本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

思い込みの害 : reProfesional#170

2009-03-22 15:15:24 | reProfesional
「心の翼」の見つけ方
浜口 隆則
フォレスト出版

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自分の人生は、人に支えられながら、絶えず、プラスの方向に強く向かい続けている。そういう思いを若気のいたりながらも、抱きながら、仕事をしている日々です。
この本は、取引先の社長が書かれたもの。
実家に帰った際に、母親がほしいといったので、急いで読みました。
いい本です。
必要な言葉、必要な出来事は、必要なタイミングで身近に到来している。
そういう観点で言うと、まさにいまの自分に必要な本だといえます。

・・・
テーマは、A.いかにマイナスの思い込みを取り払い、自由な人生を送るか?B.人を慮るということになると思います。


以下レジュメ---

ゼロの習慣:
「何かを足さないと成長できない」という思い込みを捨てる。
~人は思い込みを捨てるだけで成長できる。
何かを足すのではなく、自分の中のマイナスの部分を捨て、引いていくという視点。

・人生の守破離
守=その世界における師匠の成功要因の基礎を学ぶ
破=基本をさらに洗練させ、師匠の教えとは違うことを試したり、自分らしさをスタートさせる。
離=自分の新しい独自の方法の確立
★多くの人が、人生の守の部分だけで終わってしまう中、最も自分に行き方を探求するのが、この本の目的。

第一の習慣:
「自分にはできない」という思い込みを捨てる。
人は、途中で投げ出すことを常としてしまう。→やりきることで結果として本当の自分と出会うことを恐れている。
自己像を低くし、自分を低く見ることで起こること。
自己像を善く/高く設定することで、その自己像になろうという意識が働く。

第二の習慣:
「失敗しちゃいけないという」思い込みを捨てる。~新しい一歩を踏み出せない自分を変えるために。
魅力的な人に共通していること=
新しい何かに常に挑戦し続けていること。

挑戦が怖いという人は、自分の中で、貢献できることを探し、挑戦者のそばにいいることが必要。
*今の自分の環境においては、失敗恐怖症の人たちを変えるという意味で、自分が挑戦者たることが必要。
★何もしないことが最大のリスク

第三の習慣:
仕事はいやなことという思い込みを捨てる。

・ 楽しい仕事があるわけではない。
→仕事に対する解釈の違い。
報酬は人に喜ばれることに比例する。
幸せに働くためには、まずは仕事を一生懸命すること。

第四の習慣:
「運はコントロールできない」という思い込みを捨てる。

人の成功度をはかる定規=
①自分の人生で起こるさまざまなことをどの程度自分の責任だと考えているか?
cf雪が降っても自分の責任
②感謝できる能力
★何をやってもうまくいかないときこそ、自分を変える。
★運をコントロールできないと思っている人には仕事は集まらない。
★言い訳をしない。

第五の習慣:
「お金は汚いもの」という思い込みを捨てる。
第六の習慣:
「自分らしさ」は悪いことという思い込みを捨てる。
第七の習慣:
「成功しないと幸せになれない」という思い込みを捨てる。~今すぐに幸せになるために。
→幸せは何かの結果、作るものという思い込み。

★幸せになるとは、日々の生活の中に隠れている幸せを発見できるかどうかということにかかっている。
幸せは、作るものではなく、発見するものである。

第八の習慣:
「自分は一人で生きている」という思い込みを捨てる

cf天国と地獄での長い箸の話
→長い箸を使って隣人に食べ物を運ぶ。

★自我を退化させる
自分は一人で生きているという思い込みを捨て、「誰かと一緒に生きている」ということを常に想い、その誰かの自己重要感を満たしてあげようとする生き方をする。

★「人生は明日もある」という思い込みを捨てる
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