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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

海外市場概況(3.20.09)

2009-03-21 06:49:24 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説  

3月20日(金)の海外市場概況です。

◆ドル・円:95.89円(1円32銭の円安)木曜日からは22銭の円高。OSC51%(+7%)3月19日の44%から切り返しに転じたか?
◆シカゴ日経先物:7755円(円建て)大証終値比-105円。午前6時50分現在。
◆NYダウ:7278ドル(-122ドル)OSC56%(-2%)3月18日の66%から自然落下中。

NYダウはGEの収益見通し引き下げなどから自然落下に入りました。欧州株は軒並み0.5-0.6%ほど上げております。

ドルが買い戻されて、円安へと振れておりますが、米国債利回りの上昇は限定的。

FRBによる国債買い取り発表という歴史的ショックから一夜明け、ひとまず平静を取り戻しつつある状態ですが、気がつくと、こんな「劇薬」を使うほどに世の中は悪化していた、ということを市場が再認識をしている段階かと。

こうなりゃ、ECBにもこの「劇薬」を飲んで貰って、一緒に「麻薬常習患者」になって貰わねばと、追加利下げはもとより、長期債の購入を求める巷の声が益々高まっております。

この世界、不思議なことにこの手の「麻薬常習患者」を摘発する警察組織がありません。何故なら、その警察組織自体が「麻薬常習患者」によって生計を立てているためです。

いずれにしても、実際の麻薬と同じで、これを服用すると、人生、束の間の至福感に浸れるようです。手当たり次第に周りの債券を買いたくなると言います。しかし、そのうちその債券が単に葉っぱから出来ているのに気づいて、激しい嘔吐に見舞われるところなど、本物の麻薬そっくりです。

いずれ激しい禁断症状に襲われることでしょう。世の中、ヘリコプターからお札をバラマクだけで人々が至福感に浸れる訳はありません。昔の狩猟民族時代でも、食べ尽くした動物たちを呼び戻そうとしても、一度壊れたその地域の生態系は、空から葉っぱを蒔いたぐらいで修復される訳がないのと同じことです。

どうも昔の人は、現代人よりもそのあたりのことをかぎ分ける本能においては優れていたらしく、潔く新天地を求めて移動したものです。初期にアメリカに入植した人々もそうであったことでしょう。

なお、1つだけ今回の「麻薬常習患者」が激しく嫌悪する物質があります。それは金(マネーではなく、ゴールドの方)という、過去に、無数の錬金術師が、祈祷師まで動員して作ろうと試みた挙げ句、挫折に挫折を重ね、現代に至るまでその錬金が叶わぬ貴金属です。

この金を保有している人が、太陽に向かってそれをかざし、その反射する光を身内の麻薬常習患者に激しく照射すれば、場合によっては、ごく普通の人間に再生されると、の長老から長く言い伝えられている貴金属です。

既に、この金の類い希なる効用にいちはやく気づいた人々が、急ぎその確保に走りつつあるようですが、太陽光をもっとも激しく反射するといわれる、お釈迦様や、阿弥陀如来様、観音様、そして西洋ではキリスト様、或いはマホメッド様などを象った、いわゆるイコン、いやコインという金は、極端な品不足に陥っていると伝えられております。

な~んだ、今も昔も最後は神にすがるところなど、世の中、な~んにも変わっていないではないかと、巷のもう1つの声が聞こえてきそうな、お彼岸の祝日開けのオセアニアの快晴の朝でした。
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