本の迷宮

漫画感想ブログです。「漫画ゆめばなし」(YAHOO!ブログ)の中の本の感想部分だけを一部ピックアップしています。

いがらしゆみこ (キャンディ・キャンディ)(原作:水木杏子)

2009-06-02 13:05:00 | 漫画家(あ行)
この作品、原作者と漫画家の間で著作権裁判が行われたり・・・まあ、いろいろあったようだけど、
それには触れずに作品の感想のみについて書かせていただきます。

私はたぶん、一般的な人が読む漫画の量よりは多くの漫画を読んでるとはおもいますが、結構読んでない漫画も多いのです。
この「キャンディ・キャンディ」も、ほんの数ページは読んだことはありますがほとんど読んでいなくて、あらすじもほとんど知りませんでした。
アニメもほとんど観ていません。

・・・で、先日図書館でこの本を見つけまして初めてきちんと読んでみたのです。

ああ、なるほど「足ながおじさん」をベースに明るい少女の波乱万丈の半生を描いてるのね。
結構重要な登場人物が死んだり、主人公の運命もいろいろと変わるし、読者である少女達に絶大な人気があったのも頷けます。

大人になって初めてこれを読んだ感想は・・・一気に全部読んでしまったっていうことは面白いと感じたのだと思います。

・・・って、何だか他人事みたいな言い方だけど、
リボンヒラヒラ・・・ふわふわ巻き毛・・・おっちょこちょいだけど明るい主人公、
あこがれの王子様、いじわるな金持ち兄弟・・・などなど
・・・ちょ~っと苦手なんです。ごめんなさい。
だから今までこの漫画を読んでなかったんですよね。
でも、いい作品だと思います。
大人の事情で絶版になってるのは非常に残念です。