ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

マホロバマインズ

2011年06月16日 | Weblog

学生時代からの仲良しからマグロを食べに行こうというお誘いがありました。何でもTVを見てヒントを得、行く気になったそうです。マグロ!良いね!とすぐさま話に乗って行く事にしました。

        

三浦海岸にある「マホロバ・マインズ」高齢者のみの宿泊で、4名様以上一人8000円の格安でお泊りできるので何度も利用しています。横浜から京急久里浜線にて三浦海岸駅にて下車。徒歩5分ほどで到着です。

          

久しぶりに夕食までの間に浜辺の散歩をしてみました。誰もいない海・・・打ち寄せる波・・・この小さな波も3ヶ月前の北関東では津波という牙を持った波が押し寄せたなんて信じられないほどです。

        

夕食はバイキングです。鮪・カンパチ!なんてお頭付で並んでいます。刺身好きの私にはたまりません。御飯なんかそっちのけで意地汚く刺身の盛り合わせ、寿司、鮪丼ずけ等などトレーに写真の如くピックアップして楽しみました。もう、これ以上食べきれない程欲張ってしまいました。

後はゆっくりと温泉に浸かり、友達どおしの気さくな会話に花を咲かせました。オホホ、アハハと娘の頃のように笑い、もう無礼こうです。

       

夜更かししても6時起床。7時の朝食にもバイキングです。あれだけ食べたのに・・・朝食もすんなり気持ち良いほど食べちゃいました。一寸体重が・・・気になりました。NHKの朝どら“おひさま”を見てから出発しました。9時

三浦海岸駅より一駅で三崎口駅下車。丁度乗り合いバスが出た後で、次は30分待ちなのでタクシーにてTVで紹介されていた市場や食事処まで連れて行ってもらいました。運転手の方は流石よく知っていました。

         

まだ開店したばかりの鮮魚売り場は私たちが一番乗りで、ゆっくりと店内を見て回り目ぼしいお土産を物色です。マグロの胃袋、心臓、卵の袋と珍しいものも並んでいました。ある店の店主はマグロのぶつ切りを陳列棚に置き、どれが高級のものか?何マグロか?と専門的に説明をしてくれましたが、どれも全部が上等に見えました。マグロの選別をするのに写真のようなマグロのシッポこの切り口から見ると上物なのだそうです。 

           

船着場にふと目をやると・・・えぇ~~!この様な光景が目に入って来ました。マグロの荷揚げです。カチンコチンに凍ったマグロ軍団がロープにつるされて漁船より仲買人の待つ場所に運ばれていきます。そしてそこにはトラックが列をなして止まり、荷台の扉を全快をしてマグロを待っていました。

                               

すばやく自分達のトラックへとマグロを入れて行きます。一匹づつ計量されて、どのような仕組みになっているのでしょうか?スムーズにトラックの中へと消えてゆきます。そして又次のマグロがあがって来ます。“おばさんそこにいると危ないよ!”と言われながらも引かずシャッターを盛んに切りました。マグロを積んできた漁船は何年も海原に漂って操業をし定められた漁獲量に達すると戻って来るそうです。

ですからこのような光景を見られるのは「運」がよかったのかもわかりませんTVでは見ることは有りますが実物では初めてでてしまいました。

      

興奮冷めやらぬうちに切りがないのでその場を離れました。あれ!?烏賊が干してある・・・!

即座に“おじさ~ん!その干しイカは売ってくれるの?”と聞いてみました。“まだ生干しでよければいいよ~!”と言う返事です。5枚で1500円也。おじさん曰く、その辺のみやげ物売り場でこのイカを買おうもんなら一杯500円は取られるよ!出来立てのほやほやで美味いよ!と言っていました。

      

昼食には初めに行った市場で紹介してくれた食事処「魚音」にて限定販売のマグロほほ肉のランチです。¥1、575。ほほ肉なんて私の町では手に入りません。ものめずらしさも手伝って限定を注文しました。マグロを煮てあってお味は少し濃い目。早い話がマグロの煮た物です。

      

バス停まで歩いていると只今、マグロの見聞きが出来るように特訓をしてもらっている青年に会いました。教えている人が、“おばさんたちにわかる様に、俺が今言った事を言ってやんな”と言いました。一生懸命説明をしてもらいました。が実際の所はよくわかりませんでした。なんでも熟練しないと仕事としては成り立たないのでしょうね!いけ面のお兄さん頑張って一人前になってね!!

こうして今回は中身の濃い一泊旅行となりました。「よかった!」