日田彦山線BRT(バス路線)に転換、2023年夏に「BRTひこぼしライン}として再出発します
数日前、JR大久線の光岡(てるおか)駅・うきは駅間が開通、バスの代行通学から解放された高校生がほっとした表情でインタビューを受けていました。
今回の大雨での鉄道への被害は甚大で、光岡・日田間は花月川にかかる橋りょうが崩落したままになっており、復旧には3年かかる予定で、その間代行バス輸送が続きます。
西日本新聞によると、もっとも被害が大きかったのはJR日田彦山線で、夜明駅・添田駅29.2キロ間で実に51か所で被害をこうむりました。
被害が集中しているのは、東峰村の南北を縦断している区間です。(写真は5月に撮影したものです)。
1.宝珠山駅・・・土砂流入や盛土の流失
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2.大行司駅・・・盛土と軌道が流失。大行司駅の路盤が崩壊
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3.筑前岩屋駅・・・駅構内に土砂流入
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4.釈迦岳トンネル・・・土砂流入。長さ4,380m、筑前岩屋・彦山を結ぶ。
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JR九州の列車運行情報では「運転見合わせ:添田から夜明。代行輸送は現在行っていません」とだけしかと書かれていません。一方、大久線では「久留米から光岡間は本数を減らして運転。復旧には大幅な期間を要する見込み。光岡~日田間は代行輸送を実施」とあり、日田彦山線はまったく見通しがたっていないようです。
かつて筑豊と宝珠山炭鉱の石炭輸送のために計画された路線で、一日当たりの乗降客数も宝珠山駅75人・大行司駅111人・筑前岩屋駅53人と日田駅の3,031人と比べようもありません。
2015年1月、高波に伴う土砂流出の影響で、現在も不通のままとなっているJR北海道日高本線と同じ轍を踏まないことを祈るばかりです。
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