株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(7.1.09)

2009-06-30 21:00:26 | 明日のモニタリング銘柄
20時現在、欧州株はプラスに戻し、米株価先物も+22ドルと堅調に推移。但し、イギリスの第1四半期GDPの確報値で予想以上の下方修正(-2.2%が-2,4%に、対前年比では-4.4%が-4.9%に)となり、ポンドは弱含んでおります。

さて、月が変わって明日7月1日のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。
朝の8時50分に発表される日銀短観に注目。

【強気買い銘柄】

1.8591オリックス(5550円)増資情報に注意
2.6330東洋エンジニアリング(323円)
3.4043信越化学(4400円)
4.3715ドワンゴ(140400円)

【押し目からの反転期待銘柄】

1.6268ナブテスコ(931円)
2.5310東洋炭素(3680円)

以上です。
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誰もが警戒する水域へ

2009-06-30 11:37:03 | 株に出会う
日経平均はついに1万円を奪還。しかも円高が寄り付きから進行する中での達成です。

昨日までなら、30-40銭の円高になれば、脱兎の如く逃げ出していた筈。ところが、先物が思惑から9時半過ぎに1万円を付けると、日経平均もたまらずに10時11分に30銭だけ1万円を回復しております。

これは誰が見ても何か意図的な力が作用しているとしか思えないでしょう。95円85銭まで円高が進んでもまだ1万円手前で頑張っております。

まあ、半期の節目の6月末ですから、いわゆるドレッシング買いというのを皆さん警戒しているようですので、誰も、踏みつけられて圧死するのは勘弁よ、とばかりに売りを警戒していることもあるかと。

7月2日解散説も流れております。選挙期間中は何としても1万円をキープして、自民党政権の「実績」を強調したいという下心があるやに聞いております。こんなことでのPKOに貴重な年金資金など使って貰っても困ります。既に国内株式の枠は使い切っている筈ですので、ひょっとしたら、日銀のレートチェックのように、年金受給年齢にかなり近いお姉さんが、日頃から懇意にしている信託銀行の担当者に、「今の日経平均はどげんな値段ですかいねぇ。。」などと宮崎弁を真似て電話を入れているのかも知れません。

この突然のお姉さんからの電話を受けた担当者は、あまりの唐突さに驚愕して、東京証券取引所の全関係者に「不気味だ!不吉だ!」とか何とか漏らしたに違いありません。

この一発は意外と効きますね。これが年配の男性ならこうはうまくは行きません。あの爺さんまた呆けているとか言われてお終いですね。

しかし、上げが続きませんね。唯一、強気買い候補とした3843フリービットは、+12Kまでは行ったのですが、その後は失速。9104商船三井は完全なる寄り天。

後場は、このまま1万円を固める展開となるのか、それとも失速するのか、年金のお姉さんのレートチェックという奥の手はもう使ってしまったし、今夜以降のNY市場は雇用統計を始めとした経済指標待ちで、その結果どうなるか分からないし、まるで手がかりがありません。

それにしても、株に関係ないのですが、あの日航の副操縦士のハワイでの立ちション事件。筆者が驚いたのは、その副操縦士の53歳という年齢です。普通、副操縦士といえば、20歳代もしくは30歳代だと思いこんでおりました。それが50歳代とは。

何の因果で53歳まで副操縦士をしていたのでしょうね。大学の場合も、公害問題の専門家の宇井純氏は21年間も東大の助手のままでした。しかし、これはある種の思想信条を巡る問題が絡んでいたのでやむを得ない面がありますが、この副操縦士の場合は、どうも筆者の理解を超えております。

この副操縦士、長年にわたって何か鬱積したものがあって、つい立ちションという行為に走ってしまったのか?それとも、そもそも操縦席でも立ちションの常連だったがために、副操縦士以上にはなれなかったのか?

少々興味がありますね。株よりも。
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市場概況(6.29.09)

2009-06-30 06:04:08 | 市場概況
前引け後、正午にかけて円安が進むも、後場開始からは円安に反応せず、逆に大口の先物売りが円高への切り返し地点を契機にして、何発か投下され、終わってみれば前日安値を下回る水準で引けた6月29日(月)の市場概況です。 赤字部は30日朝の更新

◆日経先物:9900円(+110円)、OSC51%(+6%)6月24日の39%から切り返しに転じる。指数値倍率:101(+1)
◆日経平均:9783円(-94円)、OCC48%(-1%)6月23日の38%から切り返し中。
◆日経平均指数値倍率:102(+1)数字が増えるほど下降傾向を示します。
◆TOPIX:915.32(-11) OSC46%(-2%)6月23日の37%から切り返し中。
◆マザーズ指数:439.08(+3.28)、OSC56%(同値)6月24日の56%から切り返し中。
◆ヘラクレス指数:645.88(+0.25)OSC59%(+3%)6月24日の52%から切り返し中。
◆ドル・円:96.04円。(80銭円安)OSC43%(+2%)6月23日の38%から円安へと切り返し中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.59688%(前日比-0.00062%)6月29日現在。債券買いのトレンド続く。3月来の高値(金利低下)更新中。
◆米10年債利回り:3.483%(-0.054%)-6月29日現在
◆日経先物イーブニングセッション:9870円(大証終値比+70円)
◆シカゴ日経先物:9940円(円建て、大証終値比+120円)更新
◆NYダウ:8529ドル(+91ドル)OSC47%(+3%)6月24日の32%から切り返し中。更新

後場は13時過ぎからは垂れました。金曜日の安値水準を40円も下回る9750円まで先物は押されております。

日経平均、TOPIXは共にOSCも前日安値も下回っての終了で、1万円奪還コースは一旦遠ざかった形です。

後場は、8591オリックスでからくも10円抜きのトレードをしたのみ。後はじり安であり、空売りのタイミングも逃してノートレードに終わっております。

GSユアサはついにストップ安でOSCは37%です。何と、2月17日の35%以来の低水準。この日から3日目に363円をマークし、6月18日に1228円まで上りつめております。3.38倍。50%押し目が796円となります。(その下は693円)

明日は、この水準まで落とされてからの反発があるかどうかに注目ですね。

-------30日朝のコメント-------

欧州市場は堅調に終了。NYダウも91ドル高。原油などの商品市場も活況で豪ドルが買われております。債券の利回りは低下。ドルも落ち着いております。この状態がFRB始め米国当局は続いて欲しいのでしょう。但し、商品市場の急騰はなしで。

ドルが落ち着いているのは、中国当局のコメントが効いております。人民銀総裁が、中国の外貨準備政策を突然変更しないと言ったり、外為管理局が、ドルは世界の金融市場で優位性を維持していくだろう、といったコメントで「安堵」している状態。

株高については、アメリカのGDPは年後半にプラスになると言った、ローゼングレン・ボストン連銀総裁の発言が後押ししているようです。

ところで、やっと例の巨額詐欺事件のマドフ被告に、懲役150年の判決が連邦地裁でなされました。あちらは面白いですね。自動的に該当する罪の程度に基づき懲役刑の期間を積み上げます。まあ、本人には刑の長さなどどうでも良いことでしょうが、この際、あの巨額詐欺に遭った「富裕層」の方々のお気持ちに鑑み、「天国刑」いや、「地獄刑」も追加してはどうでしょうか?

地獄での労働時間あたりの賃金を被害額で割った数字だけ、地獄からは抜け出せないという判決ですね。一体何年になるのか見当がつきませんが、被害総額は5兆円だそうですので、1日1万円が地獄での労働の相場として、休み無しで働き年に365万円、100年で3億6千万円。100万年で3兆6千億円ですから、ざっと137万年の地獄刑となります。

このくらい、宇宙120億年の歴史から考えると屁でもない期間でしょう。

阿弥陀様の来迎図というのがあちらこちらにありますが、これ、ヤフーのショッピングでも買えるようですね。税込み56万円とありました。(高い!、いや、本当に迎えにきてくれるなら、安すぎる!!)この際、マドフ氏も阿弥陀来迎図を隠し金で世界から買い集めたい気持ちでしょう。(まあ、どうでもいいことですが。)
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明日のモニタリング銘柄(6.30.09)

2009-06-29 20:01:44 | 明日のモニタリング銘柄
早いもので、今年も半分過ぎました。明日は、四半期のビジネスの追い込みで相当忙しい思いをする人々も大勢いる筈です。

今日の日経朝刊で、「動的均衡」の著者、青学教授の福岡伸行氏が、領空侵犯というコラムの中で、企業や社会はもっとオタク的社員を尊重し、目先の短期的な効率だけを求めるのは止めた方が良いと書いておりましたが、まさにそのとおりです。

オタク的な社員とは、自分の興味のあることであれば、委細構わず、もちろんお金や地位など屁も食らえとばかりに、ある特定の物事に執心する人間を言います。

よく趣味の世界で喩えられますが、会社においても同じ事です。「XXの名人」とか称される人がいると思います。ソフト開発におけるバグ潰しの名人とか、燃費向上運転テクニックの名人(これは日産が実際にこの人の運転作法を採用しました。)とか、JR東日本には2人ぐらいしかいない、ダイヤ混乱時の最適ダイヤ復旧名人とか、まあ、様々です。

以前書いたブログで、リコーの遠藤取締役の言葉を紹介しました。

彼は、どの企業にでもいる目端の利く人間に警戒するように言っております。この種の人間は、実にスマートに要領よく物事を解決するものですから、管理者はついつい重宝しがちです。

しかしながら、そうした彼や彼女が目指すものは、仕事そのものではなく会社の中での出世であり昇進です。そのため、手間と根気と時間のいる仕事には絶対に手を染めません。何故なら、そんなことに拘わっていては、短期間で容易に成果を出せずに、出世の妨げになるからです。

問題は、オタク社員一人だけでは限界があることです。グループジーニアス(Group Genius)と言いますが、あのアインシュタインもダーウィンも決してあれだけの成果を自分一人だけで上げたのではありませんでした。多種多様な考え方をする、利害関係抜きの人間たちが集まって、その結果として彼らの歴史的な成果が導き出されているのです。

株の世界も全くそうですねぇ。。。根気よく、自分だけの売買手法を磨き上げること、簡単に勝てるようなトレードばかりを目指さないこと。逆説的ですが、勝つことだけを至上命題にすると、返って荒っぽいトレードに終始することになりそうですが、問題は、筆者が何か掴んだことをブログで公開しても、こうしたグループジーニアスが発揮できないことです。よって、いつまで経っても楽できないと言う訳。

さて、余計な御託を並べるのは止めにして、明日のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

【強気買い銘柄】

1.3843フリービット(573K円)

【押し目からの反転狙い銘柄】

1.8591オリックス(5520円)
2.9104商船三井(613円)
3.2702日本マグドナルド(1781円)
4.9022東海旅客鉄道(588K円)

以上です。後場の下落で軒並みチャートを崩しているようですね。
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出がらし掴み、新茶を逃す

2009-06-29 11:25:25 | 株に出会う
週初から、とんでもない間違いをやらかしてしまいました。

3107ダイワボウの反発期待とやらで293円で拾い、根気よく待つもその下の292円の厚い買い板が一気に崩されると、その後は、先物が勢いよく反発しているのに、買い上がりが全く見られませんでした。全く、番茶の出がらしです。

結局289円で撤退ですが、前場の終わりになってもまだこの株、出がらし状態のままです。新型インフルエンザが騒がれなくなっているのに手がけたのが間違いのもと。

その間、新茶の3843フリービットを、一部の主力株と同じく、テクニカルには上げすぎた反動からの売りが入ると見たのが第2の間違いでした。

空売りが出来ない、新興市場の銘柄の反発の激しさをすっかり忘れておりました。

一旦、火がつくと止まらないのが新興市場株の特長でした。為替や地合は全く関係ありません。上げが上げを呼ぶ、新興ならではの値動きです。

しかし、コロリと買い方が途絶えるや否や、一気の陥落もあるのがこの市場ですので、やはり上げすぎたところでの買いには入れませんでした。

押されすぎて、昨日のOSCは37%にまで落ちていたので、反転の兆しを見てはいたのですが、まさかの反転でした。筆者の完敗。

このフリービット、前場では何と、最初の反転目途の601K円はおろか、その上の613K円までも攻略しております。さすがにその上の631K円は今日のところは遠いと思いますが、全くキチガイ沙汰の上げでした。

一方で、あの6674GSユアサのOSCは、ついに30%台(39%)へと突入です。奢る平氏は久しからずです。(別に筆者は何も奢ってはおりませんが。。。)

この株、徹底的に打ちのめされるほど、その後の第二次の反発があると思います。

全体の地合は、前場の勢いでは、一旦10000円の奪還を目指す勢いが続いております。大台を奪還してもそこではしばらく揉み合うと思われます。そして、そこから押し戻されるか、上に抜けるかが勝負となります。

といったことは、市場を見ている誰でも分かることですね。

問題は、6ヶ月先に株式市場がどうなっているかです。これを見通すことが出来れば、今は買いか売りかを判断できますが、これが極めて困難。

強気派のジム・クレーマーは、住宅市場の底打ちが6月で確認され、担保流れ(Foreclosures)の物件が捌けて儲かるのは、レナーのような新築住宅業者ではなく、ウェルズ・ファーゴのような金融機関であると明言しております。

従って、この先住宅市場が確かに底打つなら、6ヶ月先の世の中は随分と明るくなっておりますので、この間、不良債権の引き当てで塗炭の苦しみを味わったところほど、その抑圧から解き放たれて、業績が急回復するだろうという訳です。

ジム・クレイマーによれば、カリフォルニア、フロリダ、ネバダ、そしてアリゾナの4つの州で全米住宅市場の半分を占めており、今回の住宅バブルの影響を最も強くうけておりますが、これら4州の住宅価格が過去3ヶ月で安定してきていること、そして販売が急増しているとのこと。(ケース・シラー住宅価格指数からはそのような動きは未だありませんが。)

後場は、何とかして、新しい新茶銘柄(これはトートロジーですね。)を見つけて、何とかして、出がらし銘柄で穢れた身体をせめて清めたいと思う次第。。。
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