本の迷宮

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黄十浪 (雲漢遥かに 趙雲伝 3)

2010-02-04 19:15:22 | 漫画家(か行)
<Amazonの内容紹介より>
漢中の激戦、劉備との別れ、そして最後の戦い……。至高の武人・趙雲子龍の旅の終着点を見よ!

中国、後漢時代末期。曹操の南征という死地を脱した劉備陣営。荊州、そして新天地・益州を奪取し、流浪の軍団はついに曹操、孫権に肩と並べる第三勢力となる。そして要衝の地・漢中を巡り、劉備軍vs曹操軍の正面決戦が始まった。覇者・曹操という大敵を前に、趙雲は己が積み重ねてきた武の全てを出し切れるか!? そして趙雲が立つ最後の戦い、諸葛亮の北伐…。「三国志」屈指の武人・趙雲の生涯を描いた歴史浪漫、堂々完結!


真面目で誠実な趙雲を真面目に誠実に漫画化したっていう感じのこの作品。
ついにラストです。

空城の計の「子龍は一身すべてこれ胆」と劉備が感嘆した趙雲もカッコよかったし、
ラストシーン、タイトル通りの雲漢を見上げて語る趙雲も素敵でした。

趙雲の一生を語るには三巻ではちょっと少なすぎたかな?
もう少し長く、この趙雲の勇姿を見ていたかったなあ。