尾身茂分科会長と小池百合子東京都知事の影響力の凄さを見た:
カタカナ語排斥論者としては、何時になったら貫徹出来るのかも知れない初志を忘れずに、カタカナ語を偉い方が使われるとどういう事になるかの具体的な例を挙げて非難したい。何度でも言うが「罪なき一般大衆は権威者がカタカナ語を使われるのを聞けば、恐らく知りもしなかっただろうと思われる英語の単語のカタカナ版(カタカナ語にすれば「カタカナ語ヴァージョン」とでもなるだろうか)を「これ、これ」とばかりに無批判に真似て使うのである。私に言わせれば「本当に困った現象だ」なのである。
具体例を挙げよう。それは大阪のたこ焼き屋のお兄さんが「(緊急事態が解除されて)お客さんが戻ってきてくれるのは有り難いが、リバウンドしては・・・」と言っていたのだった。この「リバウンド」は尾身茂分科会長と小池都知事が使われたのが最初だったと思う。理屈をいえば既に解説してあるように“rebound”は「跳ね返る」という動詞で「跳ね返り」という意味の名詞では「リーバウンド」という発音になるのだ。私は「このような面倒くさい英語の単語を偉い方が何を好き好んでカタカナ語にしてお使いになるのか」と怒っているのだ。
何故、普通に日本語で「新型コロナウイルスの感染者が再び増えてしまっては」と言われないのかと言いいたのだ。尾身氏は既に「オーバーシュート」で一度言葉の誤用をしておられるのだ。悲しいかな、罪なき一般大衆には、私が指摘した程度では、あれが誤った使われ方だとは解らないのだ。ところが、小池都知事は早速それを真似てしまったので、要らざる権威付けになってしまった。繰り返していうが「オーバーシュート」も「リバウンド」もそれぞれの場で使われる必然性などないのだ。私は敢えて尾身氏と小池氏を「国語の破壊者」として厳しく批判する。
ご両所に心して頂きたい事は「貴方方の影響力は甚大で、おかしな英語の単語を濫用するとアッという間に全国に普及してしまう」点なのである。しかも、その単語が誤用であれば論外なのだ。彼らが「英語の単語に日本語の漢字の熟語と同じように、広い範囲の意味があって便利に使える」とでも認識しておられるのだったら、とんでもない間違いだし、もしも英語の単語を使って自らの知性と教養をひけらかす意図でもあるのだったら、深く反省して直ちに止めるべきだ。そのくらいも解っていないとしたら、人の上に立つ者としては恥を知るべきだ。
これも繰り返しであるが、私は英語教育に携わるお方たちに「今日のようなカタカナ語が市中に乱れ飛んでいる事を何と考えるのか。まさか、自分たちの単語重視の教え方の成果だとでも受け止めて悦に入っているのではあるまいな」と問いかけたいのだ。更に、「日本語と英語は全く異なる言語であるくらいの大原則を、何故中学校乃至は小学校から教えていなかったのか」とも問いかけたいのだ。
もしも“I am concerned over the rebound.”とでも言うと十中八九”Concerned over what?“と返ってくるだろう。英語では「何が跳ね返ってくるか」と目的語までいわないと通じないのだ。だが、有無相通じる日本語では「リバウンド」と言っただけで「新型コロナウイルス感染の再拡大」という意味だと全員とは言わないまでも、多くの人が解ってしまうのだ。「英語では事細かに言わないと通じないのだ」と教えておくべきなのだ。
カタカナ語排斥論者としては、何時になったら貫徹出来るのかも知れない初志を忘れずに、カタカナ語を偉い方が使われるとどういう事になるかの具体的な例を挙げて非難したい。何度でも言うが「罪なき一般大衆は権威者がカタカナ語を使われるのを聞けば、恐らく知りもしなかっただろうと思われる英語の単語のカタカナ版(カタカナ語にすれば「カタカナ語ヴァージョン」とでもなるだろうか)を「これ、これ」とばかりに無批判に真似て使うのである。私に言わせれば「本当に困った現象だ」なのである。
具体例を挙げよう。それは大阪のたこ焼き屋のお兄さんが「(緊急事態が解除されて)お客さんが戻ってきてくれるのは有り難いが、リバウンドしては・・・」と言っていたのだった。この「リバウンド」は尾身茂分科会長と小池都知事が使われたのが最初だったと思う。理屈をいえば既に解説してあるように“rebound”は「跳ね返る」という動詞で「跳ね返り」という意味の名詞では「リーバウンド」という発音になるのだ。私は「このような面倒くさい英語の単語を偉い方が何を好き好んでカタカナ語にしてお使いになるのか」と怒っているのだ。
何故、普通に日本語で「新型コロナウイルスの感染者が再び増えてしまっては」と言われないのかと言いいたのだ。尾身氏は既に「オーバーシュート」で一度言葉の誤用をしておられるのだ。悲しいかな、罪なき一般大衆には、私が指摘した程度では、あれが誤った使われ方だとは解らないのだ。ところが、小池都知事は早速それを真似てしまったので、要らざる権威付けになってしまった。繰り返していうが「オーバーシュート」も「リバウンド」もそれぞれの場で使われる必然性などないのだ。私は敢えて尾身氏と小池氏を「国語の破壊者」として厳しく批判する。
ご両所に心して頂きたい事は「貴方方の影響力は甚大で、おかしな英語の単語を濫用するとアッという間に全国に普及してしまう」点なのである。しかも、その単語が誤用であれば論外なのだ。彼らが「英語の単語に日本語の漢字の熟語と同じように、広い範囲の意味があって便利に使える」とでも認識しておられるのだったら、とんでもない間違いだし、もしも英語の単語を使って自らの知性と教養をひけらかす意図でもあるのだったら、深く反省して直ちに止めるべきだ。そのくらいも解っていないとしたら、人の上に立つ者としては恥を知るべきだ。
これも繰り返しであるが、私は英語教育に携わるお方たちに「今日のようなカタカナ語が市中に乱れ飛んでいる事を何と考えるのか。まさか、自分たちの単語重視の教え方の成果だとでも受け止めて悦に入っているのではあるまいな」と問いかけたいのだ。更に、「日本語と英語は全く異なる言語であるくらいの大原則を、何故中学校乃至は小学校から教えていなかったのか」とも問いかけたいのだ。
もしも“I am concerned over the rebound.”とでも言うと十中八九”Concerned over what?“と返ってくるだろう。英語では「何が跳ね返ってくるか」と目的語までいわないと通じないのだ。だが、有無相通じる日本語では「リバウンド」と言っただけで「新型コロナウイルス感染の再拡大」という意味だと全員とは言わないまでも、多くの人が解ってしまうのだ。「英語では事細かに言わないと通じないのだ」と教えておくべきなのだ。
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