札幌が巨人を呼んでるぜ！

巨人４ｘ－３中日

連勝し逆王手
崖っぷちから五分に戻した。テレビの視聴率も17％とまずまず。盛り上がってきたな。

テレビや新聞ではサヨナラ打を打った石井を取り上げているので、ここでは矢野を取り上げようと思う。
９回代打として先頭打者で登場。実は前の試合でも代打での登場だったが、初球を打ち上げて１塁ファウルフライに倒れている。
普通なら前の打席が頭をよぎり初球は見逃すところだが、矢野はそうではなかった。ピッチャー・岩瀬がストライクを取りに来た初球のストレートを強振しセンター前ヒット

雄たけびを上げ、ガッツポーズしながら１塁に走って行く。当然、監督は代走の鈴木尚広を送る。矢野は尚広とハイタッチすると、「やったぜ」とベンチに駆け足で戻ったが、その一連の表情が凄く良い顔をしていた。まさに闘う男だったね。矢野のこの表情を見て「これはイケる」と確信したよ。

その後、古城がつなぎ、寺内が送りバント。長野敬遠で代打の代打で石井が登場。そしてポテンながらヒットを打ってくれた。
解説の桑田が言っていたが、野球は攻・走・守の三拍子が揃ってなくてもできる。矢野も古城も尚広も寺内もみんな脇役。どんなに練習しても今後、主力になることはないだろう。でもチームにはこういう存在が欠かせないのだ。まあ、これは野球に限らずあらゆる組織に言えることかもしれない。

そりゃあ、いつもフルに試合に出たいだろうけど、自分の役割を全うしている。
この試合は３時間40分だったけど、９回に登場した矢野・尚広・石井の出番はその１割も満たないのだ。


さあ、泣いても笑ってもＣＳはラスト１戦。
中日は強い、強いよ。でも勝つのは巨人だ。


絶対勝つ！絶対勝つ！絶対勝つぞＧＩＡＮＴＳ！

札幌が巨人を呼んでるぜ！

行こうぜ日本シリーズ！待ってろ日本ハム！