団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

親の財産なのに、自分の取り分を増やす為に節税を考える相談者(苦笑)

2016-05-26 04:38:17 | 日記
一昨日のラジオの「テレフォン人生相談」の相談者は、54歳の独身の男性からでした。
相談内容は、「母親の成年後見人を取り消したいが、どのような方法がありますか」と言うことでした。

お母様83歳は現在施設に入られていますが、以前は母の名義の地代が毎月入ってきたので、
その地代で母の施設代2十何万を払っていたが、地代が入らなくなった。
父が亡くなった時、母が受け継いだ現金800万の預金通帳を姉が持って行ってしまい、姉の子供の名義にしてしまった。
姉が家裁に申し出て成年後見人を弁護士さんになってもらった。

* 成年後見制度は精神上の障害 (知的障害、精神障害、認知症など)により判断能力が十分でない方が不利益を被らないように 家庭裁判所に申立てをして、
その方を援助してくれる人を付けてもらう制度です。


自分は節税対策をしたいので、母の資産を毎年少しづと譲り受け相続税対策をしたいが、成年後見人さんがいるため
何も出来ない。
なんとか成年後見人を取り消しできないかということでした。

今井先生から大迫弁護士に変わって「成年後見人を取り消すのは難しい、お母様が回復されることは
まず無理だから」と言われました。
「あなたが一番危険だから、お姉さまは家裁に申し出て成年後見人を立てられたのでしょう」と、
言われました。(苦笑)
相談者は、大迫弁護士に「あなたがお母様の財産を損なおうとしている一番の危険人物」と指摘されても、
ピンときてないようでした。(苦笑)

最後に相談者が「今の母親がいる施設は高いので、安いところか、それとも自分のところで引き取れないでしょうか」
と話しました。
「それも成年後見人が決めることです」と言われますと、
「手も足も出ないですね」と相談者が言いました。(笑)

この男、どういう奴かと思いました。(苦笑)
母親の財産なのに、もう自分の財産かのように節税を考えている。
少しでも自分の取り分を増やすために、母親のいる施設を安い施設に変えようとする。

こんな息子を持った母親がかわいそうに思えました。


下記が火曜日のテレフォン人生の録音です。





【電話相談】一番危険なのはあなたなんですよ 2016-05-24
コメント (18)
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