中日新聞の9月6日の朝刊の一面の片隅に、下記の事が書かれていました。
中日春秋
2024年9月6日 05時05分
かけ算の九九。
いつからか知らぬが、日本の子どもは「ニイチガニ、ニニンガシ、ニサンガロク…」と詩歌のように唱え暗記に努める。
2002年発行の船山良三著『数学が好きになる七つの話』によると、英国の小学校の算数の本を調べたら、縦に1から10、横に1から10まで区切った升目に積を書き入れたかけ算の表があるのみ。
「ニイチガニ」のような言葉の表記は見当たらなかったそうだ。
ドイツ語、フランス語も数詞の発音の特性から、リズムの良い暗唱の詞を作るのは困難という。
クラスで斉唱して暗記に努める学習はどこでもやっているわけではないらしい。
奈良県の藤原京(694~710年)跡から出た木簡が、役人が実務に用いた最古級の九九の早見表だったらしいと報じられた。
役所に置いて、徴税の計算などに使ったようだ。
暗記している役人もいたろうが、きっと仕事に正確を期すためだろう。
九九の大切さを改めて示す話題と思える。
先の本によると終戦後、日本の教育全般を改めようと連合国軍総司令部(GHQ)の要請で米国の教育関係者の使節団が来日。
小学2年の算術の授業を視察して九九の斉唱を見た際「こんな難しいことを教えている」と驚いたそうだ。
米国はかけ算は表を見てやればよく、暗唱させるのはむちゃだと考えるらしい。
日本侮るべからずと九九が思わせたなら、少々誇らしい。
以上です。
>奈良県の藤原京(694~710年)跡から出た木簡が、役人が実務に用いた最古級の九九の早見表だったらしいと報じられた。
この発見には驚きました。
694~710年には、九九が使われていたんだ。
昔 長男が小学校2年生の時、学校で九九を覚えるように言われ、私は長男孫が帰って来ると九九の練習をさせました。
ところが長男孫は、全てを習得出来ずに終わりました。苦笑
九九のカードも作って覚えさせたり、百円ショップで九九の一覧表を買って、それを見て覚えさせたりしましたが、結局はダメでした。苦笑
それもあってか、長男孫は算数が苦手でした。
私は今でも九九が出来るのに。
>米国はかけ算は表を見てやればよく、暗唱させるのはむちゃだと考えるらしい。
米国の考え方は面白いですね。
九九を覚えることに重点を置いていないんだ。
それでも米国には優秀な数学者がいっぱいいるということは、九九を覚えなくてもかまわないんだと思いました。
ジョニー・ソマーズ Joanie Sommers/ワン・ボーイ One Boy(1960年)
99の数字を並べていくと、ある事を発見したのです。
99は9を9回足している、
他の数字も同じく同じ数字を足しているだけだ、と。
覚えるのをやめました、
お陰で算数は苦手で数学は得意です。
数学は社会に出て、やたら役に立ちました。
>ボクも99は覚えられませんでしたが、
99の数字を並べていくと、ある事を発見したのです。
99は9を9回足している、
他の数字も同じく同じ数字を足しているだけだ、と。
覚えるのをやめました、
お陰で算数は苦手で数学は得意です。
九九は覚えましたので、算数は得意でした。
数学になると図形など入り苦手になりました。
>数学は社会に出て、やたら役に立ちました。
そうなんだ。
私は数学が苦手ですので、パソコンのエクセルの式を作るのが上手くいきませんでした。