結局金曜日は日経平均に引っ張られて、新興市場も少しだけ連れ高してOSCもマザーズ指数が前日同値の48%、ヘラクレス指数の伸びはもう少し大きく+3%の50%でした。日経平均は前場より更に伸ばして+7%の56%終了。しかし、例の三羽ガラスはやはり何らかの鳥の病に罹患していたようです。独歩安。
さて、今年の前半も終わり明日からは後半戦ですが、これを機に、東証の主力銘柄の比率をもっと上げて攻め込むことにします。銘柄毎に1週間程度のスイング向け、ボラティリティの高いデイトレ向けと分けながら、対象銘柄もこれまでよりもっと旬のものや、業績向上が顕著なものに入れ替えしていきたいと思います。週に数銘柄は入れ替える予定。
何と言っても、今更ながらですが、新興市場の出来高が細ってきている銘柄は、時折噴くのは噴くのですが、それ以外は全く閑散としているばかりではなく、姑息な見せ玉やトリックなどが跋扈しており、ほとほと嫌気がさしているという次第です。
東証の大型株にもそれらしいことは株式市場ですから当然ありますが、弱小投資家が牛耳れる程のものではありません。もっとダイナミックに大量の仕手筋資金が絡んだりしますが、それはそれでそこをうまく立ち回る醍醐味を追求すればよいだけのことです。
持ち越しはありません。心機一転しての明日の注目銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.7003三井造船 順張り
28日に再度直近の安値を付けた643円がベストな買いタイミングでしたが、これは結果論。その日は12円下げてOSCも再度36%まで下げておりましたので、そこでは買えません。どこが買いだったかというと、金曜日の安値が前日安値(643円)を上回って推移することが分かった段階です。しかも引けではOSCをきちんと+4%の40%に上げております。さて、明日ですが、もし648円から659円での押し目があればそこが買い場です。もし高く始まってしまえば、最初のVWAPあたりの押し目が買い時となります。
目標価格は第1段階が667円、第2段階が687円です。27日は680円止まりでしたが、今回はそれを上回れるかどうか。687円を超えれば後は700円に再度届くかと思います。
2.8924リサ・パートナーズ
再度リサ。不動産は軒並みやられておりますが、そろそろ反発が期待できる頃でしょう。中でもこのリサはOSCを36%→37%→39%と順調に戻しております。金曜日には安値の底を確認しておりますので、明日は336Kからの強気な上昇があればそれに遅れずについていくか、少々の押し目があれば332K割れは見込めないのを確認しての買い。327Kという28日が底かどうか。上値目途は350K。
3.8403住友信託銀行
銀行株全体の動向に注意しながらの売買です。1172円が再度割れるようだとまだ調整が長引きます。寄り付き少し押されてもそこから這い上がって、勢いがついての1180円あたりを下から抜くなら大丈夫かと。チョイと微妙な位置取りです。
4.4563アンジェスMG
1つ一発屋のこれを取り上げておきます。またぞろ上を目指す動きです。明日はできるだけ649K以下で仕込むことです。できれば640K割れまで行くと面白いかと。上は658Kあたりを抜けるかどうかです。そこを突っ切れば後は700Kまでまっしぐらかも知れません。それは出来高で感受すること。
5.9433KDDI
面白い攻防になっておりますがいわば一進一退です。何時反発してもおかしくない状況がずっと続いておりますが、その都度売り方に押されております。とりあえず金曜日はOSCが+4%の38%とコンバージェンスしておりますので、明日は906Kが死守できるかどうかが焦点です。絶対に916K以上では買うべき玉ではありません。
6.1976明星工業 売り
OSCが続伸しての81%にまで達しております。このところの最高値が620円ですが、そこまで届くにはOSCをもっと上げなければなりません。指数値は後26円の上昇で最高値に届いてしまいます。605円あたりに来れば、これは一旦下降に転じるのではないでしょうか。注意すべきはこの株、40万株程度に出来高を上げてから、5月9日のように100万株を越える大商いを演じることがあります。そうして世間の耳目を集めた後に620円を5月11日に付けております。金曜日はその40万株に到達しました。5月8日の時はOSCが51%であり、4月20日の77%から大きく調整した後でした。そこが今回とは違います。そのあたりがどう出るかに注目。
6787メイコーも同様に売り候補。4660円あたりで頭打ちなら。5000円までもし届く勢いがあるならこれは見送り。いずれにしても場中での迂闊な売りは、こうした高値追いの銘柄は危険。
7.4281DAC
そろそろ監視体制に入ると良いかと思います。68Kを固め切ったと見れば、明日は素直に反発しますが、OSC面ではその後の下げが予想されます。出来高もかなり細っております。そのまま閑散な状態が続くなら当然見送り。突如出来高が増えるかどうか、新興市場を占う意味でのカナリア銘柄です。
以上です。
さて、今年の前半も終わり明日からは後半戦ですが、これを機に、東証の主力銘柄の比率をもっと上げて攻め込むことにします。銘柄毎に1週間程度のスイング向け、ボラティリティの高いデイトレ向けと分けながら、対象銘柄もこれまでよりもっと旬のものや、業績向上が顕著なものに入れ替えしていきたいと思います。週に数銘柄は入れ替える予定。
何と言っても、今更ながらですが、新興市場の出来高が細ってきている銘柄は、時折噴くのは噴くのですが、それ以外は全く閑散としているばかりではなく、姑息な見せ玉やトリックなどが跋扈しており、ほとほと嫌気がさしているという次第です。
東証の大型株にもそれらしいことは株式市場ですから当然ありますが、弱小投資家が牛耳れる程のものではありません。もっとダイナミックに大量の仕手筋資金が絡んだりしますが、それはそれでそこをうまく立ち回る醍醐味を追求すればよいだけのことです。
持ち越しはありません。心機一転しての明日の注目銘柄です。
テクニカル用語の簡単解説
1.7003三井造船 順張り
28日に再度直近の安値を付けた643円がベストな買いタイミングでしたが、これは結果論。その日は12円下げてOSCも再度36%まで下げておりましたので、そこでは買えません。どこが買いだったかというと、金曜日の安値が前日安値(643円)を上回って推移することが分かった段階です。しかも引けではOSCをきちんと+4%の40%に上げております。さて、明日ですが、もし648円から659円での押し目があればそこが買い場です。もし高く始まってしまえば、最初のVWAPあたりの押し目が買い時となります。
目標価格は第1段階が667円、第2段階が687円です。27日は680円止まりでしたが、今回はそれを上回れるかどうか。687円を超えれば後は700円に再度届くかと思います。
2.8924リサ・パートナーズ
再度リサ。不動産は軒並みやられておりますが、そろそろ反発が期待できる頃でしょう。中でもこのリサはOSCを36%→37%→39%と順調に戻しております。金曜日には安値の底を確認しておりますので、明日は336Kからの強気な上昇があればそれに遅れずについていくか、少々の押し目があれば332K割れは見込めないのを確認しての買い。327Kという28日が底かどうか。上値目途は350K。
3.8403住友信託銀行
銀行株全体の動向に注意しながらの売買です。1172円が再度割れるようだとまだ調整が長引きます。寄り付き少し押されてもそこから這い上がって、勢いがついての1180円あたりを下から抜くなら大丈夫かと。チョイと微妙な位置取りです。
4.4563アンジェスMG
1つ一発屋のこれを取り上げておきます。またぞろ上を目指す動きです。明日はできるだけ649K以下で仕込むことです。できれば640K割れまで行くと面白いかと。上は658Kあたりを抜けるかどうかです。そこを突っ切れば後は700Kまでまっしぐらかも知れません。それは出来高で感受すること。
5.9433KDDI
面白い攻防になっておりますがいわば一進一退です。何時反発してもおかしくない状況がずっと続いておりますが、その都度売り方に押されております。とりあえず金曜日はOSCが+4%の38%とコンバージェンスしておりますので、明日は906Kが死守できるかどうかが焦点です。絶対に916K以上では買うべき玉ではありません。
6.1976明星工業 売り
OSCが続伸しての81%にまで達しております。このところの最高値が620円ですが、そこまで届くにはOSCをもっと上げなければなりません。指数値は後26円の上昇で最高値に届いてしまいます。605円あたりに来れば、これは一旦下降に転じるのではないでしょうか。注意すべきはこの株、40万株程度に出来高を上げてから、5月9日のように100万株を越える大商いを演じることがあります。そうして世間の耳目を集めた後に620円を5月11日に付けております。金曜日はその40万株に到達しました。5月8日の時はOSCが51%であり、4月20日の77%から大きく調整した後でした。そこが今回とは違います。そのあたりがどう出るかに注目。
6787メイコーも同様に売り候補。4660円あたりで頭打ちなら。5000円までもし届く勢いがあるならこれは見送り。いずれにしても場中での迂闊な売りは、こうした高値追いの銘柄は危険。
7.4281DAC
そろそろ監視体制に入ると良いかと思います。68Kを固め切ったと見れば、明日は素直に反発しますが、OSC面ではその後の下げが予想されます。出来高もかなり細っております。そのまま閑散な状態が続くなら当然見送り。突如出来高が増えるかどうか、新興市場を占う意味でのカナリア銘柄です。
以上です。