佐野市文化会館小ホールで、小曽根俊子さんの詩の朗読劇「あなたが花におなりなさい」を観て来た。
観に行くきっかけになったのは、本日の読売新聞の栃木版に紹介されていた事。
これまで小曽根さんのことは、「4Ways」の歌の中に、
小曽根さんの詩に曲をつけたやつがあるので知っていたと言う程度だった。
小曽根俊子さんは佐野市出身の詩人で、長い車椅子生活の末2005年51歳で亡くなっている。
重い障害(脳性麻痺)を乗り越え、明るくさわやかに生きる姿が多くの人に勇気を与えたと言う事だ。
朗読劇「あなたが花におなりなさい」のパンフレットをダウンロード
この朗読劇は、小曽根さんが生きる意味を求めて悩みながらも詩をつづった人生を、
50編の詩の朗読を織り交ぜ演じられた。
この朗読劇を演じるのも演出するのも公募で集まった佐野市民、
企画立案から公演まで1年半の時間を要したらしい。
この公演だけで、終わらせてしまうにはもったいないような、なかなかの出来だったと思う。
しいて問題点を挙げれば、朗読の入替わりの時の足音(2名程)が気になったくらいだろうか・・・
それにしても途中休憩無しの1時間45分、派手さは無いが、心しみじみする朗読劇だった。
たまには、こういうのを観るのも良いもんだと思う。
関連記事を見たい人は下をクリック!!
1.12月09日 下野新聞記事
2.12月15日 下野新聞記事 (やっぱりプロの撮った写真は違うなぁ~)
ちなみに、この朗読劇を主催した、NPO法人「いのちのバトン」の代表の金子ようぞうさんは、
以前('06.09.23)佐野市の「ぎゃらりぃ小楢」でおこなわれた、
「オカリナデュオ響」の素敵なオカリナコンサートで、お世話になった人でした。
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