株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

この間の好不調銘柄(MAX値とMIN値の遷移から)

2024-09-22 10:43:59 | 株に出会う
このブログでMAX値更新とかMIN値更新と書いておりますが、これは過去26日間での、いわゆる指数値(真の安値・高値の調整後)をベースにして算定しております。

エクセルの個別銘柄の過去の数式表を見ると、一目瞭然にそれが分かるようになっております。9月20日現在、MAX値を更新している好調銘柄は下記の通り。

1.2160GNI 3日連続 (2736円)
  MIN値出現の最後:8月5日(1544円)1.77倍

2.7012川崎重工 9月2日以来の点灯(5411円)
  MIN値出現の最後:8月6日(3850円)1.41倍

3.9984ソフトバンクG 12日以来の点灯(8563円)
  MIN値出現の最後:8月5日(6400円)1.33倍

4.9983ファーストリテリ 9月3日以来の点灯(47810円)
  MIN値出現の最後:8月5日(36470円)1.31倍

5.6861キーエンス 29日以来の点灯(68920円)
  MIN値出現の最後:8月5日(53120円)1.3倍

6.6501日立 2日連続の点灯(3672円)
  MIN値出現の最後:8月5日(2696円)1.36倍

7.5803フジクラ 5日連続の点灯(4616円)
  MIN値出現の最後:8月5日(2210円)2.08倍。

8.1540純金上場信託 3日連続の点灯(11180円)
  MIN値出現の最後:8月5日(10485円)1.07倍

以上です。MIN値出現はほぼ8月5日。そこからの現在値までが「儲け」となります。フジクラとGNIがもっとも上げていますね。

逆に、MIN値を更新している銘柄は

1.4568第一三共 ここ8日間で6日点灯(4944円)
  MAX値出現の最後:7月31日(6148円)0.8倍

2.190A CHORDIATHERAPEU 10日連続の点灯(411円)
  MAX値出現の最後:7月25日(728円)0.56倍

以上です。

まるで天国と地獄ですね。今回は8月5日が上げの起点となっておりますが、フジクラとGNIの上げが目立ちます。

ちなみに、件の6920レーザーテックですが、

 MAX値出現の最後:8月30日(28080円)
 MIN値出現の最後:9月18日(22110円)1.27倍

MIN値からMAX値への変化率は、あまり他の銘柄と遜色ないですね。しかし、そのMAX値出現から現在値への変化率は0.87倍とふるいません。

全体でみても、MIN値とMAX値がここ1ヶ月で入り乱れているのは、レーザーだけ。まさに、これが出来高が多い「風雲児」の宿命なんでしょう。

以上です。
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8月5日終値からの戻りの強さ

2024-08-15 08:30:49 | 株に出会う
ちょっと興味半分に、今回の暴落の最終日の8月5日の終値と、昨日の安値を比較し、上昇率上位と下位のランキングを作ってみました。
対象は、主要3市場を含め46銘柄のモニタリング銘柄です。

1.上位3社
 5803フジクラ、6920レーザーテック、3498霞が関キャピタル

2.好調銘柄
 9166GENDA、6501日立、6861キーエンス、9984ソフトB、
 8031三井物産、6526ソシオネクスト、5595QPS研、

3.不振銘柄
 6367ダイキン、1360日経平均ベア、6594ニデック、
 6273SMC、1540純金上場信託

レーザーとフジクラは業績の上方修正を挟んでおりますので当然。ソシオネクストが意外と健闘。GENDAも強い。ダイキンとニデックは弱い。

金はこのような時に資金繰りの一環で売られることが常識。リーマンショックの時は凄かったですよ。2005年あたりから筆者が始めた純金積み立ての含み益が激減し、もう少しで元本割れ寸前まで行ったことは強く記憶に残っております。それが、今は資産総額が、酷い時は1日に数10万円や百万円単位で値が動くボラの高いコモディティ。

以上、ご参考までに。
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9166GENDAのストップ高の予兆

2024-01-25 15:59:59 | 株に出会う
GENDAがストップ高で終了しております。

実は、その予兆が昨日ありました。売買判断指数値が、このGENDAは昨年11月2日以来の点灯をしておりました。その値は2997円。これは前回の点灯、11月2日の1817円以来の久しぶりの点灯。

ここまでの間を空けずとも、1月ぶり程度の間を空けて、この売買判断指数値が点灯することがあります。

この場合、ほぼ高値の大幅更新での空けでしたら、今日のGENDAのような急反発があるようです。レーザーテックの例で言うと、エクセル上で記録として残っているのは、昨年12月15日の32700円でした。ここで一旦底を打っているのがお分かりかと思います。

それから後は、大引けのタイミングでは売買判断指数値が現れておりませんが、途中の1月17日あたりに35730円というのが現れておりました。これは、別途のエクセルのサマリーシートにだけは、記録が残るように関数式を仕込んでありますので分かります。

この数字も、その後のレーザーテックの上昇を示唆していたと思われます。データ上は痕跡が消えておりますが。

その意味で、「明日のモニタリング銘柄」に指名した4063信越化学の明日の値動きに注目しております。売買判断指数値は大引けでは消滅しておりますが、途中に出てきていた数字は5857円でした。

この株はレーザーほど派手な株ではないため、あまり目立たないのですが、5857円を明日は安値が下回るのか、上回るのかに注目してみたいと思います。

もちろん、下回れば売り、上回れば買いという算段となります。株に絶対はないので、概ね、上方向へとずれる傾向はあるものの、そうでないケースも散見されておりますので。

以上、ちょっとテクニカルに特異なケースについての解説でした。
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レーザーテック研究(1.4.2024)

2024-01-04 14:59:26 | 株に出会う
1月4日(木)のレーザーテック研究です。

新年早々、大きな波乱。ほぼ寄り天。ADR価格より460円も下で始まりましたが、そこが天井だったとは。年末のOSC54.8%に対して、始値から完全は「売りサイン」が点灯。今日は、その後の反発は一度もなく、糸が切れたタコのような状態で、水面したに沈殿しっぱなしが前場。

後場は見ていなかったけど、どうやら、13時前にかけて結構な反発があったようです。しかし、これで3日連続前日安値割れで終了。

ちょっと底値が見えてこなくなったようです。25日MAラインは途中まで割り込んでいましたが、何とかそこは後場の反転でクリヤー。10日MAラインは36300円あたりですので、1000円少々割り込んだ形。

1つの光明は、28日のOSC51.9%を割り込んでからは復活し、大引けでは53.2%まで回復。50%台をきちんと7連続キープしているのはさすがレーザーの面目躍如というところか。

短期のRSIがまだ54%と高い。14日も同値。売られすぎなどのサインは発現していません。OSCが50%割れを起こせば19日以来ですが、このラインが死守できるかどうかに注目。

以上です。
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市場概況(1.4.2024)

2024-01-04 14:47:19 | 株に出会う
1月4日(木)の市場概況です。

1.日経平均
 アメリカ市場の下落で安く始まり、ベースラインの32759円を下回る32693円まで押されましたが、そこからは反発。しかし、29日の安値を下回っての終了。VR改が116%と押し込まれてきました。まだ売買判断指数そのものは1.025もあるので、底という訳ではありません。RSIも50%台です。10日MAラインだけ86円ほど下回ってはおります。それ以外は水面上。今日は海運が気を吐いているようです。バルチック海運指数はさほど上げていなかったんですけどね。

2.グロース250
 朝方は少し押されましたが、そこからは反発しOSCも+11%の63%に。各MAラインも上方乖離です。それも、2.9-3.5%も。日経平均とは形勢逆転。RSIは75%前後まで来ておりますので、ここからが正念場。

以上です。
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