(1986年 ASUKA9月号、11月号掲載)
このタイトル「生霊」と書いて<いきすだま>と読む。
意味は同じだが、<いきすだま>と読んだ方が何となく、より怖く感じるような気がする。
根暗で無口、思い込みの激しい女子高生<浅茅優子>が
生霊になって次々と人を襲う・・・という話。
こういう女性に好きだと思い込まれる男は災難だろう。(逆も同じ)
こういうタイプは望月峰太郎の「座敷女」にも似ている。
・・・が、「座敷女」はストーカーではあるが<生霊>にはなっていない。
<思い込みが激しい>・・・ということは<思う>パワーが強いんだろう。
実際に行動に出てストーカーでもするのならパワーはそちらに発散されるが、
そこまで出来ない場合、魂が身体から離れるのだろうか?
そういえば、「源氏物語」でも六条御息所が生霊になる話は有名だ。
行動に出て<ストーカー>になるのも、
行動に出ず<生霊>になるのも、
どっちも怖いが・・・少し哀れな気もする。
このタイトル「生霊」と書いて<いきすだま>と読む。
意味は同じだが、<いきすだま>と読んだ方が何となく、より怖く感じるような気がする。
根暗で無口、思い込みの激しい女子高生<浅茅優子>が
生霊になって次々と人を襲う・・・という話。
こういう女性に好きだと思い込まれる男は災難だろう。(逆も同じ)
こういうタイプは望月峰太郎の「座敷女」にも似ている。
・・・が、「座敷女」はストーカーではあるが<生霊>にはなっていない。
<思い込みが激しい>・・・ということは<思う>パワーが強いんだろう。
実際に行動に出てストーカーでもするのならパワーはそちらに発散されるが、
そこまで出来ない場合、魂が身体から離れるのだろうか?
そういえば、「源氏物語」でも六条御息所が生霊になる話は有名だ。
行動に出て<ストーカー>になるのも、
行動に出ず<生霊>になるのも、
どっちも怖いが・・・少し哀れな気もする。