市場概況（９．３０．２０２２）

９月３０日（金）の市場概況です。

１．日経平均

　３０壁が強気転換したのが８月１８日。２８９４５円でした。そこから９月６日のOSC３７％でボトムを付け、翌日の２７２６９円までの押し目から９月１３日にはOSCが６３％にまで上昇。この日まではいけいけどんどんでBUYサインも点灯。

しかし、好事魔多し。そこからは４５００円ばかりの下落です。理屈の上では、まだ３０日壁が切り替わっていない（下方）ので、８月１８日の６６％がベースラインですが、９月１３日に最後にBUYサインが出ておりますので、この日のOSC６３％を超えない限り、上昇トレンドへの回帰はないものと思われます。

（これも１つの見方に過ぎませんが。）

今日は、９日RSIも下げ、１４日RSIもまだ２６％あり、OSCも－４％の３２％ですので、後１日か２日は下げ止まり感が出るのに時間を要しそうです。

VR改も６７％と下降中。９月５日には２７％まで落ちておりますので、これもまだ下げ余地があります。

指数値を見ると、今日は６４３３ポイントです。６月２０日や７月１日には６１２４、６１４８ポイントまで付けましたので、計算上は後３００円の下落でそのラインに到達します。

幾ら何でも、そこまで落とされると売り方の買い戻しも相まって、一旦上昇に転じるかも知れません。

２．マザーズ指数

　OSCは４２％で前日同値。９日RSIが２８日で１７％と底打っております。まだ、日経平均より、こちらの方が立ち上がりが早そうです。

以上です。

明日のモニタリング銘柄（９．３０．２０２２）

明日、９月３０日（金）のモニタリング銘柄です。

まず、６８６９シスメックスは、売られすぎサイン点灯後の初めての買いサインは「売り」との鉄則通りの反落でした。出だしは、昨日「乗り遅れた」と焦った方々の買い上がりがあるのが、こうした状況での常ですが、その買い上がりも、昨日の高値を突破出来ないと見るや、利確の動きや、売り崩しの売りが優勢となり下げていきます。しかし、昨日の安値は割ることなく終わるのが多い。

この時のポイントは、今日のOSC５１％が２７日OSC３４％よりかなり上に位置することですね。さて、明日は既に１４日RSIが５６％と上に行ってしまっておりますので、８１４６円から８１８１円までの下押しからの、再度の８１８１円を軽々と超えるかどうかが焦点かと。

１．３６９７SHIFT　

　３０日壁、２１日に弱気転換後、初めてのBUYサイン。１８６００円を下回らない限り買い。

２．３７６９GMOペイメント

　同上。

３．９９８３ファーストリテーリング

　売られすぎサイン点灯直後のBUYサインは売りが通例。この株は果たして？

４．７７４１HOYA

　９月１４日に強気トレンド転換後、翌日からはダウントレンド開始。今日、再度BUYサイン点灯。今度はOSCが上り調子。このパターンは上昇？

以上です。

市場概況（９．２９．２０２２）

９月２９日（木）の市場概況です。

１．日経平均

　売られすぎサインは消えましたが、過去６日間で４回点灯。こういう「落ち目」の時は、買いサインが点灯すれば売りが妥当ですが、日経平均はVR改がわずかに前日より届かず、買いサインは途中で消えております。

しかし、ここは買いサイン点灯、しかも落ち目の段階、ということで明日は反落するのではないでしょうか？

６月２１日がちょうどそうしたポジションでした。この時は翌日こそ－９６円で大引けに安値をつけておりましたが、翌日からは４連騰。今の日本市場にこの時の活力があるかどうか？

まさか、９月８日の買いサイン点灯を受けて、その後３連騰した時の勢いはないものと思われます。

２．マザーズ指数

　こちらも１６ポイントほど上げて、終値で７００ポイントはキープしておりますが、VR改が前日より少し下回っており、買いサインは点灯しておりません。マザーズ指数は、６月２０日以降、上昇基調にはありますので、もう少し日柄調整をした上で、再度買いサインが点灯すれば、更なる上も望めますが、いかんせん、地合いがどうもあまり良くない。

以上です。

明日のモニタリング銘柄（９．２９．０２２）

明日、９月２９日（木）のモニタリング銘柄です。

計４３銘柄のリストアップ銘柄のうち、６８６９シスメックスのみ。しかし、１４日RSIが５７％と５０％超えなので、一旦反落の可能性がありそうです。その後、一息置いてまた上昇するかも知れません。

この株は、３０日壁を９月６日以来切り下げてきており、２０日には大きな下げに見舞われておりました。VR改だけ何とか切り返したのが昨日。指数値もあげておりました。

明日以降の値動きに注目。

以上です。

市場概況（９．２８．２０２２）

９月２８日（水）の市場概況です。

１．日経平均

　引き続き下方を目指す動き。まだBUYサインは点灯せず。これは８月１８日に３０日壁を約９００円も切り上げての、OSCの下方トレンドから、それが９月６日に３７％で底打ちし、その後出たBUYサインが９月１３日に途切れ、翌９月１４日に「暴落」。そこからは翌日の１５日に一時的に買い戻しがあったものの、２６日のOSC２５％を底にして、じわりと下に押されている最中です。

短期のRSIは１０％となりほぼ落ちきっておりますが、１４日RSIがまだ３４％もあり、この調整が待たれているようです。

筆者のBUYサイン点灯の条件は、

１．３０日壁が前日と同じか切り下がっていること。

２．VR改が前日より上昇していること。

３．９日RSIが前日より上昇していること。

４．１４日RSIも前日より上昇していること。

５．OSCは７０％以下であること。

６．指数値が前日より増えていること。

７．売られすぎサインが消灯していること。

以上ですが、日経平均でこの条件に合致したのが、

●　９月８日～１３日（１４日に－７９６円）

●　８月１２日

●　８月３日～５日

●　７月２０日

●　７月７日

●　６月２４日

●　６月２１日（２２日－９７円）

●　５月２７日～３０日（３１日－９０円）

●　５月２０日

●　５月１８日（１９日－５０８円）

●　５月１３日

●　５月１１日（１２日－４６５円）

●　４月２８日（５月２日－２９円）

●　４月１９日～２１日（２２日ー４４７円）

●　４月１４日（１５日－７８円）

●　３月１５日～３月２２日

●　３月１０日（１１日ー５２７円）

●　２月１６日（１７日ー２２８円）

●　２月８日

●　２月２日（３日－２９２円）

●　１月２８日～３１日

●　１月１２日（１３日－２７７円）

●　１月４日

計算はしておりませんが、かなりの勝率にはなっているかと思います。この数式は他の一般銘柄でも同様な確率で適合するようです。

２．マザーズ指数

　OSCを大きく落として－４％の３６％に。売られすぎサインが点灯。

以上です。