巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

マジック36 さてMVPは?

2013-08-13 23:10:02 | 巨人
巨人7-10DeNA


一時の8点差から9回にはホームランが出れば同点という場面まで追いつめたが敗戦
しかし虎さんもマエケンに抑えられ、お付き合いして負けてくれたので巨人のマジックは36となった。ゲーム差は8、というのが不安なのだが(ゲーム差が10というのが優勝への安全圏と私は考えている)、このまま順調にいけば巨人のリーグ2連覇となるだろう。

そこで気になるのが、気が早いかもしれないが今年のMVPは誰か?ということだ。去年は阿部が打率.340、打点110の2冠王で文句なしの受賞だったが、今年はどの選手も決め手に欠ける。

打撃タイトルを取れそうなのは坂本の最多安打くらい。じゃあ、投手陣はどうか?チームの最多勝はルーキー菅野の10勝だが最多勝ではない。リリーフ陣はスコット鉄太朗が奮闘しているが、こちらも決め手に欠ける。もし山口が去年並みの投球をしていたらMVPに値していただろうが‥‥。

日本では「リーグMVPは優勝チームから」という暗黙の了解がある。
例えば1999年。この年、ルーキーだった上原浩治(現レッドソックス)が20勝4敗 防御率2.09 完投12と文句のつけようがない成績を残しながらチームが優勝できなかったためMVPを獲得できなかった。

上原を抑えてMVPを受賞したのはその年のセの覇者・中日の野口茂樹だった。成績は19勝7敗 防御率2.65 完投7。あらゆる部門で上原より劣っているにも関わらずにだ。故にMVPを受賞したにも関わらずベストナインは受賞できないという珍現象が起きた。ベストナインはもちろん上原。もっとも優れた先発投手に贈られる沢村賞も上原だった。

私が知る限り、優勝していないチームからMVPを受賞したのは1994年のイチロー(この年、日本球界で初めてシーズン200本安打を達成。ちなみにリーグ優勝は西武)以来いないはずだ。

でも「MVP=優勝したチームから選ぶ」という図式は今年に関しては当てはまらないと思う。
それほどヤクルトのバレンティン(打率.324 40本塁打 96打点)とDeNAのブランコ(打率.345 32本塁打 125打点)の成績が突出している。※成績は12日終了時

私は巨人ファンだが、今年に関してはMVPはこの2人のどちらかだろう。もしそうなったとしても文句を言う気はさらさらない。
じゃあ、なぜMVPに値する選手がいないにも関わらず巨人が独走しているのか。理由は3つある。1つは巨人と阪神以外のチームがあまりにもだらしないこと。2つめは橋本、中井、立岡らの若手が活躍し、今までハズレばかりだった外国人(ロペスとボウカー)の活躍によって層が厚くなったこと。

そして最後の3つめだが、昨年より巨人が弱いことにあると思う。このことを書くと長くなるので、この件はまた次の機会に。



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