花蓮でのお楽しみは、とにかく太魯閣渓谷
雄大で、大自然のど真ん中!って感じで、「自分の存在のなんとちっぽけなことか!」としみじみ実感した
たまたま一緒のゲストハウスに泊まっていた、シンガポールから来たボーイズ二人組と行ったんだけど、彼らがとにかくめちゃめちゃ感動しまくっていた。
シンガポールには山が無いんだって(笑)
山と呼ばれているものがあるにはあるらしいんだけど、標高たったの160mくらいしかないらしく、「山じゃないよ!ちょっとした丘だよ!」と言っていた。
岩がゴロゴロした山道を歩くだけでもすごく特別な大冒険気分らしい。
首が痛くなるほど高―い断崖絶壁を見上げる経験もなかなかできないらしい。
滝を見て「これ、全部ミネラルウォーターなんだよね!?」と興奮しているから、「すっごい美味しいはずだよ、飲んでみなよ」って言ったけど恥ずかしがって飲まなかった。
そこでふと気づいて、「ん??山が無いって・・・・。あーた達、お水はどうやって確保しているの?」って聞いたら、「国がマレーシアとかから買ってるんだよ!」って言ってた。
はーーーーー、自分の国に水が無いなんて・・・。
国がまるごと、水を他国から購入しなきゃならないなんて・・・・・・。
そんなシチュエーション、日本に住んでたらちょっと考えつかなかったわ
太魯閣の岩は全てが大理石。
この辺は岩場が全部真っ白で、すっごく綺麗だった。
あと、ここはめっちゃ恐ろしかった!!
ハイキングコースをてくてくしていたら突然現れた真っ暗な穴・・・・・・・・・・・。
覗き込んだら漆黒の闇。
おそるおそる数歩踏み込んでみたが、上下左右も分からなくなるほど真っ暗。
出口がどこにあるのかも、どれくらい歩いたら出られるのかも一切不明・・・・・・・・・・・・。
怖過ぎる。
でも迂回ルートも無いんで、ここを通らなければ先には進めない・・・
どうしよう・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しかし、いつでも常に一人旅のワタクシが、こんな日に限ってたまたまシンガポールボーイズ二人と一緒に行動中なんだよね~~
この二週間の旅のうち、たった一日だけ同伴行動した日!
超ラッキーーーーーーー!
自分だけじゃ絶対に入れなかった!!
ボーイズ!!頼りになるわぁ!!!
先に入ってもらって、ぴったり密着してついて行った。
意外と長くて、足元もガタガタで、なかなか出口が見えてこなくて、本当に怖かった・・・。
ボーイズ、居てくれてサンキュー!サンキューな!
ひととおり太魯閣を満喫して、最後に名物を食べに天祥に立ち寄った。
竹筒ご飯。
細めの竹にもち米を詰めて蒸したもので、食べる前に地面にガチンゴチンと思い切り振りおろして叩き割らないといけない。
まずはお店のおばさんがデモンストレーションをしてくれた。
思いきって振りかぶって、地面にゴツッ!ゴツッ!とぶち当てると、パキッと割れて御飯が現れた。
シンガポールボーイに持たせて撮影。
ボーイズもトライしてみていたが、思い切りが足りず全然割れず、おばちゃんに笑われていた
味は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、なんの味付けもしていないただのモチモチしたご飯のかたまりだよ!!