今日の「休日のバッハ」は、カンタータ第161番《来たれ、汝甘き死の時よ》から第5曲の合唱です。
1716年に初演。バッハが30歳の頃の作品。若くして亡くなったエルンスト公子の魂が天国へと迎えられる様子を描いた曲です。1分30秒あたりからリコーダを伴って、ヴァイオリンが奏でる部分が白眉。
キリスト者だった亡き妻が、天国でこのような至福に包まれ、イエス・キリストと魂が一体化していることを願わざるを得ません。
歌詞は以下の通りです。(訳:バッハクライス神戸)
Wenn es meines Gottes Wille
それが神の御心ならば
wunsch ich, das des Leibes Last
わたしは望む、肉体の重荷が
heute noch die Erde fulle,
今日にも地を満たし
und der Geist, des Leibes Gast,
肉体に宿る霊が
mit Unsterblichkeit sich kleide
永遠の命の衣をまとうことを
in der susen Himmelsfreude.
甘き天の喜びのうちに
Jesu, komm und nimm mich fort!
イエスよ、疾く来たりて連れ去りたまえ!
Dieses sei mein letztes Wort.
これがわたしの最期の言葉
いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。
1716年に初演。バッハが30歳の頃の作品。若くして亡くなったエルンスト公子の魂が天国へと迎えられる様子を描いた曲です。1分30秒あたりからリコーダを伴って、ヴァイオリンが奏でる部分が白眉。
キリスト者だった亡き妻が、天国でこのような至福に包まれ、イエス・キリストと魂が一体化していることを願わざるを得ません。
歌詞は以下の通りです。(訳:バッハクライス神戸)
Wenn es meines Gottes Wille
それが神の御心ならば
wunsch ich, das des Leibes Last
わたしは望む、肉体の重荷が
heute noch die Erde fulle,
今日にも地を満たし
und der Geist, des Leibes Gast,
肉体に宿る霊が
mit Unsterblichkeit sich kleide
永遠の命の衣をまとうことを
in der susen Himmelsfreude.
甘き天の喜びのうちに
Jesu, komm und nimm mich fort!
イエスよ、疾く来たりて連れ去りたまえ!
Dieses sei mein letztes Wort.
これがわたしの最期の言葉
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