本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

ドラッカー流人材マネジメント論。 : New。2011。 #7

2011-01-02 21:53:58 | New。2011。
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
P・F. ドラッカー,上田 惇生
ダイヤモンド社


chap3 仕事と人間
 :マネジメントの第二の役割は、生産的な仕事を通じて、働く人たちに成果
  をあげさせることである。
方法論:
① 仕事と職場に対して成果と責任を組み込むこと
② ともに働く人たちを活かすものとしてとらえること(問題、費用ではなく)
③ 強みが成果に結びつくようにすること

→成果をださせる第一歩として仕事に責任持たせるというスタンスが必要。

★ なぜ責任を持たせることが必要か?
:人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人とは費用であり、脅威である。
しかし人は、これらのことゆえに、雇われるのではない。人が雇われるのは、強みのゆえであり、能力のゆえである。組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。(80㌻)

知識労働者のマネジメントについて:
働くものが満足しても、仕事が生産的に行なわれなければ失敗である。逆に仕事が生産的に行なわれても、人が生き生き働けなければ失敗である。

仕事:客観的な存在
労働:人による活動
→仕事は均一に設計されなければならないが、労働には多様性を持たさなければならない。

マネジメントについて:
もはやX理論*=アメとムチによるマネジメントは有効ではない。
X理論では、人は怠惰で仕事を嫌おうとするという前提から、強制が必要で、自ら責任を負うことができない主体であるとしている。


★働くものが自らの仕事、集団、成果について責任を持つため基盤
[働きがいを与えるには]
① 生産的な仕事
② 成果に対するフィードバック情報 
③ 継続学習が不可欠


職場コミュニティへの責任


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

事業と顧客。 : New。2011。#6

2011-01-02 17:18:56 | New。2011。
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
P・F. ドラッカー,上田 惇生
ダイヤモンド社


[事業の定義]  ▶  
目標への具体化が必要:マーケティングとイノベーション

事業は何か?
未来:われわれの事業は何になるか?
理想・ビジョン
:われわれの事業は何であるべきか?

→ 正しい成果に集中する為に検討する。

この問いは常に検討されるべきで、
現在の3C,未来の3Cから検討されることが必要である。
:われわれの事業は何か?という問いは苦境のときこそ問われなければ成らない。
事業の定義は、「顧客は誰か」ととうことから始めることが重要である。
▶顧客を満足させることこそ、企業の使命であり目的である。
▶顧客はどこにいるか?なにを買うか?
Cf.キャデラック再興の祖の自社事業定義→キャデラックを買うのは輸送手段ではなく、ステータスであるとし、競合するべき商材として、ミンクのコートやダイヤモンドを置いた。




□ 事業目標具体化の為に
3つのイノベーション
① 製品とサービスに置けるイノベーション
② 市場におけるイノベーションと消費者の行動や価値観におけるイノベーション
③ 製品を市場に持って行くまでの間に置けるイノベーション
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

企業の2つのかなめ。 : New。2011。#5

2011-01-02 03:25:47 | New。2011。
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
P・F. ドラッカー,上田 惇生
ダイヤモンド社


Part1 マネジメントの使命
:マネジメントとは、組織の機関である。組織とは、社会的な機能を果たし、社会に貢献する為の社会の機関である。

マネジメントは、自らの組織を社会に貢献させうるようにすることが役割である。
具体的には、
A.管理的側面
1.成果をあげること=自らの組織に特有の使命を果たすこと
2.仕事を通じて働く人たちを活かすこと
3.社会に及ぼす影響を処理すること

と 
B.起業家的側面
:イノベーティブな側面を含む明日を創造することがある。
↑↑
組織:
「自らの機能を果たすことによって、社会、コミュニティ、個人のニーズを満たすためのもの」

chap1.企業の成果

[企業の成果をもたらすもの]
企業の基本的な2つの機能=
A. マーケーティング B.イノベーション
A. マーケティング:
顧客の欲求からスタートする
マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。マーケティングのが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客にあわせ、自ずから売れるようにすることである。



企業の目的の定義:
顧客を創造すること。企業は、すでに欲求が感じられている所へ、その欲求を満足させる手段を提供する。

B. イノベーション
新しい満足を生み出す
  人的資源や物的資源に対し、より大きな富を生み出す新しい能力をもたら 
  すこと
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする