が流れていて胸が痛かったですTT
【ゲッセマネ】
デクランジーザスのゲッセマネ、こちらもショーストップでした。
この1曲を聴いている間、
彼の歌以外のこの世のすべての時間が止まる感覚。
言葉にできないですね。涙が体から搾り出されるというか。
訳詞も良かったTT
ありがとう、デクランジーザス。あなた最高だ。
【知らねぇって!】
ペテロが「知らない」というシーンの訳詞は、「USLive in Concert」ではまさかの「知らんと言っている!」と訳されていましたが、
今回は「知らねぇって!」でした。 ちょっと自然でいい感じですよね^^
いろんな訳詞を見れば見るほど、四季の「知るもんか、あんなやつ!」がじわじわきます。
【成河ヘロデ最強伝説】
さぁ、ヘロデナンバーですよ!
成河ヘロデがやっと動いたぁ!
え! 出初式!?
朗読劇からの・・森進一さん!?
アリス・クーパーヘロデの孫ヘロデ伝説
何が驚いたって、私が自宅でやる “一人ジーザス” のヘロデの動きと一部完全に一致。
最高。好き。(伝わらない)
【やりなおすことはできないのですか】
背景に星がいっぱいで綺麗だったぁ


それにしてもマリア役のジョアンナさんの歌が全曲素敵!
いつまでも聴いていたい歌声とはこのこと。 心奪われました。
【ラミン様】
すべてにありがとう。
特に自殺前の苦しみのシーン、ここが泣けて泣けて・・
オールスタンディングのスーパースターは汗だくタイムとなりました。
まぁつまり全部カッコ良すぎやん、もう!っていう話です。
【アンサンブルさん】
個人的に今回特に目をひいたアンサンブルさんは、今村洋一さんと、春日希さん。
お2人のこの作品への “スピリット” が私とずっと共鳴しておりました。楽しかったです!
スピリットといえば、指揮の若林さんも最後ものすごい “スピリット” だだ洩れで最高でした(*´艸`*)
【楽器】
これは全く個人的な好き嫌いになるのかもしれないですが、ホントにひとつだけ申し上げるならば、
ギターお2人のうち、上段で演奏されてた方の音がすっごく好きで、下段の方の音がちょっと私には合わなかった。
音というか、あの位置でみんなに見られていることをもっと意識した演奏をしてほしかったというか・・そんな感じです。
めっちゃもったいないと思ったので。すみません^^;
【訳詞】
訳詞、とても素敵だと思いました。
歌の歌詞というより、人と会話しているような言葉。
そんなふうに心にまっすぐ入ってくるわかりやすい訳詞だったのではないかと。
十二使徒の「努力すれば叶うとわかっていた」。ここが特に心に染み入りました。
総合的にやっぱり「最高」という言葉しかなくて、
また日本でこんなふうに日本人キャストも一緒にJCSコンやっていただきたいです。
できれば大阪にも来てください。 本当にお願いしますTT
今回のJCSコンに関わられたすべてのキャスト・スタッフの皆様に感謝します^^