テクニカル分析手法は、何を基軸にするかによって様々な態様を見せます。
今日は、まだ未完成なものの、首記のReverseBUY&SELL手法の関数式についての解説となります。
まず、ReverseBUYは、
1.OSCが過去30日間で最低値を記録した時の値(A)
2.上記の時の指数値(B)
3.当日の指数値<(B)でかつ当日のOSC>(A)
4.かつ、当日の売買指数>100%
次にReverseSELLは、
1.OSCが過去30日間で最高値を記録した時の値(A)
2.上記の時の指数値(B)
3.当日の指数値>(B)でかつ当日のOSC<(A)
4.かつ、当日の売買指数<100%
これまでは売買指数の代わりに、前日と当日のOSCの関係とか、VR改というボリュームレシオを使った数式の変化とか、前日の終値からの当日の高値・安値との関係とかを、当日の売買の参考にしてきましたが、どうやら、ここにきて売買指数が当日の騰勢を表す指標としては最適ではないかと思うようになりました。
そこで上記のような新しい関数式を思いついた訳です。
相場は、基本的には上げ過ぎた場合は反落しがちだし、下げ過ぎた場合は反騰しがちです。その場合は売買指数の100%を中立として、下は55%、上は144%が統計的に下げ過ぎ、上げ過ぎの境界線となります。(ラリー・ウィリアムズの膨大なデータ分析の結果)
という訳で、この分析手法によると、金曜日にReverseSELLを示した銘柄は、
・3350メタプラネット
・7011三菱重工
・6501日立
・5803フジクラ
・TOPIX
逆にReverseBUYを示した銘柄は、
・2160ジーエヌアイ
・9104商船三井
以上でした。今日はイラン・イスラエル戦争の激化で下げるでしょうが、このテクニカル手法は、過去データの分析からも、特段の大きなニュースがない場合には有効ではないかと思っております。
以上です。