高谷オカリナの里発2

栃木県佐野市白岩町高谷(たかがい)にある、「高谷オカリナの里」の管理人(自称)のブログです。

東二さんのオカリナ造り教室part2

2008-04-06 22:44:45 | オカリナ製作体験教室

Utiawase昨日に引き続き東二さんのオカリナ作製教室が開催された。
昨日より1時間早い9:00スタートだ。
今回の参加者は、東京の亀戸から来た亀山さんと
川口から来た佐藤さん親子。
便乗で、自分も仲間に入れてもらう。
 まずは、作業に入る前のミーティング。
当初は、オカリナの型を使ってオカリナ造りをする予定だったのだが、
Seikei亀山さんが「地元の子供たちに教えたい」と言う訳で、
型を使わない方法に変更した。
順序としては、まず、
大まかにオカリナの形の団子を作る。
大きさは各自にお任せ。
でも、これでオカリナの形が決まってしまうので、
各自のセンスが問われる。

HanbunnHanbunn2

 

 

 




続いて、出来た団子を釣り糸を使って、真っ二つに切り取る。
この作業も結構コツがいる。
次は、切り取った団子の中を繰り抜く作業。

Kurinuki

Kurinuki2

 

 

 

 


最終的には、この繰り抜いた内容積でオカリナの音程が決まってしまう。
繰り抜いたあとは、音階を出すのに必要な穴あけ作業。
お手本になるオカリナを見ながら、穴を開けていく。

Anaake

Hukiguti

 

 

 

 


次がオカリナ造りで一番気を使う吹き口の作製。
これが失敗すると、どんなに格好の良いオカリナでも音が出なくなってしまう。
この作業の良し悪しでオカリナの良し悪しが決まってしまうといっても過言でない。
ここら辺のノウハウは、説明が難しいので、省略・・・
Sisouここまで来たらば、
後は切り離した二つを張り合わせる。
まだ、焼く前なのだが、ここで試奏して、
吹き口や穴の調整をする。
実際やってみると、
音が出ない人のほうが圧倒的に多い。
本日の受講生たちも例外ではありませんでした。

Migakiとりあえず、調整して何とか音が出るようになったら、
オカリナを磨いてつやを出す。
あとは、乾くのを待って、窯に入れて焼くだけ。
この先の作業は、東二さんにお任せになる。
13:00作業終了。
本日の反省点、今日は結構風が強かったので、
思いのほか粘土の渇きが早くてすぐに硬くなってしまい、
形にするのに苦労した事。
昨日も風は強かったのだが、とりあえずオカリナの形が出来ればOKだったので
それ程気にしてなかったのですが、
ちゃんとした笛を完成させるには風は大敵だということ再認識した。
ログハウスの中か、ガレージの中でやったほうが良かったみたいです。
その後、東二さんによる「型」を使った、オカリナ造りのデモンストレーション。
見る見るうちに、オカリナらしくなっていき、さらに驚くことにしっかり音も出る。
粘土も乾く暇がないくらいのスピードだ!!
さすが東二先生・・・・・
午後は、オーナー・阿部さん・石坂さん・和子さんがやってきた。Hasioki
オーナーと石坂さんは、悠庵さんで使ってもらうよう、
「オカリナの箸置き」作成していた。
阿部さんは、東二さんのオカリナ造りのレクチャーに
「自分は絶対にオカリナなんか作ることはないと思っていたけど、
オカリナの型作りは是非挑戦したい」と、
日程未定ながら「東二さんのオカリナ型制作教室」仮予約。

和子さんは、話していくうちに本日の受講生?亀山さんとは、
中学時代の同級生と判明!!
いろいろ、ありますね。


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