テクニカル用語の簡単解説 赤字部は24日朝の更新
後場も尻上がりに好調に推移した3月23日(月)の市場概況です。
◆日経先物:8180円(+320円)、OSC66%(+4)3月9日の40%から切り返し中。
◆日経平均:8216円(+270円)、OSC68%(+3%)3月10日の42%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:122(-4)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:791.56(+26.8) OSC62%(+6%)3月10日の41%から切り返し中。
◆マザーズ指数:293.7(+2.89)、OSC49%(+1%)3月12日の41%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:462.09(+7.03)OSC66%(+7%)3月9日の34%から切り返し中。
◆国債先物:ひまわり証券での取扱いが廃止となったため、しばらく休載します。
◆ドル・円:96.92円(1円3銭の円安)OSC51%(同値)3月19日の44%から切り返し中。
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◆日経先物イーブニングセッション:8250円(大証終値比+70円)
◆シカゴ日経先物:8400円(円建て、大証終値比+220円)
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◆NYダウ:7776ドル(+498ドル)OSC62%(+6%)3月20日の56%から2枚腰発揮中。
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今晩の日本時間9時45分からのガイトナー財務長官の記者会見での金融システム安定化策が発表されるとの期待感から、欧州市場、そしてダウ先物は大きくあげております。
但し、明日は日経の変化日です。そろそろOSCも過熱感が漂い始めております。3月期末の配当取りの日までは何とか持つかも知れませんが、長くてもそこまでで、今回の高騰局面は一旦休止となるものと思います。
後場は引け際に2銘柄を買いました。6255NPCと4536参天製薬です。これだけ持ち越し。
-------24日朝のコメント-------
NY市場、ダウは急上昇、原油は54ドル台へと一時乗せ、債権利回りは若干の上昇となり、今のところ猫の状態は快方に向かっているかの様子。為替のドル・円も97円に近づいており、酸素吸入も順調。
寝る前のダウは280ドル高ぐらいでしたので、このあたりが限界だと思っていたら、引けにかけてほぼ高値圏での終了でした。
この上げの要因は、2月の中古住宅販売が予想の445万件に対して472万件だったこと。しかし、45%は差し押さえ物件とのこと。但し平均販売価格(20.97万ドル)、中心価格(16.54万ドル)ともに8ヶ月ぶりに上昇しております。このあたりが評価されたのだと思います。
注釈:この472万件という水準は12月とほぼ同じ。その前の11月は1月とほぼ同じ。件数自体はふらついているだけであり、まだあまり喜べる水準ではありません。
ガイトナー長官の不良資産買い取りプログラムの発言は、東京時間で繰り返した通りの内容だったようです。やはり不良資産の買い取り額に対してはまだまだ不透明感が残っております。しかし、今の市場はセンチメントが上向いており前向きに好感。
なお、フォードは政府支援不要とCEOが発言しております。これでGMがつぶれば、フォードを核ににして米自動車産業が再生されるかも知れません。このフォードは、工場を担保に資金手当を早くからしていたことなどが功を奏しているようです。
やはり、経営者は先見の明がないと駄目ですね。これは現在の状況から将来の事態への「想像力」の問題です。
例えば、三菱UFJのモルガン・スタンレーへのあの時期の投資は、今回の金融恐慌と実体経済へのこれほどまでの影響を伴うものとは、多分経営者は思わなかったのでしょう。案の定、後から増資を余儀なくされております。