+.。*ちっちゃなヨロコビ*。.+

日々のちっちゃなヨロコビを見つけたい

日光行ってきた~♪

2020-11-10 23:30:44 | 国内旅行

やっと東京の人にもGo Toの機会がやって来たから、そそくさと日光行ってきた!

 

旅好きとして、どこにも行けないこのコロナ禍は、本当にしんどかった・・・。

ずっと、「行けるようになったら、どこに行ってやろうか・・・」をひたすら吟味する日々。

 

日光にしたのは、たまたま見た記事で、東武鉄道の特急には個室があって、簡単に占拠できる、というのを読んだから。

電車のコンパートメントを独占なんて、ヨーロッパの長距離列車以来だもん!

乗りたい!と思って。

たまたま紅葉のシーズンだしね。

 

コンパートメントは、ほんと一人だけの至福の空間だった♪

 

 

 

タイミングとしては、これ以上は望めないほどの最盛期ではあったが、その分混雑が半端ない・・・。

渋滞、渋滞、渋滞の嵐で、巡りたいと思ってたところ全然回れなくて、現地で延泊を決断。

景色は綺麗だったけど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SLも見れたし♪

 

田母沢御用邸は、最高に美しくて感動したし♪

 

 

 

ホテルからの眺めは最高だったし♪

 

降るような満天の星空の元の露天風呂最強だったし♪

 

大好きなブルーモーメントは、相変わらず幻想的だったし♪

 

真っ暗な森の中に見つけたステーキハウスで食べたチーズケーキは、この長い長い人生の中でいっちばん美味しい!と思ったやつだったし♪

 

 

 

ああ、シアワセ!

やっぱ旅って最高!

 

という旅行記になりました

栃木 / 日光 田母沢御用邸 素晴らしいね!

 

 

このあと、渋温泉、長野にも行ってきたので、写真整理中~。

明日も富士急ハイランド~♪

いっそがしい!

遊んでばっかりw

 

 

 

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紀伊半島とうとう制覇!の旅行記書いた

2018-01-05 10:30:03 | 国内旅行

去年、ばんたんドームコンのついでに寄った、高野山の旅行記書いた♪

これで、My旅行記日本地図の紀伊半島が塗り潰された!

 

 

和歌山 / 高野山 平安時代に開かれた仏教の聖地 世界遺産の高野山を訪ねる

 

 

1,200年の歴史だよ!

高野山、1,200年もあるの!

 

弘法大師は、その頃から今も変わらず生きてらして、皆のために祈ってると信じられてるの。

すごいよ。

すごい聖地感。

 

行って、めっちゃ良かった。

感動した。

 

 

 

 

ばんたんのライブは最高に感動した。

メンバーの嬉し涙が美し過ぎて。

 

 

夜の新世界もめっちゃ楽しかった。

 

 

ちょっとした、恋の予兆みたいのもあった。

けど、私には、生身の男性はもう無理だと悟った。

 

・・・もう、韓流アイドルに恋して生きていくしかないよね!!

と改めて実感したwww

 

 

 

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25年ぶりくらいで沖縄行って来たw

2017-11-28 01:23:06 | 国内旅行

25年ぶりくらいで沖縄行って来たw

ダイビングにハマってた頃はあんなに頻繁に行ってたのに、気づけばすっごいご無沙汰していた。
あの頃は、真っ黒に焼けた肌、クッキリ、パッキリ付いた水着やダイビングウォッチの日焼け跡がステータスだったよなぁw

「美白」なんて言葉も無かったw
白いことが美しいなんて!
一度も考えたこと無かったよね!
自分、すっげー色白なのに。
白いってだけで、いつも小学校でからかわれて、それが嫌で嫌でたまらなかったからね!
色白は、大きなコンプレックスでしかなかった。
だから今でも、「色が白いですよねぇ!」っていい意味で褒めてくれる人はたくさんいるけど、そのたびにからかわれてた時の気持ちが蘇ってきてゾゾーッ!となって、一切喜べないほどの強烈なトラウマw


今回、目的は某グループのファンミーティングだったけど、せっかく行くなら観光も楽しもうと長めにお休みを取った。

「久々の沖縄で、何しようかなぁ~」、といろんなガイドブックとにらめっこで計画立ててて、「美ら海は行こうね!ジンベエを見に!」と思ってたら、なんとジンベエと泳げるダイビングサービスを見つけて、「おおお!海でジンベエと一緒に泳げるなら、あんな水槽越しに眺めるだけなんてバカらしいよね!!と思い、ダイビングに変更♪


ここんとこずっと潜る時は海外だったから、ライセンスとかチェックされたことも無かったけど、今回は申込時に「ライセンスの提示が必須」とあったんで 、慌てて探したが見つかるわけもなく・・・・・・・、急いで再発行してもらったら結構な手数料を取られてガッカリ・・・。
失くした自分が悪いんだが!



けど、ジンベエ、すーーーーーーーーっげーーーーーーーデカかった!
そして可愛かった!!!
今まで海で見たいろんな魚の中で、一番でっかかったね!
興奮して、ひたすら動画撮ってた。

2匹も居るんだよ。

 

 

ご飯あげるんで、あのでーっかい口をバクーンと開けて、食べてる迫力の様子を間近で見ることができる。

食べてんのはオキアミ。

一日で40キロとか食べると言ってたw

 

 


こんなに近くで見れるとはね!

あんまり近くに来られると、全身は画角に収まりきらないw

 

 


さらに、ひたすらあっち側に居る一人の子に集中して撮影に熱中してると、もう一人の子が、背後とか横とかからものすごい目の前にいきなり現れてズワァッとすり抜けていくんで、「うぉっ!!あーた、こんなに近くに居たの??」とビックリすること数度w

そんな時には、もうこんなほんの一部しか映せないw

近い!

近過ぎるからw

 


触らないようにするんだけど、そんな時は手で避けるしかなく、感触は「ベルーガよりちょっと固い感じかな?イルカほどではないね」、って感じだった。
 

 


ひさしぶりに海に潜った感じは、なんか懐かしかった。
あの頃は、自分の機材を全部自分で持参して、ウエットスーツも全部オーダーメイドで作って、自宅からわざわざ持っていくのが当たり前だった。
友達が海外行くっつーと、買い物頼んで、十キロ近くあるような装備、買ってこさせたりしてたなw
えらい迷惑かけてたなぁw
てか、メンテも自分でしなきゃならんし、自宅で保管場所取るし、行き帰りやたら荷物が重いし、洗うの面倒だし、なーーーんで全部やってたかな?

今回、全てレンタルなので、超~軽装w 超~楽勝w
めーっちゃ久しぶりの割には中性浮力の取り方、結構うまく行ってた気がする♪
 
 

大きな海中の生け簀の中に、大きなジンベエが2匹もいて一緒に泳げるなんて、こんなパラダイスある???
好きなアングルに、自分で移動して見れるから、下から眺めてみたり、上から見下ろしてみたり。
背中のポツポツと入った水玉模様がおしゃれなんだ♪


本当に楽し過ぎた。
最高。
ジンベエダイブ最高



沖縄の街も、ものすごい発展したねぇ。

とは言っても、以前はだいたい那覇空港に着いたらすぐセスナに乗り換えて慶良間とかに渡っちゃってそっちでダイビング三昧で過ごしてたんで、那覇の街の記憶はあーんまりないんだけどw
断片的に、すごく素朴で、英語の看板とか多くて、異国情緒がまだあった記憶がある。


だから、こんな本州で見かけるような流行店や、ド派手なお土産屋さんばかりが並んで賑やかな国際通りよりも・・・

 



こんな素朴なエリアのが断然好きで、こんなとこばっかウロウロしてた。

 



タクシーの運転手さんに「自分、来たのは25年ぶりくらいなんだけど、激変ですね!」って言ったら、「景気も良くて、街もものすごい発展していて、経済的にはいいんだけど、自分は今の沖縄は嫌いだね。」とおっしゃるので、「なんか分かるー」と思って、「なんつーか、沖縄独特の、ここにしかない風情、みたいのが失われましたよね・・・」って言ったら、「そうなんだよ。あと、人もずいぶん変わっちゃった・・・。昔はもっとみんな温かかった・・・。」って、寂しそうだった・・・。


都会の人の、他人に対する無関心さ?、そんなのが感じられるようになっちゃったみたい。
なるほどねぇ・・・。
時代の流れとはいえ、ちょっと複雑ね。

 


沖縄がいいのは、なんか昼間っから飲ませる気満々のお店がそこらじゅうに有る事ね。
こんな感じで、道端にカウンターがあって、ふら~っと引き寄せられて座って、軽く飲んで、みたいな店がいっぱいあって楽しい♪
店外にこんなに座席を提供しているお店が多いのは、常に気候が温暖な地域ならではかな?

 

 




あと、首里城も初めて行ってみた。
「こんなデカい世界遺産すら、どうして行ってなかったかなぁ??」と不思議だったけど、沖縄戦で破壊されて以降は、琉球大学の敷地として使われていたりして、平成に入ってからようやく復元された姿が公開されたっつーことは、通ってた頃には無かったんだ!と気づいたw
こんなデカいもの、よく復元したなぁ。

 



城壁が、すごく複雑なカーブをしていて、変わってるなぁと思った。
琉球王朝の時代、14世紀末頃に建てられた、とか改めて歴史を学び詳細観察すると、ものすごい中国の影響が感じられた。
当時は頻繁に中国との交流が行われていたと。
まあね、地図で見たら東京よりも、中国や台湾のが全然近いもんね。

朱塗りや、龍のモチーフ、建造物の形状なんかが完璧にあっちの建物風だよ。

 

 

たまたま滞在中に、当時の文化交流の様子を再現したパレードがやってて、彼らが着ているその時代の衣装や、演奏に使われている見たこともないような楽器の数々なんか見てると、「あーーー、やっぱりここは"日本"とはまた違う、異国だったんだなぁ・・・」と思った。

 


タクシーで裏道通ってる時見かけたお墓も、形が亀の甲羅みたいに真ん丸な屋根の付いた独特の形状で、ここでも文化の違いを感じられた。



守礼門の実物も、もちろん初めて見たw
2000円札、もう何十年見てないかなぁw



 


楽しみにしてた食べ物のトップは山羊♪
沖縄行ったらやっぱ山羊は食べたい!とずっと思ってたんで、木曜日、夜遅くに着いてから荷物置いてすぐ、早速山羊屋さんへ向かった。
ネットで調べていいな、と思ったお店だったけど、見た目が完璧にスナックっぽくて若干躊躇するも、表に佇んでいるうち、たまたま扉が開いて中が見えたら、そんな時間でもお客さんがいっぱいだったんで、安心して入ってみる。


山羊のお刺身は必食!と思ってたのに、「今日は終わっちゃったよ!」と言われ撃沈・・・。
でも、山羊汁はまだあるというのでそれと、山羊餃子を頼んだ。
山羊汁は、山羊のいろんな部位の肉がゴロゴロ入 ってて、ヨモギの香りがして、本当に美味しかった♪
山羊餃子も、ほんのり独特のあの香りが素晴らしい、美味しい餃子だった。
大満足♪



山羊は結局、この旅で3回食べたw
どんだけ好きやねんw

 

食べ物でいえば、今回もほんと食べ過ぎの毎日w

こっちでしかなかなか食べられないものを、と思ってシャコ貝や、夜光貝、大東寿司、山羊のお刺身、中身汁なんかを食べ・・・

 

 

漁港の食堂は、あまりにも旨そうなものの宝庫で、ロブスター、帆立、ミル貝、ウニ、ボタンエビ、もずくの天ぷら!と、欲望の赴くままに片っ端からトレーに乗せてったらこの有様w

 

どれも全部美味しかった~!

 

 


ダイビングスポットへはバスで移動した。
ペーパードライバーで、怖くて車運転できんからw
昔は北部のリゾートエリアに滞在する時はドライバー兼任の男連れて来てたけど、今回一人だしw


北部へ向かう街並みには、あっちにもこっちにも米軍の基地だらけ。
海沿いを走りたくても、海側はずーーーっと金網で仕切られて広大な基地になってて立ち入れない・・・。
標識一つ見ても、名護・・・、嘉手納・・・、普天間・・・、とかニュースで見る地名ばかり。

 


あっちも、こっちも、そうやって基地に大きく占領されているから、新しい道路を作ることも、今ある道路を拡張することもままならず・・・。
なので道路がすごい渋滞する。
これは、沖縄の人が本当にお気の毒・・・。



途中で寄ったアメリカンビレッジ、建物がすごく可愛くて、めっちゃ気に入った♪

 



地理的にどこからもすごく離れているから、植物も独特なものが多いよね。
地方に行くと、見たことないお花をたくさん見れるのが楽しい♪
今回も、いろいろ見かけてはお写真を撮った。

これは、バルセロナのガウディの建造物、カサ・ミラのスーベニアショップで、カップ&ソーサーの絵柄として見かけて、「こんなに可愛いお花が有るんだなぁ!」とめっちゃ気に入ったお花だったんだけど、お名前も、見れる場所も分からんままここまで来てたのが、初めて実物を見ることが出来 てほんと感激。
現実にある花なんだなぁ!って。

 


咲いてたお店にお邪魔して、「この、めっちゃ可愛いお花の名前は何ですか?」って聞いたら、「"ニトベカズラ"ですよ」って教えてくれた♪
ほうほう。メモメモ。
ピンクのハート型の花びらが、ずらっと整列してるの、かわゆす^^

 



この旅で、一番綺麗だなぁ!!と思ったお花は、最終日に見たこれだった。

 


大きな木に、いーっぱい咲いてて、まさに花盛りのベストタイミングだった。
「なんて素敵な花なんだろう!」、「めっちゃ綺麗!」と感動して、遠目から撮ってみたり、ググっと近寄ってみたり、延々花を撮り続けたw

やたらと撮って、満ち足りたあとは、市場をうろついた。
こういう素朴な、地元の人の生活に密着したエリアが好きなの♪



夜も、ポツリ、ポツリと小さな飲み屋さんが開いてるだけで静かだったけど、昼間はもっと活気が有るのかな?と思って来てみたら昼も意外と静かだったけど、またその寂れた感じも情緒があっていいのよ~
「これが、なんか好きだった、私の知ってた素朴な沖縄」って感じだった。

 


なんたって、路地が好きなもんだから、あっちの路地、こっちの路地、全部歩いてみてはワクワクしてたw
お肉屋さんを覗いてみたら、豚肉が、やっぱこっちは皮付きで売られてて羨ましかった。
どうして東京のお肉屋の豚肉は、皮は付いてないの???
皮が旨いんじゃん!!パリッパリになるまで焼いたのが!




そして、とても美味しいソーキそばを食べて、また市場を離れてウロウロと歩いていたら、あの美しい花を咲かせる木のところに出てしまった。

 


吸い寄せられるように近寄って、さっきよりさらに近くで、「もうさっき死ぬほど撮ったけど!」と思いながら、更なる激写をしていたら、「ねぇ、お店に来てくれたよねぇ?」と話しかけられて、「ん?」と思って見あげたら、階段の上にあの初日に行った山羊屋のママが居た。


顔、覚えてて、話しかけてくれたんだ??と嬉しくて、「はいー、行きました!行きました!山羊汁、めっちゃ美味しかった~!」ってお伝えした♪


「この花をね、生まれて初めて見たんですよ!もーーー、すーーーっごい可愛いですよねぇ!華やかで!!」とか、「"最高に綺麗だなぁ!"とホレボレして、さっきからずーーーっと激写してるんですよ!」とか熱弁してたら、「これ、うちの花よ♪」って言うからビックリしたw
 

あーーー!
よく考えたらここ、あの山羊屋さんの裏手だ!!
マジか!
なにこの偶然w
 
 
どうしても欲しくて、「一個貰いたいんですけど・・・」ってお願いしてみたら、「いいよ。取れる?ハサミ持ってこようか?」ってあっさりOK出たから、背伸びして一番下の枝に手を伸ばしてみたら届いたんで、その枝をポキッと折ってみたら、綺麗に咲いてる一輪と、これから開く蕾がいくつも付いた素敵な枝だった♪

「お店においで。持って帰れるようにしてあげるから。」って言ってくださったので、グルっと表に回って、まだ準備中のお店に入れてもらった。
 
 
 
枝の根元にティッシュをたくさん巻き巻きして、水をたっぷり含ませてくれたりしてるのをワクワク見ながら、「さっきも撮っててね、名前を知りたかったらその辺の方に聞いたら、"トッ クリキワタというのよ"って、教えてくださったんで、メモったんですよ♪」って話したら、「そうよ。あの幹の部分がトックリみたいでしょ?それに、花が終わったら、綿のような白いものが出てきて、それがフワフワ散るのよ。そこら中に白いもの撒いちゃうの。」って言ってた。
へーーーーー!だからトックリキワタ!
なーるーほーどー!
 
 
 
「こないだの山羊汁、本当に美味しかったですよぉ!お肉がゴロゴロ入ってて!もう、出発前から"沖縄行ったら山羊食べたい!"と思ってて、だからあの日は那覇に着いてすぐにここに来たんですよ!」って伝えたら、「そんなに、美味しかった?良かった♪ そうだった、着いたばっかりだって言ってたねぇ。」って、ちゃんと覚えててくれた♪

「今日で 帰るんですよ~。東京では、なかなか山羊は食べられないから、食べられて嬉しかったです♪ それにこんなに良くしていただいて・・・。本当に有難うございました!」って言ったら、「また沖縄来たら、絶対寄ってね。待ってるからね。私が元気なうちに来てね。その時はこのお花の話して。そしたら絶対思い出すから」って言ってくれた。

「沖縄の番組、テレビでやってたら見てみてね。紹介してもらえることもあるんだ。」って言って壁を指さすので見たら、いろんな写真が貼ってあった。

そんな有名店だったか~。
いい思い出と素晴らしいお土産が出来ました。
声かけてくださってありがとうございました~♪
ほっこり~。
いい出会い~
 
 
 

あーーー、旅って、本当に楽しいねぇ。

経験したことないこと体験して、

普段食べられないもの食べて、

素敵な人々との出会いがあって。

一生やめられないね。

 

 

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奈良旅の続き 憧れの奈良ホテル

2015-07-25 20:50:19 | 国内旅行

奈良では、感動の連続だった。

 

こんなに大きな動物が、素敵に自由に街をうろついてるところ、なかなか無いよね。

あっちに行っても、可愛い鹿さん

 

 

こっちに行っても、可愛い鹿さん

 

 

自然と人間の穏やかな交流。

素晴らしいの^^

 

同じ野生動物が居るエリアでも、猿とかが騒がしくやって来ては、お土産屋さんから商品盗んでダダーッと逃げてく、みたいなエリアもあって、そういうところはお気の毒だけど、ここの鹿は穏やかでいいねぇ!

超気に入った。

 

 

大仏様には、結局会わずに帰って来たけど、このメインエリアで一番行きたかったところは確実に行って来た。

奈良ホテル。

100年以上の歴史を持つ、超クラシックな、和風建築の素晴らしいホテル。

奈良に行くと決まる前から、いつか行きたいと思っていた憧れのホテルだった。

 

けど、だいぶ前から予約を試みたけど、なぜか私の奈良滞在中はずっと満室マークが出ていて、宿泊は出来なかった・・・。

聞けば、ある学会の会合で全館おさえられてしまっていたらしい・・・。

無念・・・。

 

しかし、「建物だけでも見て、お食事だけでも雰囲気を味わって来たい!と思っていたから、メインダイニングでおランチを食してきた。

 

もうね、小高い丘を登ってって、この建物を見ただけで感激

 

 

 

 

 

予約の時に、「一人なのに我儘を言って申し訳ないが、景色のいいお席を・・・」とお願いしてみたら、世界遺産で、あの超人気の阿修羅像がいらっしゃる興福寺のシンボル、五重塔が正面に見える素晴らしいお席を用意してくださった。

 

 

高い天井の、重厚な造り。

素敵なカーペット。

これぞ、クラシックホテルの風格。

 

一気にテンション高まる。

 

 

コースにしたけど、お野菜たくさん食べたくてサラダを追加オーダー。

全てのお野菜の火の通し方が完璧で、キーンと冷え冷えで、素晴らしかった。

 

前菜。

パンも美味しい

 

 

コーンのスープの後に、メインはお魚。

 

 

小さな柑橘系のシャーベットの後に、デザートのシフォンケーキ♪

 

 

と、ここで大満足していたら、更にお茶と共にマカロンとマドレーヌが!

うっかり、すでに満腹に!

 

・・・・・・・・・・・けど、結局全部食べたけど!

 

どれも丁寧に作られていて、とても美味しくて、見た目も美しくて、「こんなお料理が食べたかった!」と大満足だった。

来て良かったにゃ~♪

 

 

なんて、のんびりしていたら、あっという間に2時に!

大変!

お約束の時間!

予約の時に「建物の中を見学したいの・・・。歴史的建造物が大好きなの・・・。とこれまた我儘を言ってみたら、「ロビーに2時に集合してくだされば、館内ツアーにお連れしてます」と教えてくださったんで!

急げ!ロビーに急げ!

 

 

行ってみたら、本日の見学者、ワタクシ一人。

 

このホテルに長いこと勤務していらっしゃると言うジェントルマンが出てきてくださって、わざわざワタクシ一人だけのために解説をしてくださってとても感激。

 

このホテルは、国賓とかも泊まるこの地域のランドマーク的なホテル。

関西の迎賓館の役割も果たし、戦後はGHQに接収された時期もある、いろんなエピソードに溢れたホテル。

そんな歴史をつぶさに見て来た方が直々に話してくださるお話が、それはそれは面白かった

 

 

例えば、このお部屋のこのピアノ。

 

 

アメリカに接収される前に、当時のホテルの所有者だった旧国鉄の倉庫に移動してっきり、その後の所有者の度々の交代の影響で当時の記録がはっきりしなくなり、60年も行方不明になってしまっていたけど、1992年にその保管倉庫の建物が解体され、その後は現JRの所有物として、交通科学博物館の倉庫に移動されていることが発覚。

奈良ホテル側は、「それは以前うちにあったピアノだから、返してほしい。」と頼んでみたが、「そんな古い話で誰も経緯を知らないし、ホテルの物だった記録も、証拠もないし・・・・・。」と困惑され、ホテル側はなんとか手元に戻したいと奔走。

「アインシュタインが1922年にこのホテルに宿泊した際に、このピアノをここで弾いた」という記録があったので、その当時の関係者を探し続けていくうちに、当時アインシュタインの通訳として同行していた日本人の学生さんが、その後南極越冬隊の隊長さんになっていたという事実を掴み、その方のお宅を探し出して連絡して事情をお話ししてみたら、その方のアメリカ在住の息子さんが、たまたま日本に帰国していらっしゃっていたタイミングで直接お話できて、しかも「その時に撮った写真が4枚だけ残っているからお渡しできます。」って言ってくださったので、急いで受け取りに行ったら、そのうちの一枚にこのピアノを弾いているアインシュタインの写真があって、それが証拠になってピアノをここに戻してもらうことができたんだって!

 

なんて、ドラマティック!!

あぁ、弾いてるねぇ、アインシュタイン、ここで弾いてるよぉ!

 

ピアノが戻って来たのは、つい数年前、2008年のお話。

翌2009年がホテル創業100周年だったから、本当に喜ばしい帰還だっただろうねぇ!!

 

 

この同じ部屋にある振り子時計は、天皇皇后ご夫妻の何かの記念で新たに設置したそうで、それをご滞在の時に陛下にお話したら、ちゃんと音色を聴きにわざわざ降りてきてくださったそうで、とても感激したとおっしゃってた。

 

 

例えば、こないだ出来たばかりだという陳列棚にずらりと並んでいた、このシルバーの豪華なカトラリー。

 

元々ロビーの階段下にあった売店が、「安っぽくて雰囲気ぶち壊しだ」との指摘を受けて、それまで職員の控室として使っていたフロントの裏の部屋を売店に改築することにして、現在倉庫として使っている部分に代わりの控室を作るために倉庫内にある古いものを出してきてみたら、こんなに立派なカトラリーがゴッソリ出て来たんだって。

「昔使っていた古いものかな?」と思ったけど、じっくり見てみるとマークが微妙に違うと・・・・・・。

調べてみたら、昔長崎にあった「長崎ホテル」のマークだったと。

 

長崎ホテルは、鹿鳴館や、三菱一号館 (現在は丸ノ内ブリックススクエアとして復元)、岩崎久弥邸 (旧岩崎庭園)、古河虎之助邸 (現・旧古河庭園大谷美術館)などを手掛けた、超有名な建築家、ジョサイア・コンドルが1898年に建てた、素敵な洋風建築のホテルなんだって。

 

でも、このホテルは、たった10年で無くなってしまったんだって。

もったいない・・・・・・・・・・。

 

どうして、そんなホテルのこれらの大量のカトラリーがここにあるのか、正確な経緯は分からないようだけど、長崎ホテルNagasaki Hotelと、奈良ホテルNara Hotel、共に頭文字のNとHを組み合わせたマークを持ち・・・・・、

 

コンドルから建築を学び、その後東京駅、日銀本店など名建築を作ることとなる辰野金吾がこの奈良ホテルを手掛けた縁もあって、全てがここに引き継がれたのではないか、ということだった。

なんかねー、グッとくるエピソードだったねえ!

歴史のあるところは、本当に面白いねぇ!

 

そして、ここにこれがあったということを長崎にお伝えしたら、「是非欲しい」とのお話があり、セットでお渡ししたら、こないだ世界遺産になったばかりの長崎グラバー邸に展示してもらえて、「貴重な銀食器、里帰り」と現地新聞の記事になったというお話も聞けた。

記事の掲載は私が奈良に行ったののほんの数日前のお話で、まだ真新しいその記事もそこに展示されたてで、とてもフレッシュな歴史エピソードに感激だった。

いいお話聞けたよぅ!

それに、素敵なカトラリーだったなぁ!

 

 

ちなみに、コンドルさんや辰野さんが作った建物。

かーーーっこいいよねぇ!!

    

   

  

 

 

このお部屋には、また別の陳列棚があって、そこにはここで使われてきた素敵なお皿の数々も展示されていた。

これは、ラストエンペラーの愛新覚羅溥儀が国賓として日本を訪れた時に、溥儀のためだけにわざわざ作成したもの。

 

これは、鉄道省時代のものか、列車の動輪がマークとして入っているグラス。

 

とてもエレガントな骨董品の数々にウットリ。

 

他にも、

掛かってる絵画のこと、

今行っている改築の詳細、

昔使われていた荷札のデザインについて、

外観で特徴的な赤い欄干のお話、

長い歴史の中で、ここに宿泊された色々な国の著名人、有名人のお話、

屋根に付いてる小さな塔や飾りが何であるか、

などなど、いっぱい、いっぱい、面白いお話を聞かせていただけて、大充実のツアーでとにかく感激の一言。

気づけば、30分くらいの予定が、2時間オーバーも解説していただいていてビックリ。

本当に有難いと思った。

 

案内してくださった方は、もうあと数年でご勇退されるというお話だった。

こんなにこのホテルと共に生きて来た人の、この全ての知識と、このホテルを大切にする思いを、是非お若いスタッフの皆様が一生懸命受け継いでいってほしいなぁ、と思った。

 

最後にお名刺いただいたら、役職が"執行役員"となっていて、「ひーーー、ワタクシたった一人の為に、こんなお偉い方が、こんなに長々とわざわざ!!!と申し訳なさでいっぱいに。

本当に楽しかったです。

大切なお時間を有難うございました。

素晴らしいホテルです。

大事にしていきたいです。

今度は、泊まれるといいな。

 

 

と、ホテルをじっくり堪能して、気持ちが満ち足り過ぎて、シアワセいっぱいになっちゃって、大仏とかどうでもよくなっちゃって、結果行かなかったw

 

 

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奈良のおじいちゃんたち

2015-07-20 14:09:57 | 国内旅行

奈良で二人、印象的なおじいちゃんに会った。

お一人は、まだ今井町に着いたばかりの時、猛暑の中いつものようにご当地のマンホールを激写していたら、「どこのマンホールだって、同じでしょ?」と話しかけてきたおじいちゃん

ちょうどそこでやっていた工事の現場の交通整理をしていたおじいちゃんだった。

 

「それがね、ちーがうんですよぉ!特にね、こういう名所みたいなところだと、そこの名産品とか、名物とかをモチーフにした特別なマンホールになってることも多いんですよぉ!」と力説しながら、ふとおじいちゃんのお顔を見たら、なんかとっても素敵なおじいちゃんだった

 

お肌とか浅黒くてさ。

ヘルメットからのぞく、ハラリと垂れる長めの前髪とかさ、「え?おじいちゃんでこんな髪型?」ってドキリとさせられる、話し方もなーんか渋くてカッコイイ、「若い頃、絶対モテたでしょ?」って感じのおじいちゃんで、一目惚れw

「あーーー、さらさら前髪だと、私はおじいちゃんでもいいのだ!」と分かったwww

 

「そうなんだ?全部一緒かと思ってたよ。」、「今度から下向いて歩いてみようかな。」というおじいちゃんを「この辺も、絶対珍しいのあるから!一緒に探してみます?」と誘いたい衝動をグッとこらえたw

だって、おじいちゃん仕事中だったんだもん!

フリーだったら誘ってたなw

 

おじいちゃんとお話しした時に撮ってたマンホールは、確かになんの変哲もない、今井町のマークかなんか入ったこのマンホールだったんだけど・・・。

 

おじいちゃんとバイバイしてから他の道行ったら、この古い街並みをモチーフにしたこのエリア独特のマンホール、あったんだよなあ。

 

「おじいちゃん、あったよ!あった!ほら、今井町の街並みのマンホール!!」って教えてあげたかったけど、見学の予約した時間が迫っていたので、後戻りはできず・・・・・・・・・・・。

そのあと、おじいちゃんの居た場所に戻ってみたけど、工事が終わってて、もうおじいちゃんはそこに立ってなかった・・・・・・。

寂しかった・・・・・・・・・・・・・・・・・。

おじいちゃん、どっかで気づいてくれてるといいなぁ。

 

 

もう一人のおじいちゃんは、杖をついて、よろよろとやってきた。

今井町の街をチャリンコで巡りながら、街並みを激写していたら、女性が「うちの記念館、寄って行きませんか?展示品、けっこう見ごたえがありますよ」と誘ってくださったので、壁にあった名前を見てみたら、「紙半豊田記念館」とあった。

 

なんだかよく分からず、「地元のちっこい企業かなんかの業績でも展示してあるのか?」と思ったけど、暑いし、とりあえず入ってみようと決めて入館してみたら、見事な美術品がずらりと並んでいてビックリ!

な~んか普通~のショーケースに無造作にいろいろ並べて展示してあったり、古地図とかはその辺の壁に画鋲かなんかで穴開けて普通~に貼ってあるんだけど・・・・・・・・・・・・、「これ、その辺の美術館行ったら、厳重警備の中、仰々しく一個一個だいぶ離して、もったいぶって展示されてるレベルの物じゃない?」って骨董品の数々が、ぞろぞろ揃ってて感激w

 

聞けば、通りの目の前にある超ーーー大きなお屋敷、豊田家は江戸時代に肥料や綿の商売でものすごい富を蓄えた豪商の家系で、当時集めた骨董品がまだいくつもの蔵に残っているから、そこから厳選してきてこの記念館に飾ってるんだって。

はぁぁぁぁ???

みーんなこのおうちが持ってるの?

これでほんの一部なの??

・・・・・・・・・・・・・骨董品が高い訳だわ!!!!!

ひとところにこんなに集中していて、それが出回らないんだから、高くもなるわ!!!!!

と仰天。

 

 

蒔絵のお弁当箱やら、細工が素晴らしい印籠の数々やら、伊能忠敬より古い(?)という地図やら、古伊万里のお皿やら、花嫁装束やら、日本刀やら、お香の煙で時を知らせる香時計やら、こいのぼりの原型だという吹き流しやら、「ふわぁー!」、「ぬぉー!」と思う面白いもの、美しいものがてんこ盛りで、しかも激近で観察出来て、「ほんとこれは見ごたえがある!」と思いながら、声をかけていただいたことに感謝しながらいろいろマンツーマンで解説していただいていたら(見学者、ワタクシ一名w)、入り口にふらふら~っとおじいちゃんの人影が。

ヨレヨレのジャージを履いて、かけてる眼鏡なんて曲がっちゃってて、杖をついてようやく歩いてる感じで、「お、おじいちゃん、そんなで一人で見学来たの???」とビックリしてたら、解説してくれてた方が「これ、あの向かいのおうちのご当主様ですよ。」って紹介してくれて、またまたビックリ!!

人はね、見かけで判断しちゃ絶対ダメね!w

 

 

私がまた女性の説明を聞いていると、おじいちゃんがやってきて、一緒に解説をしてくれる。

モゴモゴしていて、とても聞き取りにくい部分もあるんだけど、楽しそうに説明してくれるんで、分かる範囲でお返事しつつのんびり過ごしていた。

「お父さん、これ全部お父さんが持ってるんだ?」って聞くと、「うん、うん」って頷くw

「まだまだ蔵にいーっぱいあるの?」って聞いても、「うん、うん」ってw

すっげぇ!

何億?

何十億?

自分が小物過ぎる庶民過ぎてよく分からんw

 

「いいねぇ!!すっごいお金持ちのお家に生まれて!!」と言ったら、また「うん、うん」と頷くw

「・・・・・・でも、お金持ちにしか分からない苦労もあるよね?」と聞いたら、これまた「うん、うん」と言っていた。

いやしかし、歴史のある街には、すごい人が居るもんだねえ。

てか、名前を「美術館」とかにしないのがイイネ!

 

 

このご当主様には、このあと夕方、街で2軒しかないお茶の出来るお店で偶然会った。

あまりの暑さに、「し・・・、死んでしまう・・・」と思って、クリームソーダ飲んで生き返ってたら、またふらふら~っと、ジャージ履きで、杖でやって来た。

 

紹介されてるから、正体分かるけどさーw

本当のお金持ちというのは、狙われないように敢えてこうなのだろう。

 

ワタクシがお座敷でぐったりしてるのに気づいて、「一人旅なの?」と聞いてきてくれたんで、「そうなんですぅ。最高に素敵な街ですよね!来て本当に良かった!」と言ったら、「このあとも気を付けてね」と言ってくださったので、「お父さんもお元気で。有難うございました!」とお伝えした。

お父さん、養女要らないかな?w

結構可愛いがられる養女になる自信あるけどww

どこ行っても、年配の方にはなぜかめっっっちゃ愛されるんだものwww

 

 

ほんと、いいおじいちゃま達と出会えて、楽しかった♪

 

 

 

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Summer tripの思い出 続き

2015-07-18 22:06:57 | 国内旅行

この今井町は、ほんとにいろいろとビックリさせられる街だった。

なんたって、初代天皇の神武天皇の陵がある地域。

とんでもなく長い歴史を持っている。

 

の街の中だけでも、いろんな時代に建った建物が現存していて、細かい比較が出来るのが面白かった。

まずは、そんな中でも一番古いという今西家住宅へ行ってみた。


この街は、戦国時代の街並みそのままに建っているから、道路がこんなふうに折れ曲がっている。

街の周囲には堀が巡らされ敵の侵入を防御し、建物がこのように出っ張っているおかげで、中を見通せないように、矢などを放たれても大丈夫なようになっている。

 

今西さんは、元々は河合さんというお名前だったのだけど、"今"井町の一番"西"に建っていて、織田信長ら西側から攻めてくる敵と戦って今井町を守りぬいたという功績で、「今西を名乗りなさい」という栄誉を受けて改名して今に至るとのこと。

 

中に入ってみると、すごく大きな規模の土間を持った、立派なお屋敷だった。

 

慶安3年(1650年)の建立で、日本で3番目に古いと言われるお宅だそうで。

めっちゃ立派な梁が3本渡され、この大きな建物を支えていたけど、1本だけヒビが入っていて、「それが一番古いのかな?」と思ったけど、実はそれが一番新しくて、近年の修復で渡し直した梁なんだって。

こういう立派な建物に使われている木材は、古ければ古いほど、質が良いものらしい。

だから、なるべく、新しい建材に変えてしまわないように、継ぎ足して、継ぎ足して、古いものを温存しているんだって。

 

 

徳川の時代には、今井にはそうとうな権力が有り、独自の通貨を持っていたほどだった。

今西家は自治権を委ねられて、今でいう警察のような権限も持たされていたので、この土間は悪いことをした人を裁く、お白洲でもあったんだって。

だから土間から、何段にも高く、段差がついている。

真ん中の一番奥のお部屋は、ご当主のお部屋だったらしいけど、奥様でもおいそれと近づけないようなお部屋だったって。

 

この梯子を登ったところのお部屋は「燻し牢」で、ここに罪人を閉じ込めて、下から煙を焚いて燻して懲らしめたところなんだって。

そんな機能を持ったお宅見るの初めて。

 

とても立派で、見ごたえのあるお宅だった~。

 

 

 

次に、もうちょっと新しい「今井まちや館」を見に行った。

新しいって言ったって、18世紀初期頃の建物。

一時は荒れ果てていたけど貴重な資料となり得る建造物ということが判明し、古材で再生し、江戸時代中頃の建物の様子を今に伝える大切な資料館となっている。

 

 

ここでは、「建物の古さは、屋根の勾配でも分かる」と言うことを教えていただいた。

例えばここは、2階に上がるとこんなふう。

屋根はすごく急な傾斜で、道の方に行くと立ってはいられない低さ。

2階というより、「屋根裏部屋」という様相。

窓も低~い所に小さく開いているだけ。

そして、そこから表を覗いてみても、道路は見えず、一階の庇が見えるだけ。

 

なんでこんなかというと、当時日本は厳しい階級社会で、商人なんて「士農工商」の一番身分の低い立場だったから、そんな者が高い所から道行くお侍さんを見下ろすなんて失礼極まりない行為だったから、道が見えないようになっているんだって。

もーーー、「なーるほーどねぇー!!!」と、ご説明に感動。

見ただけじゃ分かんないよね。

説明は、絶対に聞いてみた方がいい。

団体で来て、ふら~っと表だけ眺めて帰ってっちゃう人々、ほんともったいないと思った。

 

 

この当時は、土間にはお台所はこんな感じ。

 

そして、部屋の仕切りはまだ板戸。

家全体が暗いよね。

 

そして、部屋と部屋の間にちょっと高さのある仕切りがあったりするのは、今は敷いてあるけど当時はまだ畳が無くて、寝室には藁を敷いていたんで、それが広がってしまわないように工夫してあるんだって。

そして、2階は丁稚さんのお部屋で、夜は梯子を外してしまって、脱走できないようにしてあったんだって。

 

「へー!そうなのかー!」がいっぱい分かってほんと楽しい!

 

と、様々な細部を確認してから、「次はどこを見せていただくといいでしょう?」とご相談したら、「ここまで見て来た建物との比較をしたいのなら、時代的にここがいいのでは?」という高木家住宅さんを見せていただくことに。

 

高木家さんは、19世紀初頭の建物。

時代で言ったら幕末期の、上層町家とのこと。

 

おお!2階の窓が大きいね!

屋根の勾配も厳しくなくて、しっかり人が立てる高さが有りそう。

やっぱ全然違うね!

 

中を見せていただくと、お台所も使いやすくなってきてる♪

 

そしてお部屋も畳敷きで、部屋に段差が無い。

障子張り、襖張りになっていて、明るさも確保されているねぇ~。

 

このお宅でも、上に上がって細部をいろいろ見せていただけた。

当時を偲ばせるたくさんの物が展示してあって、興味深かった。

 

例えばこれは、当時の女学生さんの教科書。

熨斗袋の折り方、とか学んでいたんだなぁ!

 

そしてこれが、流通していた通貨かなぁ?

 

 

あと、「やっぱり説明聞かないと分かんないよなぁ!」と感激したのは、この壁。

表から見たら、ただの板張り・・・・・・・、

 

なんだけど、家の中から見たらこんな門になってる。

 

当時、地方の大名は、参勤交代などに莫大な金額をかけねばならず、お金に困ってこっそり豪商に借金しに来たらしい。

でも、それはおおっぴらには出来ないから、密かに連絡を取ってきて、日時を決めてそーっとやってきて借りて行ったそうで、その際にだけそっと開いて彼らを招き入れるだけに使われたのがこの門なんだって。

「へーーー、大名家の人がここに来て、ここに座って、こんな狭い所でペコペコ頭下げてお金借りて行ったんだー!」と思ったら面白かった。

すごい財力を持ったお家だったんなぁ!

 

 

そして、庇の話になって、「この通りは、明治天皇が来られた際に馬車でお通りになったんだけど、そもそも道幅が狭い所に馬車通すんだけど、庇が邪魔で通りにくいと30センチぐらい切られた」とおっしゃっていた。

えーーーー!天皇が一回通るだけの為に、その通り沿いの家の庇、全部切る????

もーーーーーー、ビックリした・・・・・・・。

大変ね・・・・・・・・・。

 

 

時代による建物の構造の変化も、時代時代によって異なる様々なエピソードも、とにかくめちゃめちゃ面白かった。

こんなにいろいろな時代の変遷を、この街だけで学べてしまうなんて、しかもいろんなものが当時のままに残っているなんて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

今井町のポテンシャル、半端ないよね。

感動。

「この平成のニッポンに、よくぞこんな素敵な街を立派に残してくださってる・・・・・・・」、と激しく感動だよ

 

 

でも、登録文化財の保護は本当に大変だと、みんなおっしゃってた。

昔は公費で9割は負担してもらえたけど、今はどんどん自己負担の割合を増やされてしまっているらしい。

しかも、「いざ修復」となっても、まずは自腹で支払いを済ませておいて、後から交付金が下りるから、最初にその財源を持ち合わせていないとならないと・・・。

個人のお宅で、これだけの規模の修復を賄おうとしたら大変な負担だよ・・・・。

そんなに苦労しても、「日本の財産」として大切に保存してくださってる心意気にも感動した。

 

 

そして、ここを「観光地!」として大々的に売り出さない姿勢も素敵だな、と心底思った。

世界遺産なんかに登録されてしまったら、この雰囲気がぶち壊しだよ。

ダメ、絶対ダメ。

 

 

なんなの???

今まで見向きもしなかったくせに、いざ「世界遺産に登録されました!」となったら、猫も杓子もゾロゾロと集まって・・・・・。

富岡製糸場?

韮山反射炉?

登録されるまで誰も行こうとも思ってなかったでしょうよ?

 

私の大好きだったハイキングコース、高尾山が、ミシュランに三ツ星付けられたせいで、2度と登りたくない、通勤列車並の大混雑で人の背中しか見えない、"のんびり"や"爽やか"の欠片もない、ただのミーハー観光地に成り下がってしまったショックから未だに立ち直れないワタクシとしては、この街にあの凋落を体験させたくない・・・。

人がワッサワサ集まって、ガヤガヤと騒がしくはしゃぎ、くだらねぇ物ばっか売ってる土産物屋が立ち並ぶ、お安い観光地に成り下がってほしくない・・・。

だから、今のままで、あまり人に宣伝することなく、平穏な今の暮らしを続けて行って欲しいと切に願う・・・。

 

本当に貴重な街並みだと思うから、大切にしたい。

 

 

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Back from my summer trip

2015-07-17 01:55:42 | 国内旅行

今年は、ちょっと早めの夏休み。

奈良に行って来た。

 

先週、太平洋には3つも台風が発生していて、出発前連日天気予報とにらめっこでも、滞在期間中の現地の予報が悉く雨、雨、雨で、出掛ける時ですら母に「さすがのあなたでも、梅雨と台風のダブルパンチには勝てないみたいね」と送り出されたものの、蓋を開けてみれば最後まで雨はほぼ降らず、むしろ雨予報に油断して日焼け止めを塗らなかったせいで、連日酷い日焼けをして、お肌ヒリヒリして大変な事に・・・・・・・・・・。

いまどき、小学生だってこんなに黒くならないっつーの・・・。

毎朝、「今日は雨!」の予報出してたの誰だ??焦げるかと思ったぞ!

もし今週にしてたら、台風直撃だったしね・・・・・・・・・・・・・・。

自分の晴れ女パワー、ほんと半端ない・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

旅は・・・・・・・・、とにかく感動の連続だった。

楽しかった。

めっちゃ心に残る旅になった。

子供の頃以来の、何十年ぶりかの奈良だったけど、あの頃はまだ奈良の凄さ、素晴らしさなんて、これっぽっちも分かってなかったね。

ここで、天皇の統治する日本という国が始まったんだと、気が遠くなるほどの歴史を持つエリアなんだと、あっちでも、こっちでも、ひしひしと実感・・・。

 

ただなーんとなく眺めているだけでは、この感動は味わえなかったね。

一か所一か所、じっくりと、マンツーマンで丁寧に解説していただいたからこそ分かる、その規模、その歴史の凄さ。

すげーーーーーーー、奈良すげーよ

 

一つ一つにゆっくり時間をかけ過ぎて、奈良まで行きながら、結局大仏様には会わないまま帰って来たけれども!w

それも、また良し♪

 

 

感動したことはいくつもあったけど、まず嬉しかったのはどうしても行ってみたかったこの場所に、偶然行けたことだね。

このCMを見た時、「すごい家があるもんだなぁ!」と感激して、是非行ってみたいと思ってた。

大和ハウス 共創共生 「奈良・通り庭」篇

 

だいぶ前に一度見ただけのCMだったけど、強烈な印象が残ってて、いつか探し当てたいと思ってた。

今回奈良行きを決めて、ガイドブックを買ってきたら、その中にすごく古い街並みの残っている今井町という素敵な場所の紹介があって、そこを旅のメインにして楽しみに行ってみたら、江戸時代のような街並みが広範囲に立派に残る、あまりにも感動的な街だった。

 

 

 

全然観光地化されていなくて、普通に地元の皆様が暮らしてらして、とっても穏やかで静かな街並み。

だから、「おうちの中がどんなになってるか、是非見てみたい!」と思って、入れそうなところ探しては覗き込んでるうちに、お店が一軒あって、そこのご主人が出てきてくれたのでお話しさせてもらってるうちに、「あのCMはここで撮ったんだよ」と言われて初めて、「あーーーー!あの家だ!!」と気づいた。

嬉しかったねぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このお店を覗かなかったら、お父さんが出てきて、のんびりお話してくださらなかったら、きっと気づかずに素通りしていたよ。

 

 

お醤油屋さんだった。

 

だーーーいぶ前に見た、あのCMの雰囲気そのままだった。

すっごい感激した。

 

昔は「大和の金は今井に七分」と言われるくらい、とにかく繁栄した豪商の街で、ずらっと商家が並んでいたそうだけど、大型店や、コンビニなんかの出現で、皆さんどんどん廃業していってしまったそうで・・・。

こういうお店を存続していくのは、本当に大変そう。

でもこんな素晴らしい佇まいの、立派なお店を、いつまでも続けて行ってほしいなぁ。

 

手作りの、美味しいお醤油、一本購入してきた♪

 

お父さん、お母さん、いろいろお話聞かせてくださって本当に有難うございました。

大切にいただきますよ!

 

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次の旅先

2015-06-12 21:57:26 | 国内旅行

次の旅先、決めたよん!

7月に唐突にやってくるお休みに、どこ行こうかな~と考えて、考えて、「また、パンダ会いに行くかな?和歌山?」とか、「ハリポタライド乗りに、USJ?」とか、「本場のお粥食べたくてたまんないから香港?」とか、「最近、奄美の激安チケットが良く出てるよな・・・ダイビング?」とか、いろいろ考えた結果、今回は奈良に決定!

あんだけ京都やら、大阪やらは頻繁に行くくせに、奈良はなぜか子供の頃以来何十年かぶりw

なぜこんなに奈良に背を向けていたんだろうw

 

調べたら、寺社仏閣も世界遺産系多いし、国宝はそこらじゅうにゴロゴロ転がってるし、街並みも私好みの古き良きニッポン!の典型だし、オサレスポットも多いし、美味しそうなお店もいっぱいだし、とにかく見どころ満点なのに・・・、なんで素通りして来ただろう?????

 

とりあえず、行き帰りはバス旅に決定!

だって、「ラグジュアリーシートお試しキャンペーン!」で、いいシートなのに片道2千円台のバス、みつけちゃったんだもぉぉぉん♪

ぬふふふふふ、旅のお得情報嗅ぎつける能力なら誰にも負けない

 

今回のテグのペンミ、「あの日程で自分で飛行機手配したら・・・」と探してみた時も、他の人が5万、6万円とか言ってる時に、1万5千円のチケット見つけてたし♪

こういうのは、ほんと経験がものを言うよね。

 

 

ホテルは、泊まってみたかった奈良ホテルが、その日は満室みたいで泊まれないのが残念・・・。

ただ、あのクラシックな雰囲気は味わいたいから、メインダイニングでおランチを食べてこようと予約した♪

「一人で申し訳ないんだけど、せっかくなので窓際の景色がいいお席でいただきたい」と我儘申したら、快く受けていただけて感激

さすが♪

 

 

奈良公園の中にある、素敵な藁ぶき屋根のお宿は、宿泊も個室でのお食事も2人からと言われ断られてしまった・・・。

一人旅、お宿でいろいろネックがある。

黒川温泉行った時も、一人で泊まらせてもらえる宿、ほとんどなかった・・・・・・・・・・・・・・。

 

でも、奈良では泊まってみたかった宿が他にもあるから、そっちにした♪

古い町家造りの一軒家がゲストハウスになってるとこ。

長いこと人と知りあったり、触れ合ったりとかすることが苦痛だったから、ゲストハウス泊まる時も絶対個室を選んできたけど、最近克服できつつあるんで、ドミトリーにしてみた。

しかも、男女共同のとこw

思い切ったな、いきなりwww

どうしよう、素敵なイケメンボーイとの出会いとかあったら

 

 

今は、どこを回ろう、どうやって回ろう、何食べよう、と、頭がいっぱい。

楽しいもの、美味しいもの、一つも見逃して来たくないから、情報収集に超お忙しいです~♪

 

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あじさい見に行って来た~♪

2015-06-09 02:39:08 | 国内旅行

いつものとしまえんに、紫陽花見に行って来た♪

たまたま思い出してふらっと行ったけど、ちょうど見頃で嬉しかった

 

 

 

こういう、「ワタクシ、色づき始めたばっかだから!!」って子が好き♪

フレッシュ

ピュア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、帰ってきて家の庭の片隅に咲いてるのも、一番盛りで綺麗と気づいたw

ゴメン、今日まで気づいてあげなくてw

 

 

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いつものあそこ、行って来た♪

2015-04-20 22:05:55 | 国内旅行

私の、春と言えばあそこ、に行って来た♪

にゃー!今年もうっかりして、水戸の名取亭の親方の美味しいご飯食べ損ねた!

急に思い立って行くから~!

もーーー、日曜日は親方のとこお休みって、すっかり忘れちゃうんだよなぁ!!

食材にも、造り方にもこだわった親方の創作料理、次は絶対食べに行く!

 

ということで、楽しみにしていたチューリップ♪

 

今年も綺麗~!

 

 

 

 

毎年行ってて、だんだんチューリップの名前に詳しくなってきたけど、それでも毎年見たことのない品種が幾つもある。

可愛いねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ?これもチューリップ?」ってのも沢山♪

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年どんなミックスになってるかも楽しみ♪

今年このコンビネーション好きだった

 

これも♪

 

 

クリーム色っぽいのがマイブームだな。

これも好きだった。

お名前が「はちみつミルク」だってw

可愛過ぎる。

 

 

原種のチューリップは、あんまりチューリップっぽくないよね。

 

 

 

 

ネモフィラは、5月に入ってからが本格シーズンだね。

でも既になかなか綺麗だった。

 

 

菜の花も綺麗だった♪

 

 

そしてこれ。

ここにはこれを食べに行ってると言っても過言ではないハム焼き  

ほんとうに美味しい~。

そのへんのハムを想像しちゃいかん~!

あーーー、食べれて幸せ♪

 

今年も楽しかったでっす♪

 

 

 

親方のとこ行けなかったから、お寿司食べて帰って来た。

 

 

んで、これをようやく見つけた!

リンツのStracciatella。

 

スペインで食べて、「何これめっちゃ旨い!と思って、それ以来日本で探しても、公式サイト行っても、他の海外行った時探しても、友だちが海外遠征行く時捜索を依頼しておいても、全然見つからなくて諦めてた。

すっかり忘れ去ってるうちに、ソニプラで扱われるようになってたw

久々食べたら、やっぱうまーーーい!

 

今や公式サイトでも購入出来るようになってる♪

もう海外まで探しに行かなくて済むわぁ!  

 

 

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大好きなミュージアム行って来た♪

2014-08-17 08:01:33 | 国内旅行

BOYFRIENDライブの翌日は、名古屋で大好きなミュージアムに行って来た。

 

ノリタケの森の中にある、ノリタケミュージアム♪

 

 

 

ここのクラシックな建造物の並ぶ雰囲気が好き。

ここは昔から陶器を作っているノリタケさんの、工場、兼、ショップ、兼、美術館なのだ。

ノリタケさんの、古いお皿が大好きなのだ。

 

 

 

 

 

 

中を流れる川では子供たちが水遊びしてたりして、のんびり♪

 

 

 

ノリタケさんをいいなぁ、と思ったのはカナダでだった。

ママが、お客様をお招きした特別なディナーの時だけこのノリタケさんの、アイボリーにシルバーのリムの入った小花模様のお皿のセットを使ってお料理を出してて、これがとっても素敵な柄で、「ノリタケって、日本のお皿なんだ?可愛いなぁ!」と一目惚れ♪

 

 

日本に戻って来てから、同じ柄のセットを揃えたくていろいろ探したんだけどどこにも見つからなくて、あれが海外輸出専用のデザインなんだと知った。

何とか手に入れたくていろいろ調べているうちに、ノリタケは今その辺のデパートとかで売っているお皿よりも、戦前、戦中あたりに作られたお皿が、それはそれは可愛いデザインであったことも分かった。

それ以来、アンティークショップや、ネットのオークションで「これ好き!」っていうお皿やカップを見つけたら、手の届く範囲でコレクションしてる♪

 

 

ここのミュージアムには、そんなワタクシのような庶民には一生手が出せない、素晴らしいお皿のコレクションが煌びやかに揃って展示されているのだ。

ほんとに素敵

いつも指をくわえて眺めているw

 

 

 

まずは、併設のレストランで、美味しいお食事を・・・。

 

 

 

窓と並木越しに、あのレンガ造りの建物を眺められる素敵なロケーション。

 

 

 

コースは幾つか用意されていて、プレミアムコースはこんなに素敵な、もちろんノリタケさんのお皿を使って供されるというので、惹かれたが・・・

 

 

 

大好きなオマールが含まれているコースが別にあったので、そちらをお願いした。

こちらもステキなお皿が使われていた~

 

 

 

 

 

 

特に、このデザートのお皿の可愛さに、目が釘付け  

 

なーーーーーんて綺麗なのーーーーーーーー!

さすがノリタケさん

 

 

もちろん、併設のショップに駆け込んで、同じものを購入してきた♪

 

 

 

ミュージアムは、工房と一緒になっている別棟にある。

内部は写真は撮れないからHPから写真を借りてきた。

 

 

職人さんたちが手描きで絵付けをしている様子や、陶器がどのように作られていくかの工程を見ながら進める見学コースを進んでいくと・・・

 

 

一番最後にこのミュージアムに辿り着く。

写真がちっちゃ過ぎる・・・。

 

 

 

 

今回、ノリタケの歴史と作品をまとめた写真集を入手してきた。

 

 

 

100年越えの歴史。

素晴らしい作品群。

 

 

 

こんなに緻密なデザイン画だけでも既にすごいけど、この複雑な形を陶器で造り、そこに手描きで絵付けがされて、さらにそこに金細工が施されて・・・・・・・・。

まさに芸術品。

 

 

ホントに素敵だった。

大好き、ノリタケミュージアム。

 

 

おおきくなって、お金持ちになったら←、海外巡って、好きなだけオールドノリタケのお皿集めるんだ~♪

 

 

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ずっと行きたかったとこ、行って来た♪

2014-08-02 00:05:32 | 国内旅行

こないだの東海圏遠征は、BOYFRIENDの夜のライブまで暇だったんで、三重まで足を延ばして、ずっと行ってみたかったとこ行って来た♪

はじける楽しさ 夢の空間 長島スパーランド

 

 

関東圏で言うところの富士急ハイランド?

とにかく、絶叫マシンの宝庫♪

コースター好きにはたまらない遊園地。

 

前からずーーーっと興味があったけど・・・・・・・・・、ほらなんか三重って東京の人には恐ろしく未知の世界じゃん?

どこにあるのか、どうやって行くのかもさっぱり分からずで、ずっと気になりつつも行かずじまい・・・。

 

でも、三重出身の同僚に聞いたら「名古屋から直行バス出てっから!」と聞いて、「うぉ!!そんな位置なんだ?」と気づき、とうとう行って来た!!

 

 

名古屋では、まずナナちゃんにご挨拶。

今は一番搾り仕様。

 

 

直行バスのスケジュールを見てみたけど、あと数時間は無いみたいなんで、鉄分多めのワタクシは、まだ乗ったことの無い名鉄を利用してみることに。

なんで「めいてつ」なの?名古屋=「なごや」なんだから「なてつ」じゃないの?

「なごやえき」も「めいえき」だし、名古屋行き始めた当初、「"めい"って何?」と戸惑った。

 

 

 

桑名駅で降りて、そっから路線バスに乗り継ぐ。

地方来ると必ずチェックする、マンホールの柄。

おーー、さすが桑名は蛤だ♪

可愛い~♪

 

 

 

そしてとうとう、憧れのスパーランド到着。

50周年。

昔からある遊園地なんだねぇ。

 

 

お隣に併設のアウトレットモール。

時間があったら周ろうと思ってたけど、そんな余裕はナッシングw

 

 

まずは遊園地へ。

ここでのお目当ては、世界最長のコースター、スチールドラゴン!

全長2479m。

コースター好きの血が騒ぐ。

 

 

すごい剥きだし感w

車両じゃないよ、ただの椅子w

安全バーも、腰のとこのみ。

足はつかなくて、ブラブラしたまんまだし、心もとないことこの上ない。

 

 

この状態で、「いったいどこまで引き上げられんの?」ってとこまで登って行って、一気に降下!!

 

 

すーーーーーーーーーーーっげーーー楽しくて、楽し過ぎて、3回乗りましたw

平日で良かった♪

 

 

他にも、あっちにも、こっちにも、楽しいマシンが♪

とりあえず、全部乗ってみたw

 

 

 

 

これ、初体験で地味ながら結構楽しかった

ボブスレー型で、自分でスピード調節できるの♪

 

 

 

あと、今まで日本でも世界でも、いろーーーんなコースターにトライして来たけど、これが一番辛かったw

こんなに「下ろしてください。もう下ろしてください!」と思ったコースター無かったね。

 

 

木製なの。

すっごいガタガタする振動が、ダイレクトに首に来るのw

頭痛くて痛くて、でもコース長くて全然終わらなくて、拷問かと思った。

脳ミソ、後頭部からほとばしり出るかと思ったw

あんな激痛もう耐えられん。

 

 

とにかく猛暑で、汗だくだくで周ってる中、この冷凍パインが美味しかった~♪

 

 

 

汗をかくだけかいて、乗るだけ乗って満足したんで、次はもう一個のお目当てのジャンボ海水プールへ。

ここも、ウォータースライダーが大充実でとっても魅力的なところ。

見て、このウネウネと絡み合った、長~いスライダー!

 

 

ここに来たかった理由は、あのマレーシアでやってみてものすごい楽しかった、このメガスライダーがあるから♪

ブーメランツイスト

 

 

 

ここのはボートが6人乗りだけど、それでもほんと楽しいよ!

 

 

他にも、いろんな種類のスライダーがいっぱい!

 

 

 

マレーシアで好きだったこれ、ここにもあった♪

 

 

これ、初挑戦でなかなか楽しかった。

お椀みたいな形のところをつるつる滑って回ってって、最後にドボンと落ちるの。

 

 

 

いやーーー、最高。

最高だよ、長島スパーランド。

はしゃぎ過ぎて、夜のライブにエネルギー残ってなかったけどw

 

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慶良間が国立公園に~♪

2014-03-05 22:50:13 | 国内旅行

慶良間諸島が、国立公園に指定された~♪

日本に、あーーーーんなに綺麗なサンゴが群生している、素晴らしく澄み切った美しい海があるんだ、って自慢していいよね♪

 

 

ダイビングにハマっていた頃、しょっちゅう阿嘉島に行っていた。

沖縄本島から、すっごく小さなセスナに乗って。

セスナに乗る時、左右のバランスをとるために体重を申告しないといけないのが、若い乙女としては恥ずかしかったww

ちょっと風が吹くと思いきりその影響を受ける小さな機体に、毎度おっかなびっくりだった。

 

 

そのセスナが到着するのは、小さな小さな滑走路で・・・。

その小さな島には滑走路しか無くて、阿嘉にはそこから、さらに小さな渡し船に乗っての移動だった。

 

そんな辺鄙なところだし、小さな小さな島だし、人口も少ないから、当時の島には飲食店やコンビニとかがただの一軒も無かった。

あるのは小さなお宅のよろずやさんみたいのが一軒・・・、みたいな、本当に素朴な島だった。

島を歩いていて、人懐っこい地元のおじいちゃんとかに話しかけられても、彼の言ってることが延々一言も分からないくらい、違う言葉を話す、異国みたいな場所だったw

 

 

可愛いおばあちゃんが経営する民宿に泊まって、朝も晩もおばあちゃんの作ってくれるご飯を食べて、おばあちゃんが作って持たせてくれるお弁当を持って朝から船に乗り込んでダイビング、ポイントを移動して昼もダイビング。

ダイビングの合間には一旦島に帰ってきて、おばあちゃんが揚げてくれるサーターアンダギーとかのおやつを食べて、他に誰も居ない真っ白な砂浜でグーグーお昼寝、そして夜はまたナイトダイビング、と毎日その繰り返しだった。

ものすごい透明度の高い、魚影の濃い、あらゆるサンゴが群生している最高のダイビングスポットでのダイビング、死ぬほど楽しかった!

 

 

ダイビングから戻って来てからも砂浜に行った。

月明かりしか無い漆黒の闇の中、ようやくビーチに辿りついてゴロンと寝ころぶと、空には真っ白な天の川が流れていた。

本当に感動的に綺麗だった。

空があんなに白く見えるほど星があるなんて、慶良間に行くまで気づかなかった。

「天の川って、本当に川みたいに見えるものなんだ~」ってあそこで初めて分かった。

いいところだったなぁ。

 

 

国立公園が新たに指定されるのって、27年ぶりなんだって。

すっごい久しぶりなんだなぁ!

よかったねぇ、慶良間の人たち~。

今でもすっごい綺麗なんだろうなぁ♪

あの頃お世話になってたダイビングサービスの皆さんとか、どうしているかなぁ。

 

 

 

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お墓参り行って来た~♪

2013-09-16 13:56:36 | 国内旅行

お墓参りに行って来た~♪

お墓参り大好き

ぶっちゃけ毎回、お墓参りより鎌倉巡りがメインだけど!(笑)

今回は、パパと、ママと、弟夫婦と甥っ子と一緒に。

 

 

午前中にちゃっちゃとお墓掃除とお参りを済ませて、おランチを食べに

今回は、食べログで鎌倉周辺のイタリアンのランキングで一位のお店へ♪ 

写真見ると、どれもとーーーーっても美味しそうだったんだもぉぉぉぉぉん!!

 

 

そして、本当にすっごい美味しかった♪

カプレーゼや、カボチャのスープ、パテや、スモークサーモンなんかの前菜の盛り合わせ

 

 

カツオのサラダ

 

 

大きな帆立やキノコがゴロゴロ入ったパスタ

 

 

そして肉料理はチキン

皮目がすごいカリッと焼かれていてでもジューシーで、湘南野菜の付け合せも見たことないような野菜もいくつか入っててバリエーションが楽しかった。

 

 

甥っ子が地区の絵画のコンクールで最優秀賞を取って、こんど全国大会に進むというので喜ばしい

ここ一、二年、うちに遊びに来るたびに描いていくお絵かきの腕が、「メキメキと上達していて凄いな!」と思ってたけど、ここんとこ自ら進んで絵画教室に通い出したらしく、そこでも頭角を現していくつかのそういった作品展に出してもらっては、そのたびになにかしらの賞をいただいてきているらしい

うちの父は趣味が油絵なので、「俺の血を継いでいるからな♪」と大変嬉しそう(笑)

 

今回の絵も見せてもらったけど、テーマは昆虫で、すごいダイナミックな構図と、躍動感のある動きと、綺麗な色合いで、「一年生にしては上出来!!」の作品だった。

今回のコンクールは、全国大会でも賞を取るとその後パリのルーブル美術館に展示してもらえるらしい♪

それって、絵を描く人には夢のような話じゃない?

嬉しいと思うわ~、自分の絵がルーブルに飾られたら!

・・・・・・・・・・・・・・・ということで、家族目から見た彼の作品は、「全国大会でもそこそこ行けそうな出来なんではないか・・・」、という親バカ丸出しの評価なので、みんなで「来年のルーブル行きフランスツアーに向けて、お小遣いを貯め始めよう」という話で意見が一致して落ち着いた。能天気家族(笑)

 

 

そのあとは、江の島から江ノ電に乗ってみた。

 

 

いつも車移動ばかりだから、たまにはのんびり海沿いでも電車で・・・と思って。

こんな鎌倉名物が描かれた、素敵な車両もあった♪

 

 

うちのカワイイお嫁ちゃんは関西から来ているので、鎌倉を全然知らないから見せてあげたくて。

こないだキョンキョンのドラマを見て極楽寺あたりが気になっているというので、長谷で下りて観光した。

 

これこれ、民家の軒先を、玄関先を、車体こすりそうなくらい狭ーい所を通って行くのが、江ノ電の醍醐味だよね~。

 

 

ちょうどお祭りがやっていた。

鎌倉のおみこしは、東京のキンキラしたのとは全~然違う・・・。

面白い~♪

 

 

人力車も、この街の風情に合っているわね~♪

 

 

長谷寺にもお参り。

 

すっごいでっかい観音様いるよね。撮影は禁止だけど。

ナデナデするとご利益があるという大黒様もいたので、有難くナデナデしてきた。

 

 

長谷寺は、海が眺められて気持ちいいよね。

アジサイの時期は、この山が全てカラフルなアジサイで埋め尽くされて圧巻。

 

 

 

もちろん、いつものハトサブ買ってきた。

家族揃って好きなんだ~♪

 

なんかお店行ったら、商売っ気を出して、やたらと商品が増えてた。

和菓子のみならず、洋菓子系も増えて、そのうえクリップやノートみたいな文房具やキャラグッズみたいのもいっぱい!

すごいなぁ、と思った。

 

 

うちのお嫁ちゃん、超~良い子なのよ~^^

頭もいいし、性格も可愛いし、旦那(私の弟)が出張とかで居なくて寂しい時は、うちに遊びに来るくらいうちに馴染んでくれてる。

ママ仲間では、「なんで旦那が居ない時にわざわざ自ら旦那の実家に行く気になるのよ??」って不思議がられるみたいなんだけど、そんなに嫌がる訳が分からないらしい。

いい関係が築けて良かったわぁ

 

 

 

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長野の旅を振り返りまして・・・ その4

2013-09-03 22:07:04 | 国内旅行

長野の旅の続き~

 

すっごく気になっていた小さな街、奈良井にも足をのばした。

昔、江戸と京都を繋いでいた、中山道沿いの宿場町。

京都側から数えても、江戸側から数えても34番目の、ちょうど真ん中地点の宿場町だったんだって。

 

すっごいよ!

なんか、「本物」って感じ。

 

 

奈良井の駅は、こんなに長閑

電車、一本逃したら2時間半くらい待ったりする・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

駅のすぐそばから、いきなりこんな街並が始まるよ!

すごい!

いつの時代だよ!

 

 

 

 

ほんとに、昔の雰囲気を壊さないように大切に守ってきている感じで、いたく感激

 

 

 

こんなのが、どこまでも延々続いてるよ。

 

以前はどんどん勝手に近代的な建物に改築とかしちゃって、雰囲気ぶち壊しだったらしいんだけど、街の方がみんなで協力して、改築の際にはなるべく雰囲気を昔に近づける努力をしてきて、ここまで辿り着いたとお宿のお父さんが説明してくださった。

素晴らしい成果!

最高にカッコいい街並みだよ

この街に20年ぶりに来た、という男性が「昔はこんなじゃなかったよね?ずいぶん素敵に変わったなぁ。」って感激してた。

 

 

 

夏の花があちこちに咲いていて綺麗だったなぁ~♪

 

 

 

 

 

 

街の名産品は漆器で、あちこちにこんなお店が。

 

 

 

そして時たま、五平餅やおやきなんかを売っているお店があったりする。

 

 

こんな雰囲気の中でいただく五平餅、いいねぇ!

そのへんの角から、ふらっとお侍さんとか出てきそう

 

 

 

床屋さんも、めっちゃ渋い!

 

 

ここがいいのはね、みんな普通に住んでいるところだね。

観光用に変に開発が進んじゃっていない。

テーマパークみたいな作り物感とはかけ離れている。

地元の皆様の、普通の暮らしの中にお邪魔する感じ。

 

 

これは、昔の高礼場。

幕府や領主が決めた法度や掟書などを木の板札に書き、人目のひくように高く掲げておく場所。

 

 

 

お宿も、最高にレトロな本格派がチラホラと。

 

 

 

古い建物を有効活用したカフェやお食事処もチラホラ。

 

 

 

のんびり街道を見下ろしながら、美味しいチーズケーキを食べた♪

 

 

 

夜の風情がこれまた極上でね。

 

 

シーンとした静寂の中、聞こえるのは虫の無く音と、川が流れる音のみ。

たまにはこんな夜もいいよね。

 

 

 

ホントに昔の旅人が歩いていた道が、雰囲気そのまま残っているところもある。

 

 

 

 

浮世絵に描かれている、昔の奈良井宿。

 

 

ほんと、最高に素敵♪

めちゃくちゃ「来てよかったぁぁぁぁぁ」と思える街でした


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