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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(3.25.09)

2009-03-24 19:00:10 | 明日のモニタリング銘柄
明日、3月25日のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

【モニタリングA】 買いタイミング銘柄

1.2602日清オイリオ(428円)
2.4541日医工(2605円)
3.6937古河電池(767円)

【モニタリングB】 底値反転期待銘柄

1.6856堀場製作所(1623円)
2.3843フリービット(481K円)

以上です。

ほとんど高値圏です。また、押され過ぎもほとんどなくなりました。後はAのような「不発弾」が少々落ちている程度。
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理論付けは確かにうまいが

2009-03-24 11:26:00 | 株に出会う
例のアメリカの官民共同ファンド構想ですが、確かに理屈好きのアメリカ人らしい発想が随所に盛り込まれております。

当初は、政府資金をケチっているのではとの疑念から、この概略構想が出た時に市場は売りに回りました。今回は買いに回っております。

政府資金をケチっていることには変わりありません。民間のファンドも、政府が半額出資して不良債権を買い取りますので、14分の1から4分の1程度にリスクは確かに軽減されます。

しかし、先般のブログで書いたとおり、世界のGDPの2倍程度にまで、膨らんだ金融資産を圧縮するためには後30兆ドル程度は資産圧縮しなければなりません。

この通りにもし金融市場のバブル崩壊が行き着くとすると、30兆ドルの10分の1としても巨額です。

従って、この案は、これから信用収縮があったとしても、後数兆ドル程度に収まるという楽観論に基づいております。しかしながら、住宅価格の下落がもしこれから20%あればすぐにその程度までは達してしまいます。

問題は、様々な金融商品が投資マネーと地下茎の如く連動しているグローバル経済の不可解さについての解明がどこまで進んだ上で、今回の理論付けがうまく機能すると見立てているのかということになります。

恐らく、参加するファンドの1つのピムコも、さすがにこれまでの分析力を持ってしても、そこまでの確信を得ていないのではないでしょうか?

前回の大恐慌時の株価の経過を昨年の11月15日のブログで見ておりますが、一度ボトムを付けた後、5ヶ月に亘り再上昇がありました。それを日経平均にあてはめると、この3月27日には79年前と同じだけもし戻せば、10602円になるという試算をリンク先の岩崎氏はしております。

金額はともあれ、時期は不思議なほどに重なっております。

日経平均のOSCも前場終了段階で73%にも達しております。これは一昨年の2月23日の75%に次ぐ高い値です。つまりテクニカルには2年ぶりの大相場という訳です。

この大不況のさなかに全く実感はありません。

どうも、このあたりの符合が些か気になります。

持ち越しのNPCと参天製薬は適当なところで処分し持ち株はなしです。
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市場概況(3.23.09)

2009-03-24 07:46:32 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説  赤字部は24日朝の更新

後場も尻上がりに好調に推移した3月23日(月)の市場概況です。

◆日経先物:8180円(+320円)、OSC66%(+4)3月9日の40%から切り返し中。
◆日経平均:8216円(+270円)、OSC68%(+3%)3月10日の42%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:122(-4)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:791.56(+26.8) OSC62%(+6%)3月10日の41%から切り返し中。
◆マザーズ指数:293.7(+2.89)、OSC49%(+1%)3月12日の41%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:462.09(+7.03)OSC66%(+7%)3月9日の34%から切り返し中。
◆国債先物:ひまわり証券での取扱いが廃止となったため、しばらく休載します。
◆ドル・円:96.92円(1円3銭の円安)OSC51%(同値)3月19日の44%から切り返し中。更新
◆日経先物イーブニングセッション:8250円(大証終値比+70円)
◆シカゴ日経先物:8400円(円建て、大証終値比+220円)更新
◆NYダウ:7776ドル(+498ドル)OSC62%(+6%)3月20日の56%から2枚腰発揮中。更新

今晩の日本時間9時45分からのガイトナー財務長官の記者会見での金融システム安定化策が発表されるとの期待感から、欧州市場、そしてダウ先物は大きくあげております。

但し、明日は日経の変化日です。そろそろOSCも過熱感が漂い始めております。3月期末の配当取りの日までは何とか持つかも知れませんが、長くてもそこまでで、今回の高騰局面は一旦休止となるものと思います。

後場は引け際に2銘柄を買いました。6255NPCと4536参天製薬です。これだけ持ち越し。

-------24日朝のコメント-------

NY市場、ダウは急上昇、原油は54ドル台へと一時乗せ、債権利回りは若干の上昇となり、今のところ猫の状態は快方に向かっているかの様子。為替のドル・円も97円に近づいており、酸素吸入も順調。

寝る前のダウは280ドル高ぐらいでしたので、このあたりが限界だと思っていたら、引けにかけてほぼ高値圏での終了でした。

この上げの要因は、2月の中古住宅販売が予想の445万件に対して472万件だったこと。しかし、45%は差し押さえ物件とのこと。但し平均販売価格(20.97万ドル)、中心価格(16.54万ドル)ともに8ヶ月ぶりに上昇しております。このあたりが評価されたのだと思います。

注釈:この472万件という水準は12月とほぼ同じ。その前の11月は1月とほぼ同じ。件数自体はふらついているだけであり、まだあまり喜べる水準ではありません。

ガイトナー長官の不良資産買い取りプログラムの発言は、東京時間で繰り返した通りの内容だったようです。やはり不良資産の買い取り額に対してはまだまだ不透明感が残っております。しかし、今の市場はセンチメントが上向いており前向きに好感。

なお、フォードは政府支援不要とCEOが発言しております。これでGMがつぶれば、フォードを核ににして米自動車産業が再生されるかも知れません。このフォードは、工場を担保に資金手当を早くからしていたことなどが功を奏しているようです。

やはり、経営者は先見の明がないと駄目ですね。これは現在の状況から将来の事態への「想像力」の問題です。

例えば、三菱UFJのモルガン・スタンレーへのあの時期の投資は、今回の金融恐慌と実体経済へのこれほどまでの影響を伴うものとは、多分経営者は思わなかったのでしょう。案の定、後から増資を余儀なくされております。
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