いよいよ5月のゴールデンウィークがやって来ます。東北地方の地震の爪あとが残る中、どのようなGWになるのでしょうか?ニュースで観光地へのキャンセルが続いていて、いつものGWならにぎわう場所もさっぱり客足が遠のいていている様子です。そこでホテル、旅館は料金を安くしてもお客を迎え入れる努力をしていると伝えていました。
私は旅行に行く当てもなくいて、気晴らしに近間の館林に出かけました。“野鳥の森ガーデン”の芝桜です。
80,000㎡園内に60万株の花々が咲き誇るとうたっている所です。今朝(29日)のNHKで秩父にある芝桜の名所“羊山公園”を映し出していたので近場の芝桜を思い出しやってきました。
甘い香りが一面に漂っていました。今年のガーデンはリニューアルされていていました。10時頃に来ましたが入園者も沢山訪れていてこの芝桜を楽しんでいるようでした。ここは3月下旬にはオープンしている様で桜の季節には桜と芝桜の両方を楽しめるようです。この時に来れば良かったと思いました。
野鳥の森ガーデンのすぐ側にある「茂林寺」です。愉快な顔をした茂林寺ゆかりの“たぬき”の像が25体境内に立っていて、それぞれの表情がユニークです。3月にはお雛様の格好で、5月は端午の節句の格好が用意されています。
>ショショしょじょじ、しょじょじの庭わ・・・ツンツン月夜だ皆出て来い 来い来い・・・<
と言う童謡を思い出しました。このお寺は「分福茶釜」の寺で有名です。特別料金を出すとその茶釜が見られます。おたぬき様がいっぱい飾られていて一見は必要かなと思います。
茂林寺を出て館林の市役所の駐車場に車を止めて公園に出ます。その近くに流れる“鶴生田川”にこいのばりが泳いでいます。1.4kmの桜並木と世界一の鯉のぼりだそうです。
この川がも少し澄んでいて、綺麗だあれば鴨も嬉しいのではないかと思うような川で、一寸残念です。世界一の鯉のぼりなら、川も・・・と思わず思ってしまいます。
又この鶴生田川”から5分ぐらいの所には、県立「つつじが岡公園」があって1万株のツツジと樹齢800年のヤマツツジが見られるのですが観光バスも並んでいたし、時間も1時を回っていてお腹もすいたので寄らずに素通りをしました。
R354線沿いに私のお気に入りの日本料理「松毬」(まつかさ)があります。折角、館林まで来たので久し振りにぶらり寄ってみました。かつて仕事仲間ときた事もあるお店で隠家のような雰囲気です。
写真の向かって左側が入り口で今日は一人寂しくお忍びです。
前菜〔じゅん菜のゴマ豆腐〕〔かつお、サクラ鯛の刺身〕〔桜蒸し〕
食事
左器:多羅の芽の天婦羅、人参・南瓜・シメジ・茄子の煮物xxxxxxx右器:穴子大根おろし添え、鴨刺身、筍と烏賊の和え物、鰆焼き物、 蟹入り卵焼き、瓜の煮物***赤だし(なめこと昆布)箸休め(赤かぶの漬物)
最後はデザート:自家製チーズケーキ、パインシャーベット、苺、小豆の水菓子&コーヒーです。以前に来た時に食べそこねた和牛を思い出し、今日は思い切って特別食と決め、コースを変えてもらって米沢牛の石焼を張り込みました。とろけるような牛肉の感触に顎が落ちそうでした?
美味しいと思い食べられる時が華?自分にご褒美?等と理由付けて一寸した贅沢を楽しみました。来年、自分が元気なら桜の季節には是非に来て見ようと思い帰途につきました。
参考
松毬 Tel:0276-82-5777
住所:374-0111群馬県邑楽郡板倉町海老瀬1073-1 火曜日(定休日)
営業時間 AM:11:30~PM2:00 PM5:00~PM9:00
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