本の迷宮

漫画感想ブログです。「漫画ゆめばなし」(YAHOO!ブログ)の中の本の感想部分だけを一部ピックアップしています。

安斎育郎 (「だまし」の心理学)

2008-09-06 16:28:28 | その他
<出版社/著者からの内容紹介>
世の中には、さまざまな「だまし」があふれています。
最近問題になった、マンション強度偽装、食品の消費期限偽装、振り込め詐欺、
盗作、必修科目履修漏れ、テレビ番組の捏造などなど、どれも広い意味での「だ
まし」です。
また、推理小説や手品、トリックアートなど、人を楽しませるエンタテインメン
トとしての、罪のない「だまし」というものも存在します。
本書では、古今東西、さまざまな事例をとりあげながら、人はなぜだまそうとす
るのか、なぜだまされてしまうのかという疑問を、図説を使いながら解明してい
きます。
自称霊媒師による詐欺行為や、UFOやネッシーのニセ写真などのトリックを暴き
つつ、霊やたたり、超能力は存在するのかを科学的に分析。また、なぜ人々はス
ピリチュアルな世界に惹かれ、カルト宗教に心を奪われるのか、心理的、社会的
な面からもアプローチします。



なぜ、人はだまされるのか?
なぜ、人はだますのか?

手品の「だまし」は楽しい。
詐欺の「だまし」は腹が立つ。
不思議現象(UFOなど)はほどほどに信じてるとちょっぴり楽しい。
心霊写真も、ほどほどに信じてるのは楽しい(怖い?)かもしれない。
超能力もほどほどに信じてると楽しいかもしれない。
占いもほどほどに信じてると楽しいかもしれない。
何もかもウソだ~!って頭から否定してしまうのもつまらないような気がする。

とはいえ、何でもかんでも頭から信じ込んでしまうのは如何なものかと思う。

カルトや詐欺に騙されてしまうと大変なことになるかもしれない。

こういう本を読んで「だまし」のテクニックを知り、
「だまし」の罠にはまらないように心がけるのもいいかもしれない。

ただ・・・この本に書いていることが全部真実だ!と単純に信じてしまう人はやっぱり騙されやすい人なんだろうな~って思う。(笑)