マーくんに黒星つけて逆王手

巨人４－２楽天

難攻不落の田中将大城をついに攻略した
２回裏に２点を取られた時は「ヤバイなあ」と思ったが、５回表に５本のヒットを浴びせ逆転。６回表にも１点を追加し菅野→山口→マシソンのリレーで逃げ切った。これで３勝３敗。40年ぶりの日本一連覇に逆王手をかけた。

巨人はこれまで阿部・坂本・由伸・ロペスと４人もの逆シリーズ男が出るという異常事態だったが、坂本は３安打猛打賞。ロペスは田中から同点２ランホームランを含む３打点。由伸は逆点タイムリーを含む２安打。眠っていた３人がようやく目を覚ました。これは第７戦に向けて明るい材料である。後は慎之助の復活を待つだけである。

先発の菅野は７回を２失点（自責点は１）で勝ち投手に。シーズンでも連敗しない男は日本シリーズでも連敗しなかった。なんせマーくんに投げ勝ったのである。ナント頼もしいルーキーだろうか。いまや巨人の右のエースである。

第６戦が始まる前は、多くの人（一部の巨人ファンも含めて）がマーくんが先発完封、もしくは完投して…という想定をしていただろうが、そうは問屋が卸さなかった。私は信じていたけどね。絶対にマーくんに黒星をつけてくれると。念ずれば叶うこともあるんだ。相手は神様ではなく、人間なんだから。

これでシリーズは第７戦までもつれることになった。先発は杉内。前回の第３戦は１回2/3でＫＯされてしまった。リベンジの機会到来である。私は今年の杉内の出来には不満タラタラである。エース番号の18をもらい、まして年俸５億円も貰っておきながら、７回を投げ切るケースは数回しかなかった。昨年は左肩痛でポストシーズンを投げることができず、日本一を心の底から喜べなかったという杉内。巨人に来たのは日本一に貢献するためのはずだ。意地を見せてほしい。

第７戦は第５戦で先発した内海もベンチ入りする。おそらく楽天も則本をベンチ入りさせるだろう。ここまできたら総力戦である。どちらが有利とかはないと思う。技術うんぬんより気持ち、勝ちたいという闘志が上回った方が勝つだろう。もちろん勝つのは巨人だと信じている。

日本一になる・なる・なる！
巨人が勝つ・勝つ・勝つ！

今年最後の大一番をしっかり見届けたいと思います。頑張れ・辰徳ＧＩＡＮＴＳ！