今回はキッチンとベランダの様子や展示品を紹介する。
清潔な印象を与えるキッチンである。1850年代の建物とのことなので170年前に相当する。当時からこのようであったのか・・・と考えるが、上流階級の暮らしぶりが想像できる。
ベランダには写真のような甕が並ぶ。学芸員であろうが、ついてくれたスタッフの説明によると、このような甕を窓際に並べて水を満たす、その気化潜熱で涼をとったとの説明。蚊が繁殖するのではとの勘繰りは無用であろう。下僕が毎日水を入れ替えていたに違いない。以上で陶磁器類以外の紹介を終えた、次回は陶磁器類を紹介する。
<続く>