株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(3.31.09)

2009-03-30 20:26:02 | 明日のモニタリング銘柄
欧州株は大幅下落で始まっております。また、ドル・円も97円を割れております。96.2円以上で終えることが出来るかどうかが、更なる円高へと進行するかどうかの瀬戸際です。

日経先物は大証終値より30円安です。米株価先物も現在172ドル安。

GMのワゴナー会長の辞任と引き替えに延命の融資はなされますが、思い切ったリストラをしない限り法的整理も辞さない構えです。

風雲急を告げております。各銘柄、激しく売られております。これはチョイと売られすぎではないでしょうか?

一応、NYダウが200ドル程度の下落をすると想定しての、明日のモニタリング銘柄です。( )内は今日の安値。

【モニタリングA】 買い候補銘柄

1.4564オンコセラピーサイエンス(142100円)
2.4822ハドソン(590円)
3.6417SANKYO(4330円)

【モニタリングB】 底値からの反発候補

1.3843フリービット(495K)
2.6875メガチップス(1570円)
3.1983東芝プラントシステム(831円)

以上です。

無理やり拾ってしまった感があります。ほとんどの銘柄が押しの最初のもっとも悪い形での終了となっております。

しかし、明日は月末です。しかも3月31日という年度末。最後ッ屁の上げが後場にでも見られるのかどうか?
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主力株滑落中

2009-03-30 11:29:54 | 株に出会う
米銀首脳が、3月は調子が悪いと呟いたことがやはり効いております。

確か、1-2月は「絶好調」のような口ぶりでした。その発言でNYダウも底を打ち、それに追い打ちをかけるように、FRBの長期国債買い取りでしたが、どうやら、ガイトナー財務長官がIMFによるSDR構想に否定的な見解を示さなかったあたりから、様子が少し変わってきたようです。

すぐにガイトナー氏は、ドル機軸体制には変更ないとのコメントを出してことを鎮めましたが、市場はドルに対してもの凄く敏感になっていることがこれで証明されました。

ドルが崩落しないのは、とりあえず貿易の決済やら何やらで、ドルがないと世界の経済が回らないようになっている、いわば基軸通貨であるのが唯一の理由です。すぐにドル以外の基軸通貨になりうるものがないので、消去法的にドルを捨てないだけですね。

中国を始め日本を除く諸外国は、ドルという奢侈に溺れてヘナヘナになった女房を「離婚」したくても、それに代わる相手がいないため、仕方なく腐れ縁を続けている訳です。

もしそこに、クレオパトラのような絶世の美女ではなくても、樹木希林のような、器量はともあれ、我慢強くてどっしりと大地に根を下ろしたような女性が現れれば、とりあえず皆さん、そちらに「避難」すると思うのですが、残念ながら、今の世界に彼女のような「通貨」は見あたりません。

と言う訳で、主力市場は金曜日の流れを受け継ぎ、引き続き滑落中。

野村など見ているとよく分かるのですが、一時プラ転するもそれが精一杯で、日経先物と相似形での右肩下がりの綺麗な線を描いております。

前場は、持ち越しの弱小株をそのまま調子が良いのでホールドし、前場の引け際に860円で3度目の挑戦をして買った1983東芝プラントシステムのトレードのみ。東芝プラントシステムは前回と同じく858円を引けで回復できなければ撤退です。

それにしても、今日はリターン・リバーサルで内需関連の食品株など調子がよいと思ったら、先物の思わぬ8500円割れで、一斉に下げております。

つまり、今日は反発すると思って買い進んだ短期筋が投げたという構図です。そういう短期筋が諦めて、売る人間がいなくなるまではなかなか上昇に転じないという、よく見られる株式の値動きの風景かと。

3度ぐらい下値を押してそこを耐えないと上がっていかないというのは、こうした日柄を経ないと腰の据わった上昇に転じないということの証かと思います。

その意味では、じっくりとその銘柄の来歴を確認しながらトレーディングすることが大切ということになりますね。

短期筋の筆者がこういう御託を並べる筋合いではありませんが。。。
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